安田顕のやりすぎ演技も許せてしまう…「大奥」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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毎回、文句ばかりつけていても仕方ないので、私めなりの楽しみ方を見つけているんですが、




その1つが田沼意次を演じる安田顕のやりすぎなまでの怪演です。




フジテレビ  木曜22時

「大奥」第4話


主演…小芝風花

脚本…大北はるか

演出…林徹




私めはこのドラマについて、過去にフジテレビでやった「大奥」とは記事で比較しないと決めています。




更に、これからは史実といかに違っていようが、それを批判するのもやめようと思います。

毎回キリがないので…。

いちいちそれを指摘し出したら。




そう、諦めたんです。

これは令和版の「なんちゃって『大奥』」なのだと思って見ることにしました。




そうですよ、徳川吉宗は「暴れん坊将軍」みたいに暴れてなかったし、水戸光圀は「水戸黄門」みたいに旅してないんですから…

フィクション、フィクション…。





そう割りきった以上は、家治(亀梨和也)をめぐって、倫子(小芝風花)と側室になったお知保(森川葵)はバチバチやりあえ~!

倫子は嫌がらせに我慢せず戦え、戦え~と煽りたいくらいです。




ただ、単なるいじめや嫌がらせばかりでなく、将軍からの寵愛をいかに得るかバトルという本来の大奥らしくなってきたのは何よりです。





今回やっと家治がなぜ田沼意次の言いなりなのかが分かりました。

家治は母親とある男の不義密通の子で、牢につながれたその男を家治少年に見せた上で、目の前で刺し殺したのでした。




顔に血を浴びた少年はトラウマになりますよね。追い討ちかけるように怖がらせる田沼の目をひんむき舌をベロベロ出した狂気じみた顔!

安田顕が振り切った極悪人ぶりを見せます。




いいぞ~安田顕。

それくらいやっちゃえ~!

今回の演出は過去のフジテレビ「大奥」シリーズを演出してきたベテランの林徹ディレクターです。流石です。




かつての大映テレビのドラマのように、みんなで振り切った演技をやれば、それはそれで面白くなるはずです。

遠慮なくやってください!





今回の評価は…7