やっと結ばれた2人…「大奥」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回もツッコミまいポイントは山ほどありますが、そこはグッとこらえて記事を書くことにします。

…我慢、我慢…




しかし、1つだけ。

このドラマ、京都の東福寺をロケで使いすぎ!じゃないですかね。

紅葉の名所であまりに有名なところで、「これ江戸城じゃなく、どう見ても東福寺じゃん!」とシラケてしまいます。どこかイメージのあまりない寺にしてもらえないですかね…。




京都に帰る帰らないって話なので尚更です。




フジテレビ  木曜22時

「大奥」第5話


主演…小芝風花

脚本…大北はるか

演出…林徹




お知保(森川葵)が家治(亀梨和也)の側室になり、「大奥」シリーズおなじみの展開になってきたこともありますが、




前回から演出がフジ・東映「大奥」シリーズを長年、演出してきた林徹になったので、




いかにも「大奥」シリーズらしい見せ方を映像でもしてくれて、ワクワクが増えてきましたね。

悪役たちの見せ方、将軍と側室や正室とのラブシーンの見せ方、許されないひと目を忍んだ男女の逢瀬の見せ方。




これだよ、これ!って感じが随所にありました。




お知保を側室に据えた田沼(安田顕)と松島(栗山千明)は、邪魔な倫子(小芝風花)を排除したいために、




倫子の恋人だった信道(鈴木仁)を武家伝奏にして、江戸に呼び寄せ、そそのかして倫子を京へ連れ戻させようと企みます。



そんなことできるわけないんですが、そこは我慢、我慢…




倫子はお品(西野七瀬)と共謀し、信道の誘いに乗り江戸城を脱出するかと思いきや、





不浄門で待つ信道に会い、自分は大奥で生きていく覚悟を伝えます。





だったら、文を書いてお品か葉山(小関裕太)に渡してもらえば良かったのでは?と思いましたが、それも我慢、我慢。




覚悟を伝える倫子の強さを演じる小芝風花の凛とした演技は良かったですからね。




お知保の琴が切られたピンチに自分の琴を提供した倫子の度量や、




公家からの正室は子を産めないしきたりがあるのかと訴えかける倫子の熱情にほだされ、




家治はグッと倫子へ心を動かされます。

江戸城で一番寂しそうな上様を幸せにしたい…という思いは、




自分の心はとうに死んでいる…と冷えきっていた家治の心を温めたのでした。





ついに床で抱きあう2人。

正室が「好きです!」ってストレートに言う大奥を初めて見ましたが、小芝風花のひたむき純愛演技に免じて、ま~いいか。



硬い家治の表情が和らいでいく変化を、亀梨和也はデリケートに演じてますね。




幸せになったと思えた矢先に、お知保が懐妊、そうは簡単にはいかないようです。




お品と葉山の恋にも悲劇が待っている匂いがプンプンしますね。




今回の評価は…7