失明した恩師のために…「ハコビヤ」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回も心温まる良い話でしたね。

このドラマを見続けてきて良かったです。

こういうハートフルなドラマがもっと増えてくれたらと思います。




テレビ東京  金曜24時52分

「ハコビヤ」第7話


主演…田辺誠一

脚本…綿種アヤ

演出…角田恭弥




今回の依頼人は世良(森永悠希)という画家をめざす青年。

コンクールに出す絵をある人に見てもらって欲しいとの依頼です。




その相手は神沢(原田佳奈)という世良に絵を描く喜びを教えてくれた恩師。




しかし、ある時、神沢はもう教えられないと告げ、その後連絡が取れなくなりました。




それでも世良は会心の作品を見てもらいたくて自分の代わりに白鳥(田辺誠一)に依頼しに来たのです。




白鳥が絵を持参すると神沢の様子はおかしく、実は目が見えなくなっていました。見えないから持ち帰るように、そして世良には目が見えなくなったことは言わないように頼みます。




しかし、持ち帰った白鳥は約束を破り、世良に神沢の目のことを伝えます。




すると、世良は絵を持ち帰り、手を加えてまた神沢のところへ持っていくように頼みます。




今度は世良も同道して、絵の具をより立体的に重ねた絵を、神沢に指で触らせてどんな絵かを説明してあげるのでした。




白鳥はかつて世良が描いたのを褒めた黄色い桜の絵を今も大切に残しているのを見て、世良の絵を見たい気持ちはあると察したのです。




白鳥の洞察力による粋なはからいが今回も運び屋の妙味として見せてくれました。




上質な短編小説を読んだあとのような読後感の良さでした。




今回の評価は…8