運べないものもある…「ハコビヤ」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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最終回、ホロっとするイイ話でした。

あまりお涙ちょうだいにしないさじ加減がこのドラマは絶妙なんですね。

最終回までそれは裏切られませんでした。




テレビ東京  金曜24時52分

「ハコビヤ」最終回


主演…田辺誠一

脚本…政池洋祐

演出…松本拓




今回の依頼人は自分を母親のもとに運んでほしいという少年、湊。

手紙をくれるだけで会えない母親に会いたいというのです。




かつて、自分も幼い時に白鳥(田辺誠一)に母親のもとへ運んでと頼んだのに運んでもらえなかった杏奈(影山優佳)は、せめて湊はと肩入れして、




熱心に探し回りますがなぜか母親は見つかりません。

白鳥は何か気づいたようで探ったところ、湊を届けることはできないと断言します。




杏奈はなぜだと食い下がりますが、実は湊の母親はもう亡くなっていて、それを湊に知らせられず、引き取った伯母が母親のふりをして手紙を送っていたのでした。



なので、湊を伯母の家に送ると、受け取りのサインは伯母から貰います。




そして、杏奈はなぜ母親に会わせてくれなかったかも白鳥が明かしてくれました。




杏奈の母親はもう再婚し、新たな家族がいました。

会わせない方がよいと判断して白鳥は杏奈を届けなかったのでした。




運べないものもあるんだという白鳥の言葉は深かったですね。





このドラマ、数多くの深夜ドラマの中でこれだけはと選んで見た作品でしたが、見て良かったです。

バリエーションもしっかりありましたし、可能なら続編も見たいです。




今回の評価は…8