花火を見せてあげても良くない?…「君が心をくれたから」第10話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~~、このドラマのスタッフは視聴者を泣かせよう泣かせようということに貪欲すぎませんか。




どうもこのドラマで私めが毎回素直に泣けないのは、それがシーンから透けて見えるからなんです。





今回の花火のシーンも、見せてあげられたけど視覚が…でも良かったんじゃないですかね。





フジテレビ  月曜21時

「君が心をくれたから」第10話


主演…永野芽郁

脚本…宇山佳佑

演出…相沢秀幸




桜まつりの日に雨(永野芽郁)は視覚を失うので、雨に見せるために何とか作り上げた花火を打ち上げたい太陽(山田裕貴)。




花火協会の会長(中丸新将)に審査してもらい、許可がおり打ち上げられることになります。




しかし、桜まつり当日、雨が降り始め花火は中止に。




すると、千秋(松本若菜)は自分が太陽に母親だと名乗れば、月が出て自分は月光に解けて消えるからと、太陽に母親であることを口にします。




太陽はせっかく会えた母親に花火を見せることもできず、別れることになってしまいます。





千秋の自己犠牲で雨はやみますが、時間はギリギリ。

プログラミングされているので陽平(遠藤憲一)の花火と順序を逆にすることもできません。




刻一刻と雨が視覚を失う8時に迫り、やっと太陽の花火が打ち上げられた時に、

観客が雨にぶつかってきて体勢を崩し、雨は見られないまま視覚を失ってしまいます。




相手を気遣い、雨も太陽に相手に優しい嘘をつきます。

2人の出会いの時の赤い傘にちなんだ赤色が強調された花火だったのですが…





このシーン、視覚を失った雨を演じる永野芽郁も、見せられなかった悲しみを押し隠す太陽を演じる山田裕貴も良い演技で見いってしまいましたが、




あまりに残酷な展開に、正直、ちょっと引きました。

今夜は最終回ですが、ハッピーエンドで五感を取り戻した雨が花火を見られたら良いのですが…




今回の評価は…6