前回、家治(亀梨和也)の子どもたちが史実ではどうだったかを書きましたが、
このドラマは確信犯的に史実は無視していて、子どもが産まれる順番も違えば、今回は18歳までは生きた家基をまだ幼い内に、お品(西野七瀬)の子どもより先に殺してしまいました。
何でもありなんですね(苦笑)
フジテレビ 木曜22時
「大奥」第9話
主演…小芝風花
脚本…大北はるか
演出…柏木宏紀
猿吉(本多力)は定信(宮舘涼太)に救われた恩義があって、定信に命じられるままに汚れ仕事をやってきたんですね。
しかし、流石にお品の子どもまで殺すのは良心の呵責があってできずに、それを報告したら定信に殺されてしまいました。
相変わらず定信がかなりヤバいです。
田沼意次は悪く描く作品は今までにもありましたが、歴史的には清廉な政治家だったとされる定信を、このドラマはどうケリをつけるんでしょう。
急に改心したらビックリしちゃいますけどね。
世継ぎを殺され傷心の家治はあんなに田沼に強く出ていたのに、もうどうでもよくなったのか、好きにしろとか言っちゃってましたね。
倫子(小芝風花)に出生の秘密も明かしてしまうし…。
このドラマ、どこにどう着地するのかさっぱり分かりません。
まさにカオスな状態です。
今回の評価は…6