冬ドラマはこの3作品が良かったです。
まず3位は…
山下智久主演
「正直不動産2」…7.90
8*8*7*8*8*8*8*8*8*8
ストレスなく安心して見ていられましたね。前作で良かった点はきちんと踏襲され、新キャラもそれぞれ機能して乱すことはありませんでした。
不動産についての知識もわかりやすく説明してくれて楽しみながらためになるのも前作同様で、まだまだ続編もできそうです。
2位
奈緒、木梨憲武主演
「春になったら」…7.91
8*8*7*8*8*8*8*8*8*8*8
1回しか7が無かったのは「正直不動産2」と一緒で話数が多い分こちらが上位になりました。僅差です。
同じ月曜日にフジテレビで放送された「君が心をくれたから」が泣かせようという作り手の意図があからさまだったのに対して、こちらは抑制がききポジティブで明るくしているからこそ悲しいというレベルの高い描き方でした。
脚本家の腕の違いですね。
W主演の奈緒と木梨憲武、それを取り巻く脇役たちもみな愛すべきキャラを好ましく演じていて作品を重苦しくしませんでした。
そして1位、
つまり冬ドラマアカデミー賞の最優秀作品賞は…
阿部サダヲ主演
「不適切にもほどがある!」…8.00
8*8*8*8*8*8*8*8*8*8
私めは基本的には記事を書くために曜日
順に録画したものを見ていますが、その順を待たずに放送されたら早めに見たくなるドラマというのが毎クール、ごくわずかながらあります。
今クールは唯一このドラマがそうでした。次回はどうなっていくのか?どんな面白い仕掛けを見せてくれるのか?そんな楽しみを与えてくれるエンターテイメント性の豊かさがこのドラマにはありました。
制作スタッフの細かいところまでのこだわりようも嬉しかったし、キャスト・スタッフが一丸となって良いドラマを生み出す勢いが感じられる作品でした。
なお、今クール選考対象にはなりませんでしたが、「お別れホスピタル」と「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」もこのTOP3と肩を並べる秀作だったことを付記しておきます。