どこまでホントでウソなのか…「滅相も無い」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、なかなか手ごわいというか、油断のならないドラマですね。




TBS  火曜25時28分

「滅相も無い」第2話


脚本、演出…加藤拓也



巨大な穴に入る順に集まった8人の男女が身の上話をしていくこのドラマ。

今回は初恋の女性とのなりゆきを話す菅谷(染谷将太)の番です。





菅谷は淡々と幼い頃、空手教室で出会った毛利とその後どうなっていったかを語ります。




留学先のアメリカで再会したり、旅行先のエジプトの空港でばったり会ったり、できすぎなくらいに再会を繰り返します。




3度めは日本に引っ越してきたからと毛利から連絡があり居酒屋で会います。




帰りのタクシーの中で、お互いに恋愛感情があったと言いながらも、菅谷は婚約者と別れたと言い、毛利は籍を入れたと言います。




語り終わった菅谷は婚約者と別れたと言ったのはウソで、今の妻と同棲していたと明かし、毛利が籍を入れたと言ったのもウソだったのではと言います。

毛利とは連絡が取れなくなったようです。




更に妻との間にできた子は長く生きられないとも明かします。

天罰だと考えていると菅谷は言いましたが…




ラストで菅谷は穴に入らず、家族のもとにも帰らず行方知れずになったとナレーションで語られます。

妻と子は元気に生きているとか…




ラストのナレーションで、ええ~?ってなりました。

菅谷の話はどこまでホントだったのか、そこすら怪しくなってきました。





もしかしたら菅谷は毛利のもとへ行ったのでは?とすら思えました。




染谷将太の飄々としてつかみどころが無い感じがその不穏な余韻に深みを増したラストでした。




今回の評価は…7