このドラマの初回の記事のタイトルを私めは「松下洸平のPVかっ!?」としたんですが、言い得て妙だったと我ながら感心しております。
その後も毎回毎回、松下洸平にこんなシチュエーションでこんなこと言われたり、こんなことされたらキュンしちゃうでしょう⁉️
というスタッフの熱い想いのこもったシーンが必ずあるんです。
今回は更にそれが増し増しになり、もう満腹です!とオジサンはギブアップ寸前でした。
TBS 金曜22時
「9ボーダー」第5話
主演…川口春奈
脚本…金子ありさ
演出…ふくだももこ
前回、前々回は演出が男性でしたが、今回は1話、2話を演出したふくだももこDに戻ったので尚更でしたね。
サウナでの寝顔しかり、レストランに誘ってくれるのしかり、極めつけは夕陽バックのキスでした。
このドラマを見ていると、松下洸平の最も正しい使い方はこういうことなんだろうなと納得させられます。
それに比べたら、やはり「Re:リベンジ」の赤楚衛二は明らかに間違っていて気の毒でなりません。
松下洸平だけでなく、このドラマはオリジナル脚本の強みで、三姉妹の相手役はそれぞれキャストのベストと言える良さを引き出しています。
離婚した六月(木南晴夏)を励ますように明るく接する松嶋(井之脇海)は、人柄の良い役だと特に良い井之脇海をうまく活かしているし、
妹のようにしか見てもらえないので、あつ子(YOU)に後押しされ、好きだと告白した八海(畑芽育)にドギマギしてしまう陽太(木戸大聖)も、陽太の実直さを木戸大聖は魅力的に演じていると感心します。
誰が演じるか気になっていた三姉妹の父親ですが高橋克実でしたね。なるほど、そう来たか~でした。
父親がいない間に七苗(川口春奈)は銭湯のリノベーション計画を進めてしまいましたが、
そりゃ、父親の許しを得ないでやっちゃダメですよね。
理解してもらえるでしょうか?
今回の評価は…7