感動の押し付けになる危険性…「GO HOME」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回の死者・雪雄役の片岡鶴太郎はセリフが1つもありませんでしたね。




モノクロで見せた雪雄のありし日の姿は感動的でしたが、この描き方って毎回続けていくと、エピソードによっては感動の押し付けになりうる危険性も感じました。




日本テレビ  土曜21時

「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」第2話


主演…小芝風花

脚本…八津弘幸、佐藤友治

演出…菅原伸太郎




人情味のあるエピソードにグイっと持っていった感じでした。




事業に失敗してできた借金を連帯保証人の妻に背負わせて自分は行方をくらますって、相当クズなことをしましたよね。




息子の秋信(萩原聖人)が恨みに思い続けたのは無理もありません。




コツコツお金を貯めて使ってもらおうと思っていたと言われても、今さら何だよ!ってなりますよね。




ただ、昔川に釣りに行った思い出を大事に思い続けて、写真を寝る前に必ず見ていた…とかって、親子の愛情で訴えかけられると、ちょっとホロリと来ますね。




モノクロの映像でつづられた雪雄の生前の姿は、贖罪の日々をイメージさせて、不慮の死が切なく気の毒でした。




孫の治療費に使ってもらえて、最後に桜(小芝風花)が持ってきた弁当をにこやかに食べる姿は救われるものがありました。



初回でも書きましたが、やはり桜と真(大島優子)のキャラの対比がはっきりしてないのと、小芝風花、大島優子の良さがイマイチ出しきれてないのが依然不満です。




第2話の評価は…7