また公開手術かと思ったが…「ブラックペアン2」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回の記事で書いたように人の生き死にが関わる手術を公開手術というショー化して見せることに私めは抵抗感があります。



なのに、今回もまた公開手術ってことになりまたかよ!とちょっと萎えて見始めました。




TBS  日曜21時

「ブラックペアン2」第3話


主演…二宮和也

脚本…槌谷健

演出…加藤亜希子




連ドラで何より大切なのは、視聴者がどれだけ主人公に思い入れを持てるかだと思います。



このドラマは初回で主人公の天城(二宮和也)が患者を手術するかを賭けをして決めるというところで、反感を買い勝ちでしたが、




実はいい人だというアピールで視聴離脱を必死で食い止めようとする意図を今回は更に強く感じました。




そして、やはり日曜劇場枠ということで、敵役を登場させ、それをこらしめるという痛快さを前回も今回も盛り込んできたのです。




前回は佐伯(内野聖陽)の医師会長争いのライバル菅井(段田安則)と手術を邪魔する安島(新納慎也)でしたが、




今回はまたも菅井と、その友人で製鉄会社の社長の水野(梅沢富美男)でした。

梅沢富美男は敵役がよく似合いますね。




公開手術の患者を生活保護受給者の年子(正司花江)に選ぶんですが、成功率の低い手術を治験薬を使い、その効果がある30分以内で手術しないといけないというハラハラ要素を盛り込み、




天城と世良(竹内涼真)のコンビネーションで切り抜けるという展開でした。




手術を成功させると天城は患者が生活保護受給者なので治療費として、手術を見に来ている人々に寄付をつのり、




更に年子の息子の孝利(立川談春)が水野の会社の作業員で負傷しても労災がおりないのを暴露し、こらしめました。





公開手術という設定をうまく利用した展開でした。

しかし、皮肉を言うと、医師たちがみんな公開手術を見に来てましたが、この病院そんなに医師たち暇なのか?と気になりました。



揚げ足取りですけどね(笑)

今回の評価は…7