このドラマのヒロイン桜(小芝風花)とそのバディの真(大島優子)はそれぞれツラい過去や、探し続けている人がいるらしきことで引っ張ってきましたが、
今回で真の方が明らかになり、次回で桜の方が明らかになるようです。
ダラダラと終盤まで引っ張らず何よりです。
日本テレビ 土曜21時
「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」第4話
主演…小芝風花
脚本…八津弘幸、佐藤友治
演出…大谷太郎
しかし、この身元不明人相談室の人たちってヒマなんですね。
こんなに人数いなくてもいい部署なのでは?と毎回思ってしまいます。
ま~それはそれとして、今回はバイク事故で死んだ大学生が、両親から行方不明届けの出ている葉山(濱田龍臣)ではないかということで、桜と真が両親に照合に行くことに。
バイクは盗難車だったので犯罪の匂いがするわけですが、母親(中島ひろ子)は否定しますが、父親(桜井聖)は息子だと認めます。
実は息子から10日ほど前にお守りが入った封筒が送られてきたとのことで、そのお守りを見ると真の顔色が変わります。
葉山は福島に以前住んでいたかと聞くとその通りで、真も行方不明になった婚約者の慎一(福田悠太)から同じお守りをもらっていたのです。
…で、真は桜に慎一について語るのですが、同じお守りを持っていたからと言って、慎一が葉山とつながっていたかも?と思うのは短絡的かなと気にはなりましたね。
葉山の親世代の私めとしては、ちゃんと育てたつもりの息子が盗難車で事故死したのみならず、住んでた部屋からホストの名刺や高価なアクセサリーが出てきたり、強盗グループにいたとネットで拡散されたり、強盗に使ってたらしき道具類の入ったケースが見つかったり、
…と、知らなかった息子の実態を知り、落胆し、これ以上知りたくないと嘆く葉山の両親は気の毒でなりませんでした。
しかし、福島の復興のために励んでいたことや、自分を強盗グループに引き入れた友人の名前をリストから消したこととかわかり、まあ良かったですけどね。
慎一が震災時に津波から人々を守ろうとする姿が映った動画が葉山のパソコンから見つかりましたが、なんで入ってたのかよくわかりませんでした。
慎一のことを葉山のエピソードに強引にからませた感じは否めませんでしたね。
あと回を追うごとに桜や真をさりげなくサポートするおじさんトリオ(吉田鋼太郎、戸次重幸、半海一晃)がいい味を出してきてますね。
第4話の評価は…7