前回、航平(中沢元紀)に告白されキスまでされてしまった太一(小林虎之介)。
モヤモヤしていたものを吐き出してスッキリした航平に比べ、太一は逆に航平の思いをどう受け止めたらいいかモヤモヤし始めるのでした。
そんな逆転ぶりが今回はキャンプに行った先で更に際立つのでした。
テレビ東京 水曜24時30分
「ひだまりが聴こえる」第6話
主演…中沢元紀、小林虎之介
脚本…川﨑いづみ
演出…八重樫風雅
キャンプに誘われ、素直に喜ぶ航平。
行くと返事をもらえて太一も喜びます。
太一はまだ航平とは親友気分でまた仲良しに戻れたのが素直に嬉しい様子。
でもやはり、どこかに航平が自分を好きというのをどう考えてよいかモヤモヤしてしまうようで、
キャンプ先で嬉しくてニヤニヤしてしまうのを我慢している航平に、我慢するなと言い、航平が笑顔を見せたら、太一はついその笑顔を見惚れてしまいます。
太一の中に自分でもよくわからない感情が芽生え始めているようです。
夜寝られず星を見に出た航平を追って太一もそばに行ったら、
いたずらっぽく航平はそんなに無防備だったらまたキスしちゃうよと言います。すぐに冗談と打ち消しましたが、航平はちょっとした小悪魔ですね。
「もうあんなことはしない。太一がイヤがることはしないよ」とフォローしますが太一は聞こえないような小声で
「イヤじゃなかったらどうするんだよ」と呟きます。
何かが太一の中で変わっていて、ついそれが口からこぼれた感じでした。
太一は悶々として寝られなかったんでしょうね。
翌朝の歯磨きシーンに、寝られなかったのを隠す太一に比べ、よく寝られたと言う航平との対比が皮肉でした。
次回からは航平と同じように聴覚障害を持つ後輩のマヤが登場します。
航平と太一の間に割って入ってきそうですね。
第6話の評価は…7