前回、道上(水川あさみ)が亡き父親(渡辺いっけい)が調べていたBG株事件の真相を引き継いで、ぐいぐいと迫っていたのに、
今回はそちらはさほど進展はなく、わかったのは浩子(高岡早紀)についてでした。
TBS 金曜22時
「笑うマトリョーシカ」第8話
主演…水川あさみ
脚本…福田晶平
演出…小林義則
道上の前に現れた浩子は、道上に詰め寄られてもはぐらかすだけで、道上に息子は大丈夫かと意味深なことを言い、夫が待ってるからと立ち去ります。
道上は息子が狙われているのかと、慌てて連絡を取ります。
誘拐でもされるのかと思ったらそうではありませんでした。
それでも心配だから会いに行けば良さそうなのに、浩子を尾行して浩子は小松という元医師と再婚していることを知ります。
道上の夫(和田正人)が入院し、息子を預かることになりますが、息子は母親(筒井真理子)に面倒を見てもらい、精力的に調査を続けます。
浩子に脅された割に一緒に公園で遊んだりとか、道上があまりに無防備なのに呆れました。
今回わかったことは、浩子は銀座で劉浩子という名でホステスとして働いていたこと。
本名は行方不明の亜里沙(田辺桃子)がペンネームに使っていた劉麗蘭で、母親は劉英華という中国人だったこと。
そして、その英華はよく荒れていて「復讐」という意味の中国語をしきりに口にしていたこと。
…でした。
劉英華は何があって誰を恨み、復讐したかったのか、その遺志を継いだらしい浩子は息子一郎(櫻井翔)を政治家にして何をしようとしているのか?
謎は深まりました。
なぜ浩子が小松と再婚したのかも関係してくるんですかね。
櫻井翔は五輪キャスターで忙しかったからか、今回あたりはやけに出番が少なかったですね。
あと、鈴木(玉山鉄二)は誰かに電話してましたが、誰に何を伝えていたか気になりました。
第8話の評価は…7