2話続けての親子ネタ…「GO HOME」第5、6話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

2週分まとめての記事になります。

どちらも親子がらみのネタでしたね。




日本テレビ  土曜21時

「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」第5話、第6話


主演…小芝風花

脚本…八津弘幸、佐藤友治

演出…菅原伸太郎(5)、本多繁勝、山田信義(6)




まず、第5話は桜(小芝風花)と母親(鈴木杏樹)のギクシャクした親子関係をからめて、路上でくも膜下出血を起こし亡くなった母親・桐子(阿南敦子)と、その後自殺を図った娘・紀子(久間田琳加)のエピソードが描かれました。




これまで、チラチラと映像では出ていた桜の自殺未遂や、名前の無い墓へのお参りがどういうことなのか、なぜ母からの電話に出ないのかなどが明かされもしたわけです。




どちらかというと桜の方のことを描きたいがために、エピソードの方はそれを引き出すきっかけみたいな印象にもなってしまいました。




桐子が亡くなっても家族から行方不明届けも何も出ていなくて、街中の防犯カメラをたどって自転車がわかり、そこから身元が明らかになりました。




いろいろ気になるところはあって、あんな人通りのあるところで倒れたら、すぐ救急車が呼ばれて搬送されたら一命はとりとめたのでは?とか…

よほど頭痛を我慢していれば別ですが、我慢する必要はないですからね。




娘が好きな甘いオムライスを作るのに砂糖を切らしたからって、そんなに無くなる前に買っておかないか?とか、




あと、せっかく成績はよいのに、わざと試験を途中でやめて落ち続けるという紀子の考え方にも無理なものを感じました。



よく事情がわからない内から桜が、自分と母親の関係に置き換えて、やたらと桐子のことを悪くとらえているのもかなり違和感を覚えましたね。




また、桜自身も、母親が再婚して生まれた妹に愛情が傾き、母親も変わってしまい、妹を殺しかけるまで思いつめたって…ちょっと唐突というか、そこまで思いつめることに説得力を感じにくかったです。




自殺しかけたのを止めてくれた男性(尾美としのり)の身元が分からず、お墓をたてお参りしているようですが、この人に関するエピソードはまたあるんでしょうね。




第6話はトー橫キッズでこちらも飛び降り自殺してしまった女の子(白木彩奈)の身元を、親しかった子(莉子)と一緒に探るという話でした。




トー橫キッズは本名も素性も明かさず親しくなることをうまく使ったエピソードでしたが、こちらも結局、母親(遊井亮子)が再婚した継父(和田聰宏)がお約束のクズでDVしていたというベタな話でした。



またそういう話?と行き着く先にオリジナリティが無くて、ちょっと残念でしたね。



大島優子が歌わされるいじりの小ネタは笑えましたね。




第5話、第6話共に評価は…6