また1つ進化を遂げた高橋文哉…「伝説の頭 翔」最終回 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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三浦春馬が突然この世を去り、残念な思いでいた時に、どこか風貌の似たまだ無名の高橋文哉を見て、この人はいつか三浦春馬のようになるのでは?と注目しました。




私めの期待通りに順調にステップアップし主演できる俳優にまで成長してくれました。




奇しくもこのドラマはかつて三浦春馬が主演した「サムライ・ハイスクール」でヘタレな高校生と凛々しい武士の霊を演じ分けたように、いじめられがちなオタク高校生とヤンキーのヘッドを高橋文哉も見事に演じ分けてみせました。




テレビ朝日  金曜23時15分

「伝説の頭 翔」最終回


主演…高橋文哉

脚本…古家和尚

演出…住田崇




この最終回で改めて高橋文哉に感心したのは、単なる演じ分けだけではなく、ヘタレでもう死のうとさえ考えた達人が生き続ける逞しさを身につけるまでの成長ぶりも演じたということでした。




最終回ではグランドクロスの仲間たちが、翔になりすましていた達人に実は救われていたことを思いだし達人を認めるくだりがあったり、




達人と同じでヤンキーにいじめられていたが、達人と違ってヤンキー憎しで財力を持つ立場になりヤンキー潰しに躍起になるキヨト(藤原大祐)に「ダセえ生き方してんじゃねぇよ」とタンカをきったり、




このドラマは達人の成長を描くドラマだったことがよく分かる最終回でした。




それでいて、成長した達人とはまた違う翔のカリスマ性も一貫して演じていて、こちらも線が太くなり、役者としての進化を感じさせました。




このドラマでは東城を演じたカルマという新たな逸材にも出会えました。

YouTuberから演技の仕事もやっていくようですが、ユニークな雰囲気があり、次はどんなドラマに出てどんな役を演じるかが楽しみです。




最終回の評価は…8