堀口の死に驚き記事続行…「GO HOME」第8話、第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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記事の更新が滞り気味なので第8話はもう記事を書くのをやめようかと思っていたのですが、




ラストの堀口(戸次重幸)の死に驚かされ、9話はよくできていたので続けることにしました。

8話(9/14放送)はざっくりと、9話(9/21放送)はきちんと感想を書きます。




日本テレビ  土曜21時

「GO HOME~警視庁身元不明人相談室~」第8話、第9話


主演…小芝風花

脚本…八津弘幸、佐藤友治

演出…本多繁勝(8)、山田信義(9)




第8話は捜査一課の手嶋刑事(阿部亮平)がメインでした。

手嶋は拳銃を奪われ、それを使った殺人事件が起きてしまうという話。





殺されたのは誰か?ということになり、背中に刺青があることから暴力団員ではってことに。武藤(半海一晃)は実は元マル暴で、桜(小芝風花)と一緒に行ってくれます。




しかし、遺体の写真を見せても組長の染野(泉谷しげる)も子分たちも知らないの一点張り。




事務所にあった野球グローブがヒントになり、殺されたのは池田(三浦獠太)で、発砲したのはその兄貴分の梶原(落合モトキ)だと分かります。




実は梶原は手嶋の高校時代の野球部のチームメイトでした。手嶋と池田は存続危機の組を救うために現金輸送車を襲おうとして、たまたま居合わせた手嶋の拳銃を奪ったのですが、




手嶋とわかり、その拳銃を使うのをためらい、池田と揉み合いになり誤って撃ってしまったのでした。




手嶋の再会もできすぎだし、誤って撃ってしまい即死ってのもな~。

手嶋と梶原には過去に因縁がありましたが、手嶋役の阿部亮平の演技力がいまいちなため梶原役の落合モトキのからみが感動につながりませんでした。




良かったのは「ヤクザの絆はそんなものか!」と桜に言われて、染野が池田や梶原のことを認め、麻薬がらみの組織に吸収されるのを反対し、現金を奪おうとした2人の意気を感じて、組の解散を決めるシーンでした。

泉谷しげるの情のある演技にぐっと来ました。




そして、第9話ですが堀口が転落死し、音信不通の親に妻の由理恵(星野真里)が連絡し、葬儀に来てもらったら、母親は息子じゃないと否定。…ってことは堀口を名乗っていたのは誰なのか?って話に。




まさかの一緒に働いていた堀口が身元不明人になってしまいます。




利根川室長(吉田鋼太郎)は遺族のためにも、事を荒立てるなとやめさせようとしますが、




桜は遺族にはホントのことを伝えるべきと、みんなの協力を得て真実にたどりつきます。




由理恵が殺人犯の娘であるように、堀口も殺人犯の息子で、それでも世話してくれた警官磯辺(モロ師岡)に憧れ、




自分も警官になるべく、戸籍を変えて警官になったのでした。

しかし、それは公安部の佐川(杉本哲太)の知るところとなり、佐川の言いなりで動く身となり、佐川の代議士との癒着を暴こうとして閑職の身元不明人相談室に飛ばされた利根川を監視するよう命じられます。




それを見抜いた利根川は再度不正を暴くための協力を堀口に求めます。




堀口はその正義感から警官をやめる覚悟で代議士に迫り、突き飛ばされて頭を打ち、それがもとで転落死したようです。




堀口が息子と母親(朝加真由美)が認めたシーンもぐっと来ましたし、堀口が遺した手紙を妻に見せるシーンも感動的でした。




最終回は堀口の弔い合戦として佐川の不正を暴くようです。




8話の評価は…7

9話の評価は…8