月がきれいですね…「嘘解きレトリック」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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今回もほのぼのとしたイイ話でしたね。こういうちょっと洒落た人情話は私めの好みです。




フジテレビ  月曜21時

「嘘解きレトリック」第3話


主演…鈴鹿央士、松本穂香

脚本…武石栞

演出…西谷弘




お金に困っているあまり、事務所にあるガラクタを古道具屋に売りに行くことにした左右馬(鈴鹿央士)と鹿乃子(松本穂香)。




ここは鹿乃子が嘘を見破る特殊能力を活かして、安く買い叩かれないようにするというシーンでしたが、巧みに今回のクライマックスの前フリにもなっていました。




今回は左右馬の親友の端崎(味方良介)が自分が腹痛を起こした時に助けてくれた半襟が松葉牡丹柄の女性にお礼を言いたいからと頼みに来ます。





新聞記事の写真に映りこんでいる料亭の仲居がその女性ではないかと、左右馬に聞くのですが、左右馬は違うと否定します。




鹿乃子は左右馬が嘘をついているのがわかり、なぜ嘘をつくのか不思議に思います。




ならばと鹿乃子は自ら確かめに行くのですが、実は古道具屋が財布を盗まれたという話をしていたその犯人が、その料亭の仲居だとわかります。




左右馬は鹿乃子が動くのを見越して嘘をつき、古道具屋の主にも伝わるように仕向けたのでした。




鹿乃子の能力を巧みに利用する左右馬の賢さ、フレキシブルさが面白い回でした。



前回また出てほしいと書いた富豪の令嬢の千代(片山友希)がまた登場しましたね。左右馬を好きになったようです。



鹿乃子も、今までマイナスにしかとらえてなかった嘘がわかる能力を、受け入れ寄り添ってくれる左右馬を好きになり始めているようで、





鹿乃子の「月がきれいですね」という言葉にそれをにじませているのも、洒落ているなと感心しました。




第3話の評価は…7