このドラマでは珍しく、ちゃんとしている外科医の上杉(三宅弘城)の秘密発覚とと新人ナース柚子(森田望智)の大失態が描かれました。
テレビ朝日 木曜21時
「ザ・トラベルナース」第6話(11月26日放送)
主演…岡田将生、中井貴一
脚本…山岡真介
演出…金井紘
今回、良いところもかなりありましたが、柚子がやってしまったことはやはり許されるべきことではなく、そこはドラマとはいえ、処分を受けてしかるべきだたと思います。
大前提でまずそれを書いておきます。
森田望智は期待している女優さんなんですが、この柚子というキャラはあまりにひどく描かれていて、演者が気の毒でなりません。
さて、それをふまえてこの6話を評すると、薬師丸院長(山崎育三郎)が招き寄せた上杉は歩(岡田将生)や静(中井貴一)も認める有能な外科医でしたが、
オペをもうやらないと言い出し、他の病院からのヘッドハンティング疑惑が浮かびます。
しかし、柚子が盗撮して実はガンで余命宣告されたと判明。柚子は自分の配信をバズらせたくて、それをアップしようとします。
それを歩が未然に見つけ、歩と静で説教をしてアップを止め、削除させるのですが、誤ってアップされてしまいます。
そんなミスする?とそこでかなり私めは萎えましたが、このドラマがしぶといのはそこからバズりはしましたが、上杉に救われた患者や関係者などから応援するコメントが多数寄せられ、
歩と静はもうオペができないから医師として死んだという上杉に、オペをしなくても患者や後輩の医師に寄り添い、治すことはできると説得します。
岡田将生と中井貴一の好演で、この説得するくだりが見ごたえありました。
静もかつて生きる気力を失いかけ、歩に励まされた経験がありましたからね。
人を見て人を治すドクターがいても良いというのが良いオチでした。
とはいえ引っ掛かりがあったので評価は…7