このドラマの初回の記事で、冒頭に延々と長く見せた静(中井貴一)と歩(岡田将生)の丁々発止の口喧嘩を、やはりこのドラマはこれが無いと…と賛辞をおくりました。
そして、最終回のラストも2人のフィリピンでの口喧嘩で終わりました。
第3弾もまた有りそうですが、そこでも2人の掛け合いをまた見たいなと思いました。
テレビ朝日 木曜21時
「ザ・トラベルナース」最終回
主演…岡田将生、中井貴一
脚本…香坂隆史
演出…金井紘
前回の記事で非難しましたが、最終回に向けてガチャガチャさせた展開は、一応収束はしましたが、
いろいろと中途半端な部分もあり、強引にガチャガチャさせすぎたなというのが最終回全体への感想でした。
サイバーテロでシステムダウンしてピンチの病院のために、おにぎり屋を野戦病院のように患者受け入れに使ったり、
クビになったのに許可なく病院に戻って入院患者のケアを始めたりと、
何だかリアルさに欠けて、すい臓がんの手術待ちの八木(若村麻由美)に歩がつい無理させるなんて言語道断で引いてしまいました。
薬師丸院長(山崎育三郎)の考えを改めさせ、八木の手術を歩とやって、患者の命のために歩に医療行為までさせるという
流れで、歩のスーパーナースぶりは発揮されましたが…。
ま~、このドラマは役者さんたちの演技、中井貴一の変幻自在の演技を楽しんだり、ナースたち(寺島しのぶ、安達祐実、野呂佳代、森田望智)や寮長(池谷のぶえ)の集団芸を楽しんだり、からかわれてキレる岡田将生のキレ芸を楽しんだりと、そういうドラマととらえて良いんだろうなとは思ってるんですがね。
「ドクターX」と似たようなもので。
たぶん第3弾があったらまた見るんだろうなとは思います。
最終回の評価は…7