秋ドラマ、最終回まで見続けた10本の平均評価ポイントで満足度ランキングを作りました。
10位
テレビ朝日 木曜21時
岡田将生、中井貴一主演
「ザ・トラベルナース」…7.11
8*8*7*6*8*7*7*6*7
同じテレビ朝日の続編ものでも、「民王R」は劣化してしまいましたが、こちらは主演2人のコンビネーションは健在で、ナース目線で描く医療ドラマとしての本分はブレていませんでした。
9位
菜々緒主演
「無能の鷹」…7.25
7*8*7*7*8*7*7*7
とにかく菜々緒が良かったですね〜!
そして、うまく活かした根本ノンジの脚本も良かったし、井浦新以下まわりを固めるメンバーも個性的で皆良かったです。上質のお仕事コメディでした。
7位と8位は同ポイントでした。
あえて優劣をつけると…
8位
フジテレビ 月曜22時
趣里主演
「モンスター」7.27
8*7*8*6*7*8*7*7*7*7*8
橋部敦子脚本らしくひねりのきいた弁護士ドラマでしたが、如何せん趣里以外の周りが弱かったですね。古田新太が出るようになってから引き締まりました。
7位
フジテレビ 月曜21時
鈴鹿央士、松本穂香主演
「噓解きレトリック」…7.27
7*7*7*7*7*7*7*8*7*8*8
私めはあまり探偵ものは好きじゃないんですが、このドラマは血なまぐさい事件とかではなく身近で人情味のあるエピソードが多くて、主演2人の個性もほんわかしていて見やすかったですね。
6位
TBS 火曜22時
奈緒主演
「あのクズを殴ってやりたいんだ」…7.40
7*8*7*7*8*7*7*8*7*8
胸キュンや三角関係の恋愛ドラマに偏ってしまったらイヤだなと思いながら見ていましたが、最後までボクシングというテーマが芯にしっかりあったのが良かったです。奈緒と玉森裕太の相性も良かっですね。
5位
TBS 金曜22時
柳楽優弥主演
「ライオンの隠れ家」…7.55
8*8*8*8*8*7*7*7*7*7*8
洸人、美路人の兄弟とライオン少年の関わりを描いた前半は8が続いたのに、後半サスペンス色が強まると7が続きました。バランスが難しかったですね。
キャストの好演が光りました。
4位
TBS 日曜21時
神木隆之介主演
「海に眠るダイヤモンド」…7.56
8*8*7*8*7*7*8*7*8
現代パートが足を引っ張りましたね。現代の朝子が玲央に語り聞かせるだけで過去パートばかりならもっと高評価になったのに残念でなりません。
端島は非常に良い題材だっただけにもったいないです。
3位
日本テレビ 土曜21時
松下洸平主演
「放課後カルテ」…7.60
8*8*7*6*8*7*8*8*8*8
途中、本来描くべきところから逸脱しそうになりましたが、そこからまた盛り返して良くなりました。
今どきの小学生が直面するさまざまな病を知ることができ、それと無愛想ながら真摯に向き合う主人公に好感が持てました。
しかし、最近の子役はホントにレベルが高いですね。
2位
NHK 土曜22時
安達祐実主演
「3000万」…7.63
8*8*7*7*7*8*8*8
新たな脚本システムによる作品でしたが先が読めない展開が続き、次回が最も気になる作品でした。
放送時に闇バイトによる強盗事件が頻発し、実にタイムリーでリアルさに迫力が増しました。
そして、第1位はイコール秋ドラマアカデミー賞最優秀作品賞となります。
1位
NHK 火曜22時
窪田正孝主演
「宙わたる教室」…8.25
8*8*8*9*8*8*8*8*8*9.5
秋ドラマアカデミー賞で、最優秀主題歌賞、最優秀脚本賞、最優秀助演男優賞、最優秀主演男優賞の4部門受賞し、これが5部門め。
今年は最後にこのドラマに出会えてホントに良かったです。
最終回には初の9.5をつけました。
実に感動的な最終回でした。
涙や感動をことさらに煽らないのも良かったし、しみじみとその良さをかみしめることができる私めの好みの作品でした。
このあと大晦日はドラマアカデミー賞の年間最優秀の発表、今年最も多くの「いいね」をもらった記事の発表を行います。お楽しみに。