各クール、満足度ランキングを発表してきましたが、上位にランク入りした作品のTOP10を発表します。
10位
夏クール
フジテレビ 火曜23時
桜田ひより主演
「あの子の子ども」…7.75
普通の高校生カップルが妊娠したことで陥る事態を丹念かつリアルに描いた秀作でした。
9位
春クール
テレビ東京 金曜24時42分
池松壮亮主演
「季節のない街」…7.80
宮藤官九郎が黒澤明が「どですかでん」として映画化した小説を連ドラ化。
寓話的な世界観で社会風刺や、人間の愚かさ、不可解さなどメッセージを込めた怪作でした。
6位から8位は同ポイントですが、優劣をつけました。
8位
冬クール
NHK 火曜22時
山下智久主演
「正直不動産2」…7.90
続編でしたが、期待を裏切らないクオリティでした。
7位
春クール
TBS 日曜21時
長谷川博己主演
「アンチヒーロー」…7.90
善悪の判別がつきづらい主人公の意図するところが次第に明らかになる緻密に組み立てられた構成がお見事でした。
6位
春クール
NHK 火曜22時
石橋静河主演
「燕は戻ってこない」…7.90
子どもをほしい夫婦のために代理出産をするヒロイン、それを取り巻く人々の心の揺れをシビアに描き、いろいろ考えさせられる作品でした。
5位
冬クール
フジテレビ 月曜22時
奈緒、木梨憲武主演
「春になったら」…7.91
娘の結婚と同じ時期に死期が迫る父親の残り少ない日々の生きざまが、年齢が近いだけに胸に迫りました。
4 位
冬クール
TBS 金曜22時
阿部サダヲ主演
「不適切にもほどがある」
昨日今日と一挙再放送していましたが、やはりよくできているな~と感心しながらつい見てしまいました。
3位
夏クール
NHK 火曜22時
河合優実主演
「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」…8.10
父は亡くなり、弟は障がいを抱え、母は病気で歩けなくなり、祖母は認知症が進み…と家族のためにネガになりがちなヒロインがたくましく生きていくさまに心打たれる傑作でした。
2位
夏クール
フジテレビ 月曜21時
目黒蓮主演
「海のはじまり」…8.17
今年賛否あわせて最も多くのコメントをいただいたのがこのドラマでした。
脚本には不満が無くもなかったのですが、主役も脇役もすべてのキャストが素晴らしい演技でかなりハマって見てしまいました。
そして、1位、年間最優秀作品は…
秋クール
NHK 火曜22時
窪田正孝主演
「宙わたる教室」…8.25
お気づきになりましたか?NHKの火曜22時枠の作品が全クールTOP10入りしました。
スゴいことですね。来年もNHKには引き続き期待したいです。