毎年1月2日は恒例となっている記事を書いています。
読者の皆さんに今年連ドラを見ていく中で注目してほしい若手の男優、女優の紹介記事です。
私めは長年、テレビの世界に身を置いていますので、おびただしい数の俳優、タレント、芸人の浮き沈みを見てきました。
そんな中で培われた、将来売れっ子になりそうか否かを見きわめるセンサーはかなりの精度になっています。
まずは若手男優から紹介しますが、手前味噌ながら過去4年で紹介した顔ぶれを列記します。
こちらを見ていただければおわかりいただけると思いますので。
21年
松下洸平
赤楚衛二
松村北斗
高橋文哉
22年
櫻井海音
細田佳央太
道枝駿佑
目黒蓮
宮世琉弥
白洲迅
23年
藤原大祐
藤原季節
板垣李光人
坂東龍汰
萩原利久
西垣匠
24.年
作間龍斗
日向亘
上杉柊平
木戸大聖
川村壱馬
いかがですか?
かなり早い段階で名前をあげているので主演クラスになるまでに年数がかかります。
21年にあげた4人などは、今や皆主演クラスになってますよね。嬉しい限りです。
では今年注目してほしい人をあげていきます。
まずは今年イチオシで是非!注目してほしいのが…
小林虎之介
TBS「下剋上球児」に生徒の1人で出ていた時はさほど注目はしなかったんですが、
昨年夏クールに同じ「下剋上球児」に出ていた中沢元紀とW主演した深夜ドラマ「ひだまりが聴こえる」で、これは!と目をつけました。
聴覚障がいを抱えネガになっている航平に天真爛漫な明るさで接し笑顔にさせる太一という青年を実に魅力的に演じました。
若かりし頃の妻夫木聡を彷彿とさせる風貌で、心を揺さぶるストレートな物言いや、キビキビした身のこなし、ナイーブさも垣間見せる表情の豊かさ。
他のBLものとは一線を画する秀作でした。
そして、続く秋クールでは「宙わたる教室」で太一役とはまた違った岳人役をこちらも熱く好演。
注目度も高まったでしょうから、オファーが続々入っているに違いありません。
次はどんな役を演じるか楽しみです。
「宙わたる教室」で彼を知った方は、U-NEXTで見られますから「ひだまりが聴こえる」もご覧になってはいかがでしょう。彼の良さが更にわかりますので。
続いて2人めは…
松田元太
旧ジャニーズのSTARTOには多士済々、将来楽しみな人がいますが、この人には
他の人たちとは違う異能を感じます。
バラエティーでのおバカキャラっぷりもスゴいんですが、頭で余計なことを考えずに感性で演じるような凄みがドラマの場合は強みになります。
色気や狂気のある役をやらせたら、かなりスゴいことになると予想しております。
3人めは…
塩野瑛久
この人にとっては黒歴史かもしれませんが内田理央主演の「来世ではちゃんとします」でセフレの1人であるAくんを演じていた時から気になっていた人でしたが、
今年、大河ドラマ「光る君へ」の一条天皇役をオーディションでゲットし、高畑充希や柄本佑を相手に好演したことで、飛躍のチャンスを得ました。
どこか浮き世離れした感じが貴重で、「無能の鷹」で強烈キャラの菜々緒を相手にしても、ウジウジキャラをしっかり好演していました。
ひねりのきいた役を今後も演じてほしいです。
4人めは…
野村康太
沢村一樹の息子さんです。
二世だから売れるんじゃないかという安易な予想ではなく、
新人離れした風格のようなものがあって、しれっとした感じが父親ゆずりで今後が楽しみな逸材です。
最後におまけとして、かなり先を見越して楽しみな逸材をあげておきます。
齋藤潤
「9ボーダー」で腹違いの弟として登場し、その演技に舌を巻きました。
コメントで映画「カラオケ行こ!」を推薦され早速見たら、綾野剛相手にこちらでも逸材ぶりを発揮しており将来性を感じました。
日刊スポーツ映画大賞の石原裕次郎新人賞を史上最年少で受賞しましたから、かなりの大器とにらんでいます。