vs後妻業の女…「相続探偵」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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2話になって更に良くなりましたね。

今回は初回以上に探偵の灰江(赤楚衛二)にアシスタントの令子(桜田ひより)と鑑定会社に勤めている元科捜研の朝永(矢本悠馬)の協力が増え、トリオのアンサンブルの妙が増しました。




気が強く文句を言いがちの令子と、小声で話しコミュ障気味の朝永というキャラの濃さもいい感じに活かされ、流石は西荻弓絵脚本でした。




日本テレビ 土曜21時

「相続探偵」第2話


主演…赤楚衛二

脚本…西荻弓絵

演出…菅原伸太郎




今回の依頼は離婚した父親が、その後再婚したらすぐに死んでしまい、遺産や保険金をごっそり手にした後妻に疑いを持った娘(毎田暖乃)が苦労している母親に遺産が来るようにしたくて生保の鬼頭(矢柴俊博)を伴い相談に来ます。





その後妻の紗流(宮内ひとみ←桜庭ななみが改名)は元銀座のホステスで、金持ちと結婚しては相手が心筋梗塞で亡くなり保険金と遺産を手にしてきた生保会社泣かせの後妻業の女でした。




毒物は検出されず、本人直筆の遺言書もあり完璧な手口でボロを出さないため、鬼頭は1000万払うから、でっち上げでもいいので殺人を証明するように頼みます。




灰江たちはいかにこの完全犯罪を切り崩すのか興味は高まりました。




事務所を退所し、本名になった宮内ひとみがピュアに見えていかにも男をたらしこみそうな悪女を好演しました。




令子は家政婦に、灰江と朝永はシロアリ駆除で家に入り込み、いろいろ探ります。



紗流はカメラアイの持ち主で交際相手と交換日記をするので、相手とそっくりな文字を書けるようにしていたのでした。

毒はロシアから入手した名もなき毒なので検出できなかったようです。




実は裏にはヤバい組織がついていて、そちらにも金が入るようで、紗流はやめるにやめられなくなってしまったようです。




灰江たちに暴いてもらい、やっとやめられてホッとしたのが皮肉な結末でした。




依頼にきた娘役の毎田暖乃は「妻、小学生になる。」で注目された子役さんで随分大きくなりましたね。目力がありやはり只者ではありませんでした。




2話の評価は…7