奥田瑛二演じる角田は病院の偉い人なのかと思ってましたが泌尿器科の先生だったんですね。かなりの名医のようですが…
まどか(芳根京子)の消化器外科、消化器内科に次ぐ研修先は、その角田が指導医の泌尿器科でした。
TBS 火曜22時
「まどか26歳、研修医やってます!」第4話
主演…芳根京子
脚本…松井香奈
演出…山本剛義
泌尿器科はとかく男性の性器がらみのことが多いので、女性研修医のまどかにとってはセクハラめいたことに耐えなければいけなかったりする科ではあります。
しかし、泌尿器科では膀胱に関する病気も扱うので女性の患者さんもいて、血尿の症状を訴える成田(佐々木希)という患者が外来にやってきます。
逆に角田が遠慮して女性同士のまどかが成田には対応しました。
角田はまどかを通じて検査をするように伝えます。
目の下のくまや足のむくみなど細かな異変に目をつけ、角田は成田の病状の重さを察知していました。
検査の結果は膀胱がんのステージ2.。
手術で膀胱を全摘し、人工膀胱のストーマをつけなければならなくなります。
成田は外資系の金融コンサルタント会社で働くバリバリのキャリアウーマンですが、外資系はシビアで入院となったら、あっさり第一線か閑職に異動させられます。
早く治して現場復帰をと考えていた成田はがっくりと力を落とします。
もう復帰できないならと、たださえ抵抗のあるストーマを成田は拒みます。
消化器内科でがん患者の死を体験したまどかは、それがトラウマで、生きてほしくて必死にストーマを成田にすすめますが、余計頑なにしてしまいます。
そんなまどかにアドバイスしたのは角田でした。自分が外来の無い時は院内の患者たちと話して得た情報を書きこんだ患者ノートを見せ、治療以外にもいかに医師は患者のメンタルケアをすることが大事かを伝えます。
まどかは成田の生きがいがプロレスと知り、腎臓かんを克服して復帰したレスラーの試合を一緒に観戦し、成田は手術を受けることにしました。
女性の人工膀胱ってデリケートですよね。それで命は救われても。
佐々木希はよくこの仕事をうけたなと感心しました。
4話の評価は….8