保育士たちのストライキ…「日本一の最低男」第5話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

前回は脚本が蛭田直美になり良かったんですが、今回はまた1~3話を担当した政池洋佑に戻り、また同じようなことを書かなければいけなくなりました。



フジテレビ 木曜22時

「日本一の最低男 ※私の家族はニセモノだった」第5話


主演…香取慎吾

脚本…政池洋佑

演出…及川拓郎




正助(志尊淳)が働く保育園の園長は中山美穂が演じていたのですが、亡くなったので新園長にかわったということで妹の中山忍が演じることになりました。




今回はその鮫島園長が、園児を増やすためによりハイレベルな保育を保育士たちに要求しますが、




たださえ人手不足な上に、非合理的な手書きの保護者への報告をやめなかったりで、改善をしてくれない園長に愛想をつかし保育士たちがごっそり辞めてしまいます。




アップデートしてない鮫島は昔はもっと…タイプで、保育士に寄り添おうとしないので、そりゃそうなるよな…って話でした。




そこで、一平(香取慎吾)は選挙の時の好材料にと、ボランティアで手伝うことにします。




香取慎吾が園児に「おっは~~!」をやってリアクションがイマイチという自虐的な楽屋落ちをやってましたが、




動機は不純でもだんだん肩入れしていって真剣に改善をめざしてしまうのはお約束パターンで、




正助たちはストライキを決行し、保育園以外の場所で園児を受け入れたりします。




もう一平はいい人ってわかっているので最低男といい人のギャップがさほど無くて、どんどんメリハリない展開になってます。




かなり難しく複雑な面もある保育園まわりのことを、あっさり気味に解決しましたが、現実はそんな簡単なことではないように思います。




今回のラストで一平が選挙がらみで行動してきたことが正助にバレてしまいます。

園児の顔は隠しても、軽々しく園児との写真をSNSに載せた一平に不信感が芽生えていた正助は、選挙のための行動だったのかと詰めよります。




何だか、正助の描かれた方も浅いんですよね。

志尊淳が気の毒になります。




5話の評価は…6