命についての選択…「リラの花咲くけものみち」第2話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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獣医師をめざす聡里(山田杏奈)が獣医師にはなれないと挫折しかけますが、いろんな励ましや自分や静原先輩(石橋静河)の親の生きざまに触れ再びやる気を取り戻す回でした。



もう次は最終回ですからあまりにあっけないですね。シリーズ化を希望します。




NHK  土曜22時

「リラの花咲くけものみち」第2話


主演…山田杏奈

脚本…水橋文美江

演出…谷口正晃



馬の出産で母体を守るために、胎内の馬を死なせることに抵抗をしめし、その後静原から獣医師はやめた方が良いと言われてしまった聡里。



落ち込んで東京の祖母チドリ(風吹ジュン)のもとに帰ってしまいます。




チドリは聡里に、亡き聡里の母親は心臓に疾患を抱えていたが、どうしても子どもを産みたくて命がけで産んだことを話します。




自分もそうして産まれてきた命なのだと改めて知らされる聡里。




そんな聡里を訪ねて、心配した寮で同部屋の綾華(當真あみ)や、同級生の残雪(萩原利久)がわざわざ北海道からやって来ます。



聡里が友人に恵まれていることをチドリは喜びます。




再び大学に戻った聡里に、先輩の加瀬(佐藤寛太)や静原もいたわりや励ましの言葉をかけてくれました。




静原はなぜ聡里に厳しいことを言ったかというと、自分の父親は獣医師で、競走馬を担当し故障して走れなくなると安楽死させることに耐えきれず、ついに心を病み自殺してしまったことを聡里に告げ、聡里にはそうなってほしくなかったからでした。




その優しさにも感動しましたが、そんな父親の死をふまえても自らも父親と同じ獣医師を志す静原の覚悟の強さにも感動しました。




こういう内面の強さを演じる時の石橋静河はスゴいですね。

彼女自身も母親と同じ道を歩んでいるわけですが…。




加瀬を好きになったけど、加瀬と静原は恋人らしいとわかり失恋するみたいな青春っぽいエピソードもありましたが、




最終回はチドリとの悲しい別れになるんでしょうか?

全3話はかけ足すぎますね。

2話の評価は…8