まさかの染田の回…「クジャクのダンス、誰が見た?」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回を見た時はちょっとした端役かと思っていた屋台ラーメンの主、染田(酒井敏也)ですが、



今回はがっつり丁寧に背景が描かれ、結構大事な役だったんですね。




TBS  金曜22時

「クジャクのダンス、誰が見た?」第4話


主演…広瀬すず

脚本…金沢知樹

演出…田中健太



黒幕につながる重要な手がかりになるはずだったのに、それを心麦には伝えない

まま死んでしまいました。

自殺か他殺かはわかりませんね。




幸せな日々を妻子と過ごしていた染田は、バブルがはじけたあと失敗し、不渡りを出して家業の畳屋は倒産、妻子も出ていってしまいました。




そこから転落し、詐欺に加担して逮捕された時に春生(リリー・フランキー)と出会い、励まされ出所後に屋台のラーメンを始めたのでした。



春生は妻(仙道敦子)や心麦を店に連れてきて、染田にいなくなった家族の続きを見せてくれていたのです。



今回のラストで、救急搬送された染田が息を引き取るまでの間に、もしもあの時こう言えてたら…とうまく行けていた時の自分のイメージが重なるシーンには、不覚にもちょっとグッと来ました。

酒井敏也にこんな気にさせられるなんて…(失礼)




人はちょっとした行き違いで人生を踏み誤るという典型例でしたね。




今回でだいぶ全体像が見えてきましたね。

春生は友哉(成田凌)の父親、力郎(酒向芳)が冤罪で真犯人は誰かをつきとめていたようです。




神井(磯村勇斗)が撮影した映像で、友哉に謝罪していました。




それを阻止しようとした、力郎を犯人に仕立てた黒幕が春生を殺し、友哉にまたも罪を着せたようです。




阿南検事(瀧内公美)と話していた謎の男は何者なんですかね。当時の検事でしょうか?




今回の見どころは友哉の弁護士になった松風(松山ケンイチ)と友哉が接見室で対面するシーン。



そして喫茶店で神井に映像を見せるよう求めて、松風と神井がいがみあうシーン。




松山ケンイチvs成田凌

松山ケンイチvs磯村勇斗

どちらも緊迫感のあるやりとりでした。

ぶつかり甲斐のある相手と演技を競うと相乗効果となるお手本のようでした。




4話の評価は…8