実際119番に悪質ないたずら通報ってかなりあるんでしょうね。
このドラマはそういう現状を伝え警鐘を鳴らす意味でも、意義があると感じました。
それにしてもテレビドラマに出てくるインフルエンサーとかYouTuberって大抵イヤなヤツか悪者に描かれますね。
いかにテレビのスタッフが毛嫌いしているかが分かります(笑)
そんな人ばかりじゃないのに…
フジテレビ 月曜21時
「119エマージェンシーコール」第5話
主演…清野菜名
脚本…橋本夏
演出…丸谷俊平
救急車が出動するほどでもないことで通報してくるのも困りものですが、
もっと困るのはその通報自体がいたずらであるかが判別しにくいものです。
粕原(清野菜名)が受けた通報は、電話していたら相手が具合悪くなり倒れたらしいから助けに行ってほしい…というものでした。
救急隊が向かいますが、言われた201号室には別の人が住んでいました。
いたずらと見なして退くか聞かれ、係長の高千穂(中村ゆり)は部屋を間違えただけで他の部屋にいるかもしれないので探してほしいと頼みます。
管理人に聞けばよいのに、一軒一軒探していくと、丁度その最中に同じマンションから足に激痛が…という救急要請が。
たまたま探している最中にその部屋に行ったので、病院に連れて行ってくれるとその男は喜びますが、先に通報があった人優先で、このあと来るからと後回しにされます。
ところが201は207の間違いで古川順子と書くけど「よりこ」の間違い、本人は何もなく元気でした。
後回しにされた男は恨みに思って、それをSNSに載せ拡散させます。
そういう誹謗中傷にとかく弱腰なご時世なので、消防局の総務部長や課長は謝罪会見すべきかあたふたしますが、一旦は報告書で田中(三浦獠太)が済ませてくれます。
しかし、例によって余計なことをしがちな粕原が、また通報のあった電話ボックスに行き、虚偽通報者は誰だったか探ろうとしたりしたがために、事態は悪化してしまいます。
どうも余計なことをしがちなこのヒロインが私めは好きになれません。
このドラマのマイナスポイントで、せっかく前回とかはそれが抑えられて良くなったのに「またかよ!」でした。
自分の指示や判断が間違っていたのかと落ち込む高千穂に、今回も堂島(佐藤浩市)がナイスアドバイスでした。
堂島はおいしい役どころですね。
5話の評価は…7