このドラマは今回入れてあと3話となりました。
有木野(松田龍平)が触れたがらない織田(中村蒼)の死の真相について、重要なキーマンである阿川(三上博史)が登場し、
最終章が始まった感じです。
期待通り、怪優三上博史が加わって、ドラマが更に引き締まり緊張感が増しました。
NHK 火曜22時
「東京サラダボウル」第7話
主演…奈緒、松田龍平
脚本…金沢知樹
演出…水元泰嗣
せっかく心通じあう仲になったのに、有木野の最愛の人、亡き織田が鴻田(奈緒)が警察官になるきっかけを作ったと有木野が知り、2人の間には溝ができ始めます。
有木野にとっては振り返りたくないツラい過去なのに、皮肉にも鴻田はあの時の人物が有木野と深いつながりがあったと知り、より詳しく知りたがるのです。
下世話な興味などではなく、あくまで鴻田の性格上、有木野と真摯に向き合いたいからなんですけどね。
有木野は頑なに拒みます。
そんな中、鴻田は阿川とバディになります。阿川はかつて織田とバディを組んでいて、誤訳事件を起こし、それがもとで織田は死んだようで、
八柳(阿部進之介)の話ではその誤訳の情報を漏洩したのが有木野だと言われているとのことでした。
だいぶ輪郭は見えてきましたが、なぜ誤訳をしたのか?なぜ織田は死ななければならなかったのか?情報を流したのはホントに有木野なのか?はわかりません。
更に複雑なことに第3話、4話でやった人身売買にからんでいたボランティアと呼ばれるシウ(絃瀬聡一)と阿川はつながっているようで、阿川は悪徳刑事なのか、何かを暴こうとするため接近しているのか、そこはわかりません。
神様がチャンスをくれたという阿川の言葉が意味深でした。
三上博史の微妙な表情の変化で演技する顔芸は健在で嬉しくなりますね。
あと2話、どんな展開になるのか楽しみです。
7話の評価は…8