冬ドラマアカデミー賞、続いては最優秀助演男優賞です。
ノミネートしたのは以下の役者さんたちです。
三上博史
「東京サラダボウル」
登場まで随分焦らされました。いつ出てくるのか待たされて終盤やっと出てきました。
なので登場回数は少なかったですが、登場するなりピーンと緊張感が画面にみなぎる強烈な存在感で、善悪見きわめづらく流石の怪演でした。
松山ケンイチ、成田凌、磯村勇斗
「クジャクのダンス、誰が見た?」
誰か1人というわけにいかず、3人まとめてのノミネートになりました。
終わってみれば成田凌と磯村勇斗の演技は過剰気味ではありましたが、3人それぞれ個性的な演技でヒロインを支え、盛りたてました。
特に松山ケンイチの広瀬すずとのやりとりはシリアスでヒリヒリした展開が続く中で、ホッとできるコミカルさがあり、シリアスとコミカルの絶妙な演じ分けが松山ケンイチならではでした。
奥平大兼
「御上先生」
早くから将来有望な逸材と注目されながら、特に連ドラでは役に恵まれなかった人で、ようやくポテンシャルを遺憾無く発揮するチャンスを得ました。
実力派が揃った生徒役の若手キャストの中でも頭抜けた存在で、難しい心理表現も繊細に演じきりました。
角田晃広
「ホットスポット」
角田晃広演じるホテルマン高橋さんが実は宇宙人と初回でわかった時には吹き出しましたね。
角ちゃんに宇宙人やらせるとは(笑)
同じ事務所で昔からよく知るバカリズムだからこその名キャスティング。
この面白さで最終回まで見事にひっぱりました。
以上6人の中から最優秀助演男優賞に選んだのは…
角田晃広
「ホットスポット」
これは文句無しですね。何ら悩まずに決めました。
最高でしたね、高橋さん。
見た目はただのおじさんなのに、宇宙人だから変にプライドがあったり、頼まれたら断れない人間味があったり、
カッコつければつけるほど可笑しいというのがまさに絶妙でした。
「特別ね…」というセリフがまだ耳にこびりついています(笑)