いや~、松下由樹演じる吉川の狂気じみた愛情がどんどんエスカレートしてます。
2話で早くもこんな感じで、どこまで行くんででしょうね?
毎回何をやらかしてくれるか、昔の大映テレビのドラマを見るような楽しみがあります。
テレビ東京 金曜24時12分
「ディアマイベイビー」第2話
主演…松下由樹
脚本…岸本鮎佳
演出…河原瑤
自分が見いだした拓人(野村康太)を連ドラにねじ込んだ吉川。
しかし、演技まだまだ未熟な拓人はうまく演じられるわけはなく、撮影現場では度々撮影を止め、なんであんなヤツを選んだんだ?という空気が…。
そんな中でも相手役の主演女優の美羽(中村ゆりか)は拓人に優しく接してくれます。
撮影の合間に親しげに話す2人に嫉妬する吉川は、遮るように殊更に割り込み、冷たくなった手を過剰にこすって温めたりします。
かと思うと、衣装の着替え部屋で衣装スタッフの女性が拓人を食事に誘うのを盗み聞きすると、怒りのあまり持っていた弁当をギュッと握ってグチャグチャにします。
怖~~っ!
怒りはそれだけではおさまらず、拓人が美羽の肩にかけてあげるジャケットの中に針を仕込んで、美羽がチクッと痛がり、
衣装さんの落ち度として厳しく責め立てるのです。
やり口が陰湿かつ業界が長いだけに老獪で、なんとも恐ろしいです。
そして、今回の極めつけは拓人とワインを飲み食事をする時に、ワインに睡眠薬を入れ、寝込んだ拓人の寝顔を撮りまくり髪を撫で撫で…って。
もうマネージャーの域を逸脱してますね。
拓人は毒親の母親(山口紗弥加)に否定されながら育ったようで、自己肯定感が低くなり、こんな自分に愛情を注いでくれる吉川に素直に感謝し、言いなりになっているようです。
この母親がいつ出てきて、吉川とバトルになるか期待ですね。
2話の評価は…7