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さて、
岡山が気にいった私たちは、
早速、家探しを開始。
数日後、とってもいい家に巡りあいました。
将来、生物環境系の研究、仕事がやりたいkentoは、庭で魚(マス、ザリガニ)を飼って、その水を循環させて野菜などを自給自足するシステムを庭で作りたいらしく。
そのために庭がいるんですよね。
あと、シンガポールに暮らし続けたかったミャーカは、豆柴がどうしても飼いたいらしく。
ペット可の庭付き物件にしたわけです。
入居するまでに手続きに2週間ぐらいかかるらしく、その間、京都や奈良に旅行に行くことにしました。
そう、今も親子で放浪中です。
生は、音が空中に響いて、素晴らしいなぁ。。。😍
大阪の下町の祭りしか知らなかった若い頃の私は、
祇園祭のお囃子が、遅すぎて、地味すぎて、嫌だったのになぁ。。。
今はこの音の響きとスピードが、心地よ〜い。
さて、続きです。
福岡を出て、岡山に着いたとたん、なんだろう、このゆるい雰囲気。
子供達も、全然違うねー。
って。
街ゆく人も笑ったり、喋ったりしてる人が多く、人は多いのに、好きなように縦横無尽に歩いても大丈夫な感じ。
よく海の中で、いっぱいいる魚たちが、思い思いの方向に、泳いでも、直前でピュッと、お互いに進路を譲りあって、ぶつからない感じを思い出した。🐟
自分の前で進路を妨げてる魚を、辛抱強く待ってることもない。
海の中には、見えない川がないから、進路をピッっと、変えられる。
多分、見えない川や、見えないルールが福岡のような都会には、いたる所にあって、知らず知らずに、うちらはその川をせき止めていたり、ルールを犯していたんだろうな。。。。汗
都会を都会づけるものは、人口や店の多さではなくて、(実際に岡山の店や人の多さには、びっくりしました😲)
こういう目に見えない川が、たくさんあることなのかもしれません。コンビニ、レストラン、駅、人との付き合い等々。。。
南国から来た我が家には、なるべく見えない川の少ないところが合ってるのかもしれません。
そして岡山は空が広い。
建物もいっぱいたってるけど、気が通っているのか、気持ちいい。
あとね、晴れの国って言われているらしく、晴れの日が多いらしいです。
これって、重要ですよねー。
海外から来て、親子で知らないところ、転々としつつ、家の内見、何軒もする場合、1日に10人以上の人に道を聞いたり、会ったり、話したりするから、なんとなく、わかるんですよね。
優しくて、マイペースな人が多い気がする。いい意味でね。
ここなら、人見知りする、ミャーカにも友達がたくさん出来そう。
私とミャーカのバレエの先生も、すっごい写真撮るカメラマンの友達も、岡山出身で、
二人とも、優しくて、素敵な理由が岡山に来て、ちょっとわかったような気がします。
子供達に幸あれ🧚♂️
えーー、シンガポールから出て、2週間。
今頃、福岡の新居で住んでる
と思ってる皆さん。
実は私と子供達は、京都におります!
最初、福岡で、6日間、物件みてたんですよ。
一番いい物件見た帰りの電車のプラットフォームのベンチにみんなで座って会議。
家族揃って最後の外食は火鍋でした。
ほんとは未接種の私は、去年から引き続き、今も外食禁止で。
パトロール隊に見つかると罰金2、3万ぐらい🥶なのですが。。。。
昨日は飛行機に乗るための、PCRテストをしていると、
病院の窓から火鍋の店内が見えて。。。
でも、これが最後なのね。。。
明日の晩、
私たちは福岡へ。
ラジは、しばしインドへ里帰りします。
みんな、無事、飛行機に乗れますように🙏🏻
えーこの11日間。
デングで死んでました。
インドで産後マラリアにかかった事はありますが、デングは、マラリアの比じゃないですね。
別名、bone breaking fever
って言われているらしく、まるで骨折したかの痛みが、背中や腰に。。。
鎮痛剤も効かないぐらい、痛かったですわ。
そして, とにかくしんどい。
歩けない。(赤血球が減るらしいです。)
10日間, 24時間ずっとベッドで寝てました。
ベッドの上で半身起こすのもしんどくて、ベッドに横になりながら、飲んだり食べたり。
今日、やっとベッドから抜け出し、トイレ以外の家の中を歩きました。
1週間で3キロの体液を失いました。
そういえば、神様に痩せさせてください🙏🏻
と、事ある毎に、頼んでいたけれど。。。💦
痩せるのと、体液失うのは、ちょっと違うよなぁ。。
さて、
引っ越しまで、あと数日。
パッキング、やっていかないとなぁ。。。
そんな弱った私に、朗報が!
あの、あの美しい真行寺君枝様が!
私のブログの読者に!
子供心に、
ラジの会社でコロナが流行っていて、とうとう、ラジもコロナに!😱
会社の同僚にコロナが出だした数日前から、念のため、
トイレもシャワーも食事も寝るのも、私達とは別室にしてたので、大丈夫かな🤔
とは、思うけど、家の中にコロナ患者がいると思うと、戦々恐々な思いがあります。
喘息もちの私が一番危ないな。。。。
39度あっても、体力があるラジは別室で大声で電話で喋ったり、リモートワークしたり、爆音でインドのアクション映画見ているようです。
さて、あと1ヶ月ちょっとの福岡行きの中、毎日、子供達と最後のシンガポールの日常を楽しんでます🤗
この2、3ヶ月、捨て活に忙しい中。
子供達に、毎日、2、3時間ほど日本語を教えたり、勉強させたりしてきました。
今日は朝から、インドの市民権の申請にまた行ってきました。
今回はあらゆる霊の絶縁体とも言えるラジが一緒なので、
安心して、行けました👌
まあ、今日はあのドア開けなかったですけど。。。
今日も人がいっぱいで、しょうがなく例の非常口あたりで待っていたkentoは気味悪い、気味悪いと言ってましたが。。。笑
その後は、
予約していたマリーナベイサンズへ。
12歳のミャーカの誕生日の記念にpapaと二人でランチの予約入れてたんです。
今度、いつ娘の誕生日を一緒に過ごせるか分からないですし。。。
1時間ほど、のんびり歩いたら、着きました。
あ、ミャーカは、昨日、ショートにしたいと急に言い出して、バッサリ行っちゃいましたよ。
未接種の人は、屋台であろうと、屋外レストランであろうと、飲食はもう半年以上、禁止されていて、モールなどに入るのも違反なんです。
罰金もすごいと思う。
いつも見回りの人達がパトロールしてます。
私はモール、daisoやユニクロ、ドンキー、銀行、図書館、動物園、郵便局、映画、ユニバーサルスタジオ、あらゆる所にずっと行ってません。
南国のシンガポールでは、ほとんどの店がモールに入っているので、ずっと靴も服も買ってないです。。。💦
私とkentoは未接種なので、レストランには入れず、雨が降ってたので食べれる場所探しに困りました。
結局、大好きなチャイナタウンの仏牙寺のフチに座って雨宿りしながら、買って来たものを食べました。
インド海外市民権待ちで、日本への引っ越しは、6月末になりました。エアーもとうとう買いました。
心臓医から、賢人が、1月にmRNAワクチン副反応であるという診断書をもらってから、2月に、3人での日本移住を決定して、まず、やったことの一つは、インド海外市民権の申請でした。
インド人と結婚した配偶者やその子供たちが、インドにビザなしでいけ、就労でき、土地などの遺産相続もスムーズになるものらしいんです。
インドに帰りたい!とかは全然ないんですが。
日本で有事の際、ビザなしで、インド政府の緊急航空機などで 脱出できる権利もあり、しかもインドから追い出されなくて。(ビザなどの問題で)
日本もイマイチ、信用してないので、いつmRNAが子供にも義務化されるかわからないし、憲法改定の不穏な流れもあっていつ戦争にまきこまれるかわからないし、地震が多くて、放射線漏洩など、何が起こるかわからないので。。。。
やっぱり、子供のために、日本以外の逃げ道をもう一個用意しておきたかったんですよね。
で、その申請のために、子供たちと、あるビルに行ってきたんです。
たくさんのインド人たちでひしめき合っていて、中は、完全にインド圏。
さばく人が多すぎるのと、働いてる人が全然急いでないのが要因だと思いますが、そんな絶望的な悠久のインド時間が流れる空間。
懐かしいなぁ。。。
ビルが古くて、換気設備が悪いのか、空気が薄いのと、人が多いので、廊下に出ることにしました。
廊下にも人が立っていて、窓もないし、空気は全然よくなかったんです。
で、ちょうどもたれていた壁の横にあった非常口用のドアをちょっと開けたんですよね。
空気入ってくるかな?って。
で、開けた瞬間、
子供たちに、
『あかん!ここ幽霊おるわ!』
って、言うと。
光の速さで、ドア閉めたんですよ。笑
ドアの向こうは、室内でコンクリートの非常階段があっただけなんですけどね。
説明しにくいですけど、確信したんです。だから頭より、先に口と手が動いた感じですね。
数年に1回、遭遇しちゃうんです。
空気が違うんですよね、空気圧というのか。
ドア開けた瞬間に、そういう場所はわかるんですよね。圧が違う。
あっ!おるな。。。。汗
って。
で、一番若いミャーカは一番離れているところに立たせて。
私がそのすぐ横の壁にもたれて。
賢人は、ちょっと離れて、もたれて、永遠に待ってたんです、自分たちの番を。
でも、空気があまりに薄くなってきて、息苦しくて、ヤバいかな、って思いつつも
その非常階段のドアをちょっと開けたんですよ。
で、閉まらないように、
自分のバッグを床において、ドアにかましたんですよ。
隙間風でも入ればな、って。
で、立って、携帯いじってたんです。
数分たったころ、少し開いてる非常ドアの向こう側から、
はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ。。。。。
っていう、むちゃくちゃ大きなため息が聞こえたんです。
ケントも目を大きく見開いて、
今の声、人間じゃなかったよね。幽霊?と私の顔を見ます。
私もあの声は幽霊だと、瞬時に確信しましたけど、いちおう、すぐ非常ドア開けて、階段のほうを全部見回しました。
階段の上の階にも、下の階にも誰一人いず、シーンと静まり返って、人の気配は全くしませんでした。
だいたい、あのため息の息遣いの鮮明さと、音量から、階段に誰かがいたとしても、同じ階か、その下の階のはずなのに、そこにはだーれもいないし、隠れる場所も、なんにもないんです。物理的に無理なんです。
二人で、
あの声は、この世のもんじゃなかったね。。。
うん。絶対、幽霊やったな〜
人間のため息にしては
何かがおかしい。
声や息遣いの飛距離なのか、よくわかりませんが。
声の感じから年のころ、20代後半から30代ぐらいの男の人で、多分インド人。
それぐらい声自体はリアルに聞こえました。
わたしは少しドアの開いた数メートル先の階段の下の方向から聞こえたんですが。
賢人は、自分のすぐ耳元で聞こえたって言うんですよね。。。。
それがね、ちょっと気になって。
今まで、2回、ケントは変なのに憑かれたことあるんですよね。
長いときは1週間以上ほとんどまばたきせず、人格も変わって。
今なら私も色々、勉強してきてわかるんですけど、当時はそれが何か、わからなかったんです。
これがあの反抗期なのか?って泣いたりしました(笑)
でも、あまりに変で、もしかして?って。
ダメ元で嫌がる賢人をインド寺に連れて行って、簡単な祈祷してもらったら、
すぐ落ちて、元の賢人に戻りましたけど。
大きな太鼓の弾けるような振動に合わせて顔の表面全体が、激しくピクピクピクピク痙攣して、なんかが取れたらしいんです。
あと、ラジの叔母さんは、生まれつき、イタコ体質の人で苦労したらしいですけど。
ずっと村の祈祷師で、亡くなった人たちとを繋ぐシャーマンや、農作物の不出来を占う?役目を担ってたらしいです。しかも、姉妹二人とも!
賢人もその血を少しひいてるのか、ちょっと他との境界線が薄くて、もらってきやすいので、気を付けないといけないなー、って思ってるんです。
落とし方とか、人の邪気の見分け方とか、この数年、いろいろ勉強したり見聞きしたこと、伝えているところです。
話は戻って、非常階段に誰もいないのを確認した後、すぐ、ドア閉めたんですよね。
わざと、声に出して、
「わかったよー、閉めるよ!」
って。
強めにね。
幽霊には強気の方がいいらしいですよ。
でも、なんであんな大きいため息したのかなぁ?
待ちくたびれた何百人、 何千人のインド人のため息を吸ってきたのかなぁ。。。
それにしても、ため息に混じった絶望感がすごかったなぁ。。。。
ただ待たされてだけじゃ、出ないか、あんなため息。。。
今でも、私とkentoの耳の奥には、あの声が鮮明に残っていて、我が家では、この1ヶ月、ため息ごっこのネタに使われています。笑
ちなみに、ラジがいると、ラジが絶縁体のようになって、不思議現象は絶対おこらないんですよ〜。
だから安心😊