今朝のNHKアサイチは異所性脂肪(いしょせいしぼう)、とくに脂肪筋(しぼうきん)の特集でした。
異所性脂肪とは、ふつう脂肪がつかない、つくべきではないところにつく、脂肪です。
内臓脂肪とは違います。
なんと、内臓脂肪より怖いのです。
脂肪筋ってなに?どうコワイ?
内臓脂肪とは、お腹周り、胃や腸などの周囲につく脂肪です。
メタボの原因で、皮下脂肪よりも危険だといわれていますね。
でも、筋肉につく脂肪筋は、もっと危険なのです。
脂肪がつく細胞が違う!
わたしたちの体には、脂肪細胞というものがあります。
ふつうは、食事からとったよぶんな糖や脂質は、脂肪として、脂肪細胞の中に貯蔵されます。
この脂肪細胞が大きくなったり、増えたりすることで、肥満につながります。
ところが、脂肪筋は違います。
脂肪細胞ではなく、筋肉の細胞の中に脂肪が入り込むのです。
つまり、脂肪をたくわえるべきでない細胞に、脂肪が蓄積してしまうのです。
脂肪筋っていわゆる霜降りのこと?
脂肪筋は、霜降りとは違います。
霜降りとは、筋肉細胞の層の中に、脂肪細胞の層が入り混じること。
霜降りの場合は、筋肉と脂肪とが、細胞レベルではちゃんと分かれてるんですね。
脂肪筋は、ほんらい脂肪が入るはずではない、筋肉細胞に脂肪が入り込んだ状態なのです。
筋肉細胞に脂肪が入るとなにが悪い?
筋肉細胞は、ほんらいはエネルギー源として糖をたくわえます。
ところが、ほんらい糖が入るはずのところに、脂肪が入り込んでしまうと、糖を受け入れることができなくなってしまいます。
そうすると、筋肉細胞に入れなかった糖は、血液中に残ってしまい、血糖値上昇につながるのです。
痩せている人こそ脂肪筋の可能性が高い!?
脂肪筋の怖いところは、見た目ではまったくわからない、というところ。
よく皮下脂肪がつきやすい人のほうが内臓脂肪がつきにくいとか、いわれますよね。
脂肪筋もそれと同じ。
皮下脂肪や内臓脂肪がつきにくい人のほうが、筋肉に脂肪がつきやすいんです。
NHKアサイチでも、50代のごく細身の女性が、脂肪筋と診断されていました。
私もテレビを見ていましたが、あんなほっそりとした華奢な女性が、糖尿病の一歩手前だなんてびっくりしました!
脂肪筋は意外と簡単に改善できる?
脂肪筋を放っておくと、糖尿病の原因になるばかりでなく、血糖が、脳や心臓の血管を攻撃して、脳梗塞や心筋梗塞の原因にもなってしまいます。
いやぁ、怖い!
でも、意外と簡単に、予防や改善もできるんです。
それが、運動。
息が弾む程度の運動を、1週間に60分間するだけでいいんです!
毎日、朝昼晩3分ずつ(3分×3回×7日間=63分間)してもいいし、週末に1回だけ、60分間の運動をしてもいいそうです。
いちばん簡単なのは速歩きですが、室内での足踏みや、階段の上り下りなどでも大丈夫。
体力をつけることで、筋肉にたまった脂肪は減らせるんです!
アサイチでは、インターバル速歩が紹介されていましたよ。
インターバル速歩については、こちらのブログで詳しく解説されています。
でも、運動する体力がない…
問題はそこなんですよね。
運動すればいいのはわかってる。
でも、疲れてだるくて、運動どころか、毎日の家事ですらおっくう。。
朝起きるのさえきついのに、いったいどうやって運動しろというの?
私も2年前まではそうでしたから、よくわかります!
体力がないっていうのは、運動不足もあるんですが、栄養不足もあるんです。
番組でも、肉や魚と野菜をしっかりとるとともに、糖分をとりすぎないよう、食事面からのアプローチも紹介されていました。
でも、
- 忙しくて、食事に手間ひまかけられない
など、規則正しく栄養バランスの良い食事をとるのが難しいのが、わたしたち現代人。
そして
- 食事に気をつけても、血液検査の数値がよくならない
ということがあるのも事実。
だって、カロリーは抑えつつ、栄養はしっかりって、そもそもが矛盾した前提。
- 40歳以降は、基礎代謝が落ちるから食事の量は減らしなさい
というけれども、同時に、
- 40歳以降は、栄養の吸収率が落ちるから、栄養価のある食事を
といわれても、かなり難しいですよね。
要は、
高タンパク、低脂肪、低糖でミネラルやビタミンをしっかり摂れ!
ってことなんですけど、それが難しいわけです。
そこを補えるんじゃないかな?というのが牡蠣エキスサプリメントの海乳EX。
異所性脂肪は、筋肉のほかに、心臓や肝臓にもつくのですが、肝臓についた場合が脂肪肝。
海乳EXは、脂肪肝のかたにも愛飲されているサプリ
なんですよ。