きどころね♪「ぼくちゃん、きどころねしてると風邪ひくわよ。早くねんねしなさい」彼女はやさしくそう言って、ぼくの耳を軽く引っ張った。「いてて」…なんてことがあった訳ではないけれど、服を着たままでごろ寝、うたた寝することを気仙沼弁ではきどころねと言う。着所寝だろうか。最初のセリフを正調気仙沼弁で言えば「あんだきどごろねすてると風邪ひぐでば。早ぐ寝らい」ばっふら風邪なんてのもあるらしいけど、まあそれはまたいずれ。 震災前、内湾の見慣れた風景。移住したばかりの頃、このあたりでカモシカに遭遇、驚愕した♪