あけましておめでとうございます。
昨年末、久しぶりのブログで大変ご心配おかけしました。
が、おかげさまで、とても良い検査結果が出ました。
3月から、ずっと苦しんできた、ななの脊髄腫瘍の正体がわかりました。
脊髄の髄膜腫。良性ということ。
ただ、1~2年後には再発の可能性は高いそうですが、進行も遅く、命にすぐかかわるような腫瘍ではないという結果。
神経鞘腫とは、別の病気でした。
脊髄は、硬膜という膜に覆われていて、脊髄腫瘍は、そのできる場所により3つに分類されるそうです。
①硬膜外腫瘍
②硬膜内髄外腫瘍
③硬膜内髄内腫瘍
②に、これまで診断されていた神経鞘腫と、今回組織検査の結果出た髄膜腫が含まれてます。(他にもまだいろいろな病気があります)
ななは、とても早い段階(脱臼の3月の地点)でMRIで影が写ってしまったため、ずっと悩まされてきました。
脊髄付近の腫瘍は、触れるだけで様々なリスクがあるため、病理検査をすることもできず、画像と現れた症状で診断されているのが現状です。
が、やはり開けてみないと真実はわからなかったというのが事実です。
東京の先生が、最後まで神経鞘腫とは違うと思うと言われたのが、本当でした。
ななは、思い切って手術をして、本当に本当に良かったです。
東京のこの病院以外、最悪の診断を言われ続けてきたので、なかなか実感が湧かず、しばらくは手放しで喜べませんでした。
が、最近、術前に比べ穏やかな表情になってきたななを見ながら、もう命の心配をしなくてもいいいんだと、ようやくホッとしてきました。
まもなく術後4週間になりますが、退院直後に痛々しかった手術の傷口も、
まだ左前足に力は入れられないけれど、歩行距離も伸びつつあります。
日々、ななの生きる力を強く感じ、私自身も負けられないなと思ってます。
これまではトイレの時だけでしたが、今年になってから、暖かい日中にカートで外にも出しています。
ななの病気がよくなるよう、応援・祈りありがとうございました。
皆様の祈りと、ななの強い運に、ただただ感謝です。
ななは、本当に幸運な子です。強い運に恵まれてます。
数年前に、ニコちゃん一家と知り合いになり、この病気の存在を知ったこと。
そのニコちゃんが麻痺から、腫瘍摘出で復活し歩けるようになったという経過・事実を知っていたこと。
その出会いが、今の幸せに繋がりました。
もしニコちゃん一家と知り合いでなかったら、今頃どうしていたのか、考えるとゾっとします。
もし、もし、脊髄の病気にかかり(こんな病気にならない方がいいに決まってますが)、厳しい診断をされ、絶望してる方がいたのなら(知り合いでも)、ななのことを思い出して、我が家にコンタクトをとってくださいね。
脊髄の病気で余命半年って言われていた子でも、助かったことがあるよ、と思い出してもらえたら、情報を提供することができます。
犬の病気の場合、症例も少なく、まだまだグレイゾーンのものがたくさんあると思います。
情報がほんの少しずつでも増えていけば、助かる命も増えていくのではないでしょうか。
皆様からいただいたななへの暖かい応援への恩返しにもなります。
人と人との繋がりって、犬生(人生)をも変えていく大事なことですよね。
今回の病気で悩み苦しみましたが、人との繋がり・助けのありがたさも、たくさん感じました。
このまま、ななの強い運で、きっと元通り歩けるようになると信じて、以前のように毎日を過ごしていきますね。
ただ、3本で歩くクセがついたせいか、なかなか、この足だけをリハビリしていくのはむずかしいのが今の悩みです。良い方法がありましたら、ぜひ、教えてください。
今年は、だんだん元気な姿を見せていけますように。
ななのことばかりになりましたが、める共々、今年もよろしくお願いします。