~小さな暮らし~ 3.自然に寄り添う暮らし | Natural Life + M's Style

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写真と言葉の贈り物。些細な日々の気づきやハンドメイドなど…✽

 
~小さな暮らし~を書き終えるまで
ブログ訪問はお休みしています。
 
ただでさえスローなのに
訪問していたらさらに…笑い泣き
 
    かたつむり..
 
 
早く訪問したいおねがい
 
それを原動力に3月中には
書き終えたいと思っています。
 
ご無礼をどうかお許しください。
🙏
 
 
………………………………
 
 
続き
 
 
 
 
 
庭師さんには
「ワザとじゃないこと、仕方ないです。」
と言ったものの、
 
 
 
 
一日にして
 
葉がワサワサと揺れていた
庭の大きなシンボルツリーが
鉛筆のような丸太棒になり

 

 

 
 
まるで流血しているかのように
丸太の先からは樹液が流れていく。
 
そんな姿を見ていると
気持ちは、やはり落ちるのでした。
 
 
 
 *
 
 
 
そんな日々が
一ヶ月位続いたある日
 
 
 
 
樹液は流れ続けながらも
なんと、新芽が出始めました。

 

 

 
 
そして驚いたことに
 
 
 
その芽は
どんどん増えていき
秋になっても、冬になっても
 
 
 
枯れるどころか
青々と若葉が開いてゆくのでした。
 
落葉樹なのに…どうして?
 
 

 

 
 
 
そうか。
 
諦めていたのは自分だけだったんだ。
恥ずかしい。ごめんね。
 
 
 
 
自然の静かな逞しさを前に
私は完敗でした。
 
 
 
 
 
 
 
そしてそれをきっかけに
自分の中で「生きる」事への想いが
急激に変化していきました。
 
 
 
 
自然へのリスペクトと
それに加えて
 
 
 
 
この時代まで
受け継がれている
 
古き良き時代のものたちの年輪に
強烈に惹かれるようになりました。
 
 
 
 
 
 
それはものだけに留まらず
諺や、季語や、童謡など
しつこい位に本を読んだり、調べたり。
 
 
 
 
なぜ昔の人は
それを大切にしたんだろう

愛したんだろう、伝えたんだろう

なぜ今も残っているんだろう
 
そんなことばかり
考えている自分がいました。
 
 
 
 
その中で自然と
食への変化も起きていきました。
 
 
 
 
生まれて初めて炊いてみた小豆。
 
餡子ってこんなにも
時間と手間をかけて作られているもの
だったんだ。
 
 
 
 
手作りすると
こんなにも美味しいんだ。
愛おしいんだ。
 
あらゆる方向からの感動でした。
 
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お米や雑穀にも
どんどん興味がわき
米粉でパンを作ってみたり
 
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お月見には
米粉でお団子を作りました。
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 庭によく来る鳥にもニコニコひとつ~

 
 
 
 
 
秋には
イチジクを40個位ドライにしました
 
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一週間ほど干した後の愛おしい姿は
食べる前から、既に最高でした。
 
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どれも私自身は
大したことはしていません。
 
 
 
 
調理はほぼ
自然の植物の力と、お天道様だけ。
 
干すことで栄養価は倍増し
待つ間の楽しみも倍増。
 
 
 
 
 
自然って本当に凄い。
昔の人のアイデアって素晴らしい。
 
 

もっと知りたい。

もっと昔の生活に触れたい。

 
 
 
そんなことをどんどん
思うようになっていったのでした。


 
~ 竹細工の美しい雛飾り~