お久しぶりです。
前回ブログを書いてから
あっという間にもう3月の最終日。
本当に早いですね。驚きます。。
～小さな暮らし～
今日、最終話です。
沢山撮ってきた梅写真とともに
よかったらお付き合いください。
＾＾
＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋＋
シンボルツリーが突然
丸太になるという悲しい出来事と
そんな状態でも
逞しく復活していくという姿。
その両面を見せられた私は
自然、暮らし、というものに
強烈に惹かれるようになりました。
お店で買えばいいものを
わざわざ干し
干して、待って、食べてみる。
今思いかえしても
全てに無我夢中でした。
知りたかったんだと思います。
その時の自分の感情を。
干して、待って、からの食事は
幸せ度、増し増しでした。
こんなに時間がかかることだったんだ。
こんなに小さくなるんだ。
こんなにも甘みが増すんだ。
発見の連続でした。
昔ながらの丁寧な暮らしって
なぜこんなにも心が落ち着くんだろう。
＋
そんなタイミングで
大切に使われていただろう
アンティーク家具をご縁あって
譲って頂いたことで
ますます
古きよき時代の暮らしへの関心は
加速していきました。
バタバタと走り回っていた
以前の自分には
考えられないのですが
毎日、土鍋でご飯を炊き
鉄瓶でお湯を沸かしています。
土鍋には当たり前ですが
保温機能もタイマーもありません。
（たまに焦る～。）
鉄瓶はお湯を沸かし
少し置いておくだけで
あっという間に錆びてしまいます。
（蓋が錆びかけて、びっくりした。）
昔ながらの暮らしって
なんと大変で面倒なんだろう。。
忙しいことが
当たり前で常だった私には
時間をストップさせるような
面倒さの連続でした。
でもそこには
今まで知らなかった発見も
沢山ありました。
土鍋で炊いたご飯は
信じられない位、甘くて美味しくて
（おかわりをせずにいられないし）
朝にいただく鉄瓶で沸かした白湯は
甘く優しく体の芯まで沁みていくのです。
面倒さと引き換えに頂いたものは
どれも自分には新鮮な宝物でした。
とは言え
まだまだ知らない事ばかりで
入り口に立っただけなのですが
暦を読んだり、諺を調べたりしながら
先人たちが残してくれた
膨大な資料に触れつつ
スローで面倒で
だけどとっても愛おしい
「小さな暮らし」を始めました。
この春からは
畑を借りて野菜を育てています。
先日、師匠（カレーおばあちゃん）に
指導していただきながら
じゃがいも種芋を４０個植えてきました。
かわいい仙台弁😊
畑時間が欲しいので
長年続けた書道は師範の免除を頂き
一旦卒業させて頂きました。
身体はひとつ。
あれもこれもは出来ません。
＋
旬のもぎたて野菜に目覚めたのは
去年裏庭の蕗の薹を収穫した時でしたが
今年も有難く豊作。
フキ味噌、天ぷらなどにして
春の味覚を味わいました。
肥料も太陽もない裏庭での自然パワー。
本当にすごいと思います！
どんどん時代はスピートを増し
無駄を省き便利さを追求していく中
私は敢えて、面倒でスローな
自然に寄り添う「小さな暮らし」を
選んでいきます。
そして
それを好きだと言ってくれる方と
楽しんでいきます。
そんな場所をつくるために
今、準備を始めています。
サイフォンで淹れるコーヒーは
アルコールランプの優しい火が
時間を忘れさせてくれますし
お米を使った和のスイーツは
地味だけど、美味しくて力強いです。
雑貨だったり、多肉だったり
寄せ植えレッスンなどなど…
時には一緒に、野菜の収穫とか(笑)
普段忙しく動いている方たちに
少しでもゆっくりのんびりな時間を
楽しんでもらえたらいいなぁ。
そんな想いです。
M’s cafeの話しは
以前から書いてきましたが
家具を
譲っていただいた辺りから
これは私だけが喜ぶ出来事ではない。
この場所が好きな人と一緒に楽しみたい。
そんな気持ちになり動き出しています。
素敵なアンティーク家具にも
是非触れて欲しいです。
「小さな暮らし」
これからゆっくりと進めていきます。
お近くの方、是非遊びに来てね♬
＊＊
今の気持ちを残しておきたくて
何回かに分けて書きました。
無事に書き終えて
なんだか今、ほっとしています。
長くなりましたが
お付き合い下さった方
ありがとうございました。
😊
梅が終わり、季節は桜へと