このタイミングでiPhone13購入した理由 | 凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

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初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

◯このタイミングでiPhone13購入した理由
 
iPhone13を購入しました。
ストレージ容量128GBの青いiPhone13です。
 
 
iPhone13を使ってみた感想は、、、
・画面が大きいです。
・アプリがサクサク快適に動きます。
・バッテリーの持ちが良いです。
・マスク着用Face IDが便利です。
 
と、最新のiPhoneだけに
文句のない使い勝手で
とても満足しています。
 
 
秋には新しいiPhone(仮でiPhone14)が
リリースされるのに、
なぜこのタイミングで
モデル末期の迫るiPhone13を購入したのか。
 
今回は私がiPhone13の購入に至った
理由を書こうと思います。
 
 
これまで使っていたiPhoneは
2016年4月購入のiPhone6sでしたので
【6年振りの買い替え】になります。
 
Phone6sは現在でも
Appleのサポート対象機種で
最新iOSのiOS15.5にアップデートして
使用していました。
 
さすがに6年も経つと
OSやアプリが重くなりますので
アプリの遅さや突然の強制終了、
アプリ使用時の発熱など
無理させているなぁーと
感じながら使っていました。
 
これまで3回のバッテリー交換を行いましたが、
それ以外には故障・破損などの
トラブルもなく良い端末だったと思います。
 
そんなお気に入りのiPhone6sですが
今年秋にリリースされる次期OS、
iOS16ではサポート対象から外れますので
買い替えのタイミングを迎えていました。
 
 
元々、次に買い換えるならば
iPhone13と考えていましたが、
そのタイミングは
新しいiPhoneが発売された後。
 
旧型製品となって値下げされた
iPhone13を狙っていました。
 
 
そこで今回の本題になるのですが、
なぜ値下げを待たずに買い替えたのか。
 
その理由は、ニュースでも報道されている
急速な「円安」です。
 
 
Apple製品は、
米国での販売価格を基準に
各国通貨の為替レートに合わせて
販売価格が設定されています。
 
iPhone13 128GB:799ドル(税抜)
 
日本での販売価格:98,000円(税込)
→税抜き本体価格:89,091円
 
ここからAppleが価格設定に使う
為替レートを計算してみます。
 
89,091÷799=111.5円/ドル
 
これまでの実績から新端末発売後は
旧型端末が100ドル値下げされますので
この秋にiPhone14が出た後は
iPhone13も同様の価格改定が行われると
仮定して計算してみます。
 
699×111.5=77,939円(税抜き)
→税込予想価格:85,733(税込)
 
現行価格より1.2万円程の
値下げが期待できますね。
 
 
ところが、、、
2021年当初の1ドル105円前後から
2021年の年末かけて115円台へと
円安が進みました。
 
そして今年3月頃からの急速な円安で
6月中旬には1ドル135円となるなど
1年半で30%近くも円安になっています。
 
 
ここで先日発表された
新型MacBook Airの話に移ります。
 
Apple独自開発CPUの「M2」搭載モデル。
デザインも性能も最新・最高で価格は、
 
164,800円(税込)
→税抜き本体価格:149,818円
 
米国価格:1,199ドル(税抜)
 
ここから価格設定レートを計算すると
149,818÷1,199=125円/ドル
 
現在のiPhone価格設定レートより
10円以上円安が反映されています。
 
と言う事は、
今後発売されるiPhoneも
1ドル125円で価格設定される
可能性が高い。
 
それどころか現在の為替レートに近い
1ドル135円で価格設定される可能性も
十分考えられます。
 
世界情勢を見ても
この先数ヶ月で円安の流れが止まり
円高に向かうとは考えづらい状況。
 
もし1ドル135円のレートが適用されると
iPhoneの価格はどうなるでしょうか。
 
iPhone13が699ドルに値下げされたとして、、、
 
699×135=94,365円(税抜き)
→税込予想価格:103,802円(税込)
 
何と、ドル価格は100ドル下がっても
為替レートによっては
日本での販売価格は
上がってしまうかもしれないのです。
 
 
ちなみにMacBook Airと同じ
1ドル125円で計算してみると、、、
 
699×125=87,375円(税抜き)
→税込予想価格:96,113円(税込)
 
現在の価格と2千円ほどしか変わらない
ことになります。
 
 
それならば、買い替えてしまえー!と
急遽iPhone13購入に至ったのでした。
 
この予想が当たるかは分かりませんが
こんな考え方でスマホを買い換える
人間がいるんだと言うお話でした。
 
 
ちなみに、
Appleは米ドル決算ですから
日本でiPhoneの販売価格を上げても
売上や利益が増えることはありません。
 
逆に、目先の見通しでは
原材料や輸送コストの上昇など
収益率が厳しくなる可能性の方が
高いのではないでしょうか。