凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

Amebaでブログを始めよう!

『Wi-Fi不調時に試すこと(その2)』

Wi-Fiがつながらない場合、
あなたはどうしますか?

前回の記事では
『Wi-Fiルーターの電源入れ直し』が
有効な処置とご紹介しました。

■Wi-Fi不調時に試すこと(その1)
http://bit.ly/3wXuZCW

多くの場合、
Wi-Fiルーターの電源入れ直しで
復旧するのですが、
今回は、
それでも直らない場合の処置と
我が家の小技をご紹介しようと思います。


まず、PCやスマホが
どのような経路で
インターネットに接続しているか
確認しましょう。

次の例は、
光インターネットをWi-Fi利用する場合の
典型的な構成です。

【PC/スマホ】
  |
 (無線、Wi-Fi電波)
  |
【Wi-Fiルーター】
  |
 (有線、LANケーブル)
  |
【光終端装置(ONU)】
  |
 (有線、光ファイバー)
  |
【インターネット】


この構成をご覧頂くと、
Wi-Fiルーター以外にトラブルを
起こしそうな部分が見えてきますね。

Wi-Fiルーターの次に怪しいのが
「ONU」と呼ばれる光終端装置です。


光インターネットの「光」とは
光ファイバーを使った通信技術です。

髪の毛より細い光ファイバーの中を
光の点滅信号を使ってデータ通信しています。

「ONU」は自宅やオフィスに引き込まれた
光ファイバーの光信号を、
LANケーブルの電気信号に変換する役割を
果たしています。

「ONU」よって
電気信号に変換されたデータが
LANケーブルを使ってWi-Fiルーターと
やり取りをすることで
インターネットが利用できるのです。


このため、
Wi-Fiルーターの電源入れ直しで
効果のない時は
『ONUの電源入れ直し』
を試してみましょう。


「ONU」の電源入れ直しも
Wi-Fiルーターと同様です。

機器に接続されている
ACアダプターのプラグを抜いて
電源を切ります。

電源が切れたら
『5分以上放置』

Wi-Fiルーターより長く5分以上、
できれば10分程、
電源OFFを維持することがポイントです。

その理由は
「ONU」に接続している光ファイバーは
NTTなどの外部の通信局舎に
つながっています。

「ONU」の電気的なリセットと合わせて
局舎側でも接続情報をリセットするため
長めの電源OFFを行います。

ㅤㅤ
その後、
抜いたプラグを接続しなおして電源ON。

「ONU」に電源が入り
本体正面のLEDランプが
一定の状態になるまで
数分待てばリセット完了。

通信機器は24時間電源を入れたまま、
普段は存在も忘れられがちですが、
不調になったら電源の入れ直し。

是非お試しください。


最後に、我が家での小技をご紹介。

我が家では
ONU、Wi-Fiルーター、LANスイッチなど
通信系の機器を
OAタップにまとめてつなぎ、
OAタップの元コンセントを抜くことで
まとめて電源の入れ直しが
できるようにしています。

安定したインターネット通信のため
定期的な電源OFF/ONと合わせて
よろしければお試しください。
 

『Wi-Fi不調時に試すこと(その1)』

Wi-Fiがつながらない場合、
あなたはどうしますか?

Wi-Fiは無線通信ということもあり
接続状態が目に見えませんので
なかなか対応が難しいですよね。

・Wi-Fiがつながらない
・Wi-Fiが時々切れる
・なんだか遅い

このような不調が起きたら
試すことは意外とアナログです。

不調時に試すことは
『電源の入れ直し』
によるルーターの電気的リセットです。

Wi-Fiルーターは
常時電源ONの機器で
普段は電源ON/OFFを
意識することがありません。

そうは言っても電気製品ですので、
不調になったら電源の入れ直しが
効果的なのです。


電源の切り方ですが、
多くのWi-Fiルーターは
電源スイッチが付いていませんので
ACアダプターから来ている
プラグを抜いて電源を切ります。

電源が切れたら
『1分ほど放置』

この『1分ほど放置』がポイント。

これにより機器を完全放電させ
電気的にリセットさせるのです。

その後、
抜いたプラグを接続しなおして
電源ON。

ルーターに電源が入り
通信できるようになるまで
数分待てばリセット完了。

機器を完全放電させ
電気的にリセットさせることが
ルーター不調時の基本対応です。


ちなみに、
我が家では
快適なWi-Fi環境維持を目的に
月1回くらいの頻度で
電源を切ってリセットしています。

でもリセットが効果的だからと言って
毎日など頻繁に電源を切るのは
電源系回路に負担が掛かるので
控えましょう。

何事も程々が大切ですよ。


次回はルーターの電源OFF/ONでも
Wi-Fiがつながらない場合の
確認ポイントを書こうと思います。
 

◯ホテルWi-Fiの進化
 
電気、水道、ガスと並んで
インターネット通信は
生活インフラになりました。
 
インターネット通信をする上で、
もはや必須とも言える
「無線LAN」いわゆる「Wi-Fi」も
すっかり定着しましたね。
 
オフィスや家庭は言うに及ばず、
ホテルでも標準装備と言える時代に
なりました。
 
 
北海道旅行のホテル選びの条件は
「温泉付き」でしたが、
札幌、旭川、富良野、小樽の
すべてのホテルで当たり前のように
「無料Wi-Fi」が提供されていました。
 
出張者向けのビジネスホテルではない
いわゆる観光客向けのホテルでも
すっかりWi-Fiが定着していますね。
 
コンピューター好きとしては
単にWi-Fiが使えるだけではなく
その通信品質も気になるところ。
 
ホテルに着くと愛用のMacBook Airを
Wi-Fiにつなぎ回線速度のチェックしました。
 
そこで感じたのが、
いずれのホテルでも当たり前のように
数十Mbpsの速度が出ていることです。
 
そもそもホテル予約もネットですし、
ホテルにチェックインして
レストランや観光地の調べ物だって
スマホで行う時代ですから
快適なネット環境の提供は
ホテルの必須サービスになって
いるのでしょうね。
 
 
その進化の理由を考えると
次の2つではないかと思いました。
 
1.新しいWi-Fiルーター
 
新しいルーターは、
新しいWi-Fi規格に対応しているので
必然的に通信速度がアップします。
 
Wi-Fiが一般に普及し始めたのは
IEEE802.11n(Wi-Fi 4)辺りでしょうか。
 
Wi-Fi 4の「通信規格上の最高速度」は
600Mbpsでしたが、
現在のような一人1台のスマホでは
どうしても通信速度が落ちてしまいました。
 
これに対して、
現在主流のIEEE802.11ac(Wi-Fi 5)は
最高速度が6.9Gbps(6,900Mbps)と
大幅に引き上げられたことで
1台で使うのはもちろん
複数台の端末でも速度が落ちずに
利用できるようになりました。
 
 
2.インターネット回線の高速化
 
インターネット回線の主流は
光ファイバーを使用した光回線です。
 
当初は100Mbpsだった通信速度も
今や1Gbps(1,000Mbps)と
以前の10倍の速度が普及しています。
 
インターネット通信の遅延は
交通渋滞と似ていて、
ある一定レベルを超えた混雑が発生する
急速に遅くなります。
 
回線速度が10倍になれば、
さばける通信量も多くなりますので、
多くの客室を持つホテルでは
速度向上の効果が大きくなることが
想像されますね。
 
 
ホテルWi-Fiの通信速度を見ながら
インターネットの進化を
改めて実感した北海道旅行でした。
 
 
この記事の最後に最近愛用している
USENのスピードテストのリンクを
貼っておきます。
 
日々使っている自宅Wi-Fiの速度を
測ってみてはいかがでしょうか。
 
 
■USENスピードテスト
https://bit.ly/3B3Omwg

◯青い池は本当に青かった

 
7月上旬、十数年振りに家族で
北海道旅行に行ってきました。
 
私の北海道デビューは
今から30年以上前。
 
当時は20代前半、
クルマとガソリンさえあれば
どこでも行けると思っていた友人と私は
友人の愛車EP71スターレットで
埼玉から東北道を使い陸路で青森へ。
 
そこから青函連絡船で函館に渡り
1周間ほどかけて道内各地を巡る
ドライブ旅行でした。
 
いまでは余り聞かなくなりましたが
当時「でっかいどう 北海道」の
キャッチコピーがあって
文字通りの広大な北の大地と雄大な自然。
 
海産物や農産物は言うに及ばず、
普通に飲む水やコンビニで売っている
地元メーカーの牛乳でさえも
関東とはひと味もふた味も違う
美味しさで北海道好きになりました。
 
 
結婚後も何度か北海道を旅行しましたが、
仕事や子供の学校などもあり
本当に久しぶりの北海道旅行でした。
 
 
今回はさすがに陸路ではなく
羽田から新千歳への飛行機移動、
そこからレンターカーを使っての
道内巡りです。
 
娘にとっては4回目の北海道なのですが、
3回ともに幼稚園生だったこともあり
ほとんど記憶がないそうで、
札幌、小樽、旭川、富良野と
北海道の有名観光スポットを巡る
コースにしました。
 
そして、目的地の一つとして選んだのが
私も初めての訪問となる
美瑛の「白金青い池」です。
 
Macユーザーには有名ですが、
2012年にMacの壁紙に採用されたことで
世界中に知られた場所です。
 
私も愛用のMacBook Airの
第2デスクトップの壁紙を
青い池に設定して
いつか訪れようと思っていた場所です。
 
 
美瑛の丘陵地帯を巡った後、
白樺と熊笹に囲まれた北海道道966号線を
白金温泉に向かって進んだ先に
青い池があります。
 
北海道の観光地にしては珍しい
有料駐車場にクルマを止めると
歩いてすぐ近くに青い池がありました。
 
有料駐車場の理由も分かるほどに
整備され過ぎ感もありましたが
その眺めは一見の価値あり。
 
十勝岳の防災工事に伴う堰堤(えんてい)で
人工的な池になりますが、
青い水の色と枯れた木々は
自然からの贈り物。
 
Macの壁紙は雪化粧のものでしたが
今回は新緑とのコントラストが美しい
青い池を堪能し、
愛用のMacBook Airと記念撮影もでき
10年越しの念願を叶えることができました。

 
今回北海道を巡ったことで
改めて北海道の良さを思い出し、
今度はもう少し時間をかけて
各地を巡ろうと思います。
 
でっかいどう 北海道。
やっぱりいいわー、北海道。
 
■白金青い池
https://bit.ly/3Up4y2z 
 

■【美瑛町の青い池】が世界のアップル社でWallPaperになる!
https://bit.ly/3NBGFTa

◯このタイミングでiPhone13購入した理由
 
iPhone13を購入しました。
ストレージ容量128GBの青いiPhone13です。
 
 
iPhone13を使ってみた感想は、、、
・画面が大きいです。
・アプリがサクサク快適に動きます。
・バッテリーの持ちが良いです。
・マスク着用Face IDが便利です。
 
と、最新のiPhoneだけに
文句のない使い勝手で
とても満足しています。
 
 
秋には新しいiPhone(仮でiPhone14)が
リリースされるのに、
なぜこのタイミングで
モデル末期の迫るiPhone13を購入したのか。
 
今回は私がiPhone13の購入に至った
理由を書こうと思います。
 
 
これまで使っていたiPhoneは
2016年4月購入のiPhone6sでしたので
【6年振りの買い替え】になります。
 
Phone6sは現在でも
Appleのサポート対象機種で
最新iOSのiOS15.5にアップデートして
使用していました。
 
さすがに6年も経つと
OSやアプリが重くなりますので
アプリの遅さや突然の強制終了、
アプリ使用時の発熱など
無理させているなぁーと
感じながら使っていました。
 
これまで3回のバッテリー交換を行いましたが、
それ以外には故障・破損などの
トラブルもなく良い端末だったと思います。
 
そんなお気に入りのiPhone6sですが
今年秋にリリースされる次期OS、
iOS16ではサポート対象から外れますので
買い替えのタイミングを迎えていました。
 
 
元々、次に買い換えるならば
iPhone13と考えていましたが、
そのタイミングは
新しいiPhoneが発売された後。
 
旧型製品となって値下げされた
iPhone13を狙っていました。
 
 
そこで今回の本題になるのですが、
なぜ値下げを待たずに買い替えたのか。
 
その理由は、ニュースでも報道されている
急速な「円安」です。
 
 
Apple製品は、
米国での販売価格を基準に
各国通貨の為替レートに合わせて
販売価格が設定されています。
 
iPhone13 128GB:799ドル(税抜)
 
日本での販売価格:98,000円(税込)
→税抜き本体価格:89,091円
 
ここからAppleが価格設定に使う
為替レートを計算してみます。
 
89,091÷799=111.5円/ドル
 
これまでの実績から新端末発売後は
旧型端末が100ドル値下げされますので
この秋にiPhone14が出た後は
iPhone13も同様の価格改定が行われると
仮定して計算してみます。
 
699×111.5=77,939円(税抜き)
→税込予想価格:85,733(税込)
 
現行価格より1.2万円程の
値下げが期待できますね。
 
 
ところが、、、
2021年当初の1ドル105円前後から
2021年の年末かけて115円台へと
円安が進みました。
 
そして今年3月頃からの急速な円安で
6月中旬には1ドル135円となるなど
1年半で30%近くも円安になっています。
 
 
ここで先日発表された
新型MacBook Airの話に移ります。
 
Apple独自開発CPUの「M2」搭載モデル。
デザインも性能も最新・最高で価格は、
 
164,800円(税込)
→税抜き本体価格:149,818円
 
米国価格:1,199ドル(税抜)
 
ここから価格設定レートを計算すると
149,818÷1,199=125円/ドル
 
現在のiPhone価格設定レートより
10円以上円安が反映されています。
 
と言う事は、
今後発売されるiPhoneも
1ドル125円で価格設定される
可能性が高い。
 
それどころか現在の為替レートに近い
1ドル135円で価格設定される可能性も
十分考えられます。
 
世界情勢を見ても
この先数ヶ月で円安の流れが止まり
円高に向かうとは考えづらい状況。
 
もし1ドル135円のレートが適用されると
iPhoneの価格はどうなるでしょうか。
 
iPhone13が699ドルに値下げされたとして、、、
 
699×135=94,365円(税抜き)
→税込予想価格:103,802円(税込)
 
何と、ドル価格は100ドル下がっても
為替レートによっては
日本での販売価格は
上がってしまうかもしれないのです。
 
 
ちなみにMacBook Airと同じ
1ドル125円で計算してみると、、、
 
699×125=87,375円(税抜き)
→税込予想価格:96,113円(税込)
 
現在の価格と2千円ほどしか変わらない
ことになります。
 
 
それならば、買い替えてしまえー!と
急遽iPhone13購入に至ったのでした。
 
この予想が当たるかは分かりませんが
こんな考え方でスマホを買い換える
人間がいるんだと言うお話でした。
 
 
ちなみに、
Appleは米ドル決算ですから
日本でiPhoneの販売価格を上げても
売上や利益が増えることはありません。
 
逆に、目先の見通しでは
原材料や輸送コストの上昇など
収益率が厳しくなる可能性の方が
高いのではないでしょうか。

◯ノートパソコン買いました
 
妻のノートPCを新調しました。
 
これまではHP製のノートPCで、
購入時はWindows Vistaでしたので
かれこれ10年は使っていたと思います。
 
Vistaの遅さに堪りかねて
HDDからSSDへ換装、
ついでにWindows 7に入替えで
快適に使えるPCにアップグレード。
 
更にWindows 10にバージョンアップして
大切に使っていましたが、
さすがに10年も使っていると
電源系が調子悪くなり
新規購入に至りました。
 
 
社内情シスの仕事でも生かしている
コンピューター好きならではの視点で
快適に普段使いできるPCを選ぶことが
できましたので、PCを選びの参考と
してもらえたらと思います。
 
 
PCの選び方のポイントは
やはり予算と性能のバランスです。
 
高くて性能が高いのは当たり前。
 
安さ重視で性能の悪いPCを買い
使うのが億劫になるようでは
もったいない。
 
程よい値段で、十分な性能。
これが大切ですよね。
 
 
<使用用途>
(1)画面サイズ15インチのノートPC
 自宅で使うので持ち運びは考慮不要
 
(2)主な用途はネットとExcel、Wordなど
 動画編集はしない
 
(3)予算10万円以下
 
 
<選定ポイント>
(1)CPU:AMD Ryzenシリーズ
 PCの性能を決める要
 AMDのCPUは安くて高性能
 Intel CPUに拘りなければオススメ
 
(2)メモリ:8GB以上
 4GBでは足りない
 ネットを見たりExcel使うなら8GBで大丈夫
 16GBあれば尚可
 
(3)ストレージ:SSD 256GB以上
 SSDは必須
 HDDは安くても絶対選んじゃダメ
 iTunesでiPhoneのバックアップを取るような
 メインPCとして使うなら512GB欲しいが
 今回は妻用のサブPCなので256GBでOK
 
(4)OS:Windows 11
 市販PCで選択の余地なし
 いずれ主流になります
 
(5)画面解像度:非光沢/フルHD(1920x1080)以上
 光沢ディスプレイは映り込みがあり見づらい
 個人的には非光沢(ノングレア)一択
 
 高解像度ディスプレイの方が綺麗ですが、
 値段に直結するので割り切り
 タッチパネルも無くて大丈夫
 
(6)充電:USB PD充電対応
 2022年にPC買うなら大切なポイント
 USB PD対応の外部ディスプレイならば
 USB Type-Cケーブル一本で
 PCの充電も画面表示もできて超便利!
 
(7)あると便利なHDMI端子
 HDMI端子が付いていると便利
 HDMIケーブル一本でPCを
 リビングのTVにつないで
 大画面で動画などを楽しめる
 
 
この条件を満たして選んだPCは
DELL製の「Inspiron 16」です。
 
CPU:AMD Ryzen5 5625U(6コア12スレッド)
メモリ:8GB
ストレージ:SSD 256GB
画面解像度:16インチ フルHD
      タッチパネルなし
充電:USB PD対応
価格:6.7万円(税込、購入時)
 
私がイメージしていたスタンダードPCの
お手本のようなPCが見つかりました。
価格も6万円台とコスパも申し分ないです。
 
惜しかったのが付属ACアダプター。
USB PD対応なのでUSB Type-Cの
ACアダプター付きが理想なのですが
旧来の丸い端子の専用品でした。
 
 
新しいPCは画面も広くなり、
何と言っても起動を含めて
あらゆる動作が
パキッサクッと早くなりました。
 
これまで私のイメージでは
これまで「快適に使える」ノートPCは
10万円が目安と思っていましたが、
AMD Ryzenの登場により10万円以下でも
快適なPCが手に入るのですね。
 
それにしても、
AMD Ryzenのお陰でCPU性能は
十分な性能が得られました。
 
6コア12スレッドともなると
一昔前のサーバー並か
それ以上ですからね。
 
それがスリムノートPCに入っているって
すごい時代になりました。
 

◯Apple純正DVDドライブをWindowsで使う
 
MacBook Airの周辺機器として
ラインナップされたDVDドライブ。
 
MacBook Airのデザインにマッチするよう
エッジの立ったアルミ削り出し。
 
本体にはメディアの挿入口があるのみで
イジェクトボタンすら廃した
Appleらしいシンプルなデザイン。
 
アルミ製本体の重みも相まって
普通のDVDドライブとは一線を画し
高級感すら感じる逸品です。
 
 
すでに世の中はネット中心で
CDやDVDメディアを使う機会は
激減しています。
 
アプリだってダウンロードが当たり前。
 
ExcelやWordの重量級アプリをもちろん、
音楽もダウンロード販売や
ストリーミングの時代になりました。
 
そんな令和の時代ですが、
私は相変わらず音楽CD(アルバム)を
購入しているので
光学ドライブが手放せないんです。
 
もちろんPCでCDを直接再生するのではなく
PCやiPhoneに取り込むためですよ、
念のため。
 
 
そんなときに必要になるのが
外付けのDVDドライブ。
 
ところがApple純正DVDドライブは
Windows PCで使えないんです。
 
こんなところでAppleとMicrosoftの
関係性を意識させられるとは...
 
 
DVDドライブが使えない原因は
「デバイスドライバー」と言う
Windowsでハードウェアを使うための
ソフトウェアが入っていないからです。
 
でも大丈夫。
 
Apple純正DVDドライブも
ひと手間かければWindowsで
バッチリ使うことができます。
 
そのポイントはMacでWindowsを動かす
「Boot Campサポートソフトウェア」。
 
このパッケージにDVDドライブを
Windowsで動かすための
ドライバーソフトが入っていて
それをインストールすればOKです。
 
 
以降、DVDドライブを使う
Windows PCでの操作です。
 
(1)Appleのサイトから
「Boot Campサポートソフトウェア」を
ダウンロード。
 
■Appleダウンロード
https://apple.co/3y1lFj5
 
(2)DVDドライブ用のドライバー取り出し
ダウンロードしたZIPファイルを開き
「AppleODDInstaller64.exe」
デスクトップにコピー。


 
(3)ドライバーのインストール
デスクトップに取り出した
「AppleODDInstaller64.exe」をダブルクリック。
 
以上、分かってしまえばあっけないですね。
 
 
DVDドライブを接続すれば
ちゃんと認識して使えるようになります。
 
ドライバーインストールは初回のみ、
以降はDVDドライブを接続すればOK。
 
MacBook Airを彷彿させる
格好いいDVDドライブが
Windowsで使用できます。
 
イジェクトボタンがないので
メディアの取り出しは
エクスプローラーで
ドライブを右クリックして
「取り出し」を選びます。
 
ちなみにWindows 11でも
Apple純正DVDドライブ使えましたよ。
 
 
 
(余談)
Apple純正DVDドライブが使えなかったのは
WindowsにDVDドライブ用のドライバーソフトが
入っていなかったから。
 
もしくはAppleのDVDドライブが
Windowsの汎用ドライバーで
動くように作られていないから。
 
AppleもMicrosoftも
どっちもどっちってことですね。
 
 
幸いだったのは
AppleがMacでWindowsを動かすための
BootCampという仕組みを作っていて、
DVDドライブのドライバーも作ってあったこと。
 
明確にサポートはしていませんが、
Windows 11でも使えたのはラッキーでした。
 
 
昔のコンピューターはねぇ。
ハードウェアを取り付けたら
ドライバーをインストールが当たり前。
 
それもインストーラーを
ダブルクリックじゃないですよ。
 
「CONFIG.SYS」とか
「AUTOEXEC.BAT」に
ドライバーの情報を書いたもんですよ。
「EDLIN」使ってね。
 
IRQ/DMA/I/Oアドレスやら
気にしなきゃいけないこともあったね。
 
あの頃から比べると
ずいぶん便利な時代になったもんだ。
 

◯スマホの「5G」とWi-Fiの「5G」
 
iPhonenなどスマホで使われる「5G」と、
Wi-Fiで使われる「5G」の2つの「5G」。
 
実は異なる「5G」なんです。
 
文字だけを見るとどちらも同じで
更に両方とも通信モノであることが
紛らわしさを増していますよね。
 
そんな紛らわしい2つの「5G」について
書いてみようと思います。
 
 
ある日会社でユーザーから
「自宅のWi-Fiのことなんですけど」と
次のような相談がありました。
 
------------------------------
Wi-Fiルーター新しく買ったのですが、
アクセスポイントに「5G」と「2なんとかG」の
2つ表示されているんです。
やっぱり「5G」の方が速いんですよね?
------------------------------
 
文字にすると分からないですが
そのユーザーは
「5G」を「ファイブ・ジー」と
言っていました。
 
一般的にはスマホの「5G」の方が
見聞きする機会も多いので
通信関連で「5G」を見たら
「ファイブ・ジー」と読むのは
仕方ないですね。
 
 
<スマホの「5G」>
「5G」は「ファイブ・ジー」と読み、
「5th Generation」の略です。
スマホの第5世代目となる通信規格のこと。
 
現在普及している「4G」の後継規格で、
「4G」より「高速」「低遅延」などが売りの
最新通信規格のことを指す単語です。
 
CMでも「ファイブ・ジー」と言いますので
聞き慣れた「5G」ですね。
 
 
<Wi-Fiの「5G」>
正しくは「5Ghz、ゴ・ギガヘルツ」で、
「5G」は「ゴ・ギガ」と読みます。
 
Wi-Fiルーターが飛ばしている
無線電波の周波数のことで、
もう一つ表示されていたという
「2なんとかG」は「2。4GHz」になります。
 
Wi-Fiは「5G」の方が周波数の高く
理論上は高速通信できるのですが、
ドアや壁などの障害物の影響を
受けやすいのが弱点。
 
「2.4G」は「5G」より通信速度は劣りますが
障害物の影響を受けにくいのが特徴。
 
それぞれの特徴がありますので
敢えて2種類の電波を出して
使用環境によって使い分けが
できるようになっています。
 
ざっくりとですが、
似て異なる2つの「5G」についてでした。
 
 
ちなみに、
私からユーザーへの回答はこんな感じです。
 
(1)「5G」と「2。4G」は「5G」の方が速い
 
(2)ルーターとPCが同じ部屋にあれば「5G」でOK
 
(3)ルーターとPCを使う部屋が違うなら
 「5G」と「2。4G」の両方を試して速い方で。
 
(4)「通信速度jはGoogle Cheomeを立ち上げ
 アドレスバーで「speedtest」を検索。
 最初に表示される[速度テストを実行]の
 青いボタンを押して計測
 
 
Wi-Fiなど無線通信の場合、
電波が目に見えないので
繋がり具合は実際の使用感で
比較するしかありません。
 
Googleの回線速度テストなどを使って
数値として速度を比べられますので
試してみてはいかがでしょう。
 

◯OSアップデートの作法
 
iPhoneを安全に使う上で大切なことは
最新のiOSを使うこと。
 
でも
「OSアップデートしたらiPhoneが動かなくなった」
など、
アップデートをためらうような
怖い情報があるのも事実です。
 
 
そうは言っても、
最新のOSを使うことは
目に見えないサイバー攻撃から
私たちの情報やデータを守ったり
iPhoneの持つ機能を発揮させるために
避けて通ることはできません。
 
ポイントを押さえてアップデートすれば、
リスクを最小に抑えながら
安全性や安定性、そして最新機能などの
メリットを享受できます。
 
 
今回は私が行っている
OSアップデートの作法を
ご紹介したいと思います。
 
OSを最新状態に保って
iPhoneを安心・安全な状態で
使ってゆきましょう。
 
 
<OSアップデートの作法>
1.メジャーバージョンアップは慎重に
 
2.メジャーバージョンアップ後の
 アップデートはお早めに
 
3.バックアップはもしものときの命綱
 
 
作法の解説に入る前に
まずOSバージョン表記の意味から。
 
 
一般的にバージョン表記は
OS名の後に続くドット(.)区切りの
3つの数字で表されます。
 
例えばこんな感じ。
 
iOS 15.3.1
 
この3つの数字それぞれに意味があり、
これを見れば直ぐにアップデートして良いか、
ちょっと様子見した方が良いかの
判断が付けやすくなります。
 
 
上のバージョン表記をドット区切りで
分解してみると次のようになります。
 
OS名称:iOS
 
メジャーバージョン:15
 
マイナーバージョン:3
 
パッチレベル:1
 
 
最初の「メジャーバージョン」は
OSの世代などベースとなる部分を
表しています。
 
メジャーバージョンが変わると
機能や見た目、使い勝手が
大きく変わることが多いです。
 
次の「マイナーバージョン」は
OSのベースとなる部分は変えずに
機能追加など行った場合に
割り振られる数字です。
 
最後が「パッチレベル」です。
メジャーバージョンや
マイナーバージョンで発見された
セキュリティー上の弱点や
不具合修正等を行った場合に
割り振られる数字です。
 
コンピューター業界で
ソフトウェアの不具合修正を
「パッチを当てる」と呼ぶのも
ここから来ています。
 
 
これらを踏まえて、
改めてバージョン情報を見てみましょう。
 
iOS 15.3.1
 
無機質な数字から次のような
メッセージが伝わってきます。
 
iOSの15世代目のOSで、
3回の機能追加などがあり
更にセキュリティー対策を行ったよ。
 
いかがでしょうか。
 
そんな難しいこと言われても、、、
 
そう感じられるかもしれませんね。
 
でも、大丈夫です。
長々と書いてきましたが、
OSアップデートのお作法は
至ってシンプルなものです。
 
 
改めて、
 
<OSアップデートの作法>
1.メジャーバージョンアップは慎重に
 
2.メジャーバージョンアップ後の
 アップデートはお早めに
 
3.バックアップはもしものときの命綱
 
状況によって真逆の対応になるので
難しいのですが、
これさえ覚えておけばiOSに限らず
WindowsやMacにも使える作法です。
 
 
iOS 14からiOS 15など、
**********************************
OSバージョンが変わった直後のOSには
アップデートしてはいけません。
**********************************
 
これが最も重要なポイントです。
 
OSをアップデートしたら
iPhoneが動かくなるパターンの
殆どはこれです。
 
大切なことなので繰り返しますが、
新しいOSが出た直後に
喜び勇んでアップデートしてはいけまん。
 
逆に言えば、このポイントさえ守れば
iPhoneが動かなくなるような
致命的な不具合が起きることは避けられます。
 
 
では、いつバージョンアップすれば良いか?
 
メジャーバージョンアップは
修正バージョンを待ってアップデートします。
 
具体的にはマイナーバージョンアップ版で
アップデートを行うことになります。
 
iOS 15の場合でしたら、
「最短でも」
1回目のマイナーバージョンアップ版の
iOS 15.1を待ってアップデートを行います。
 
ですが、
私のオススメは更にパッチレベルが上った
iOS 15.1.1でのアップデートです。
 
 
そして、メジャーバージョンアップを行ったら
それ以降同一バージョンでリリースされる
マイナーバージョンアップや
パッチレベルのアップデートは
早めに行うことが大切です。
 
iOS 15を例にすると次のイメージになります。
 
15.0  絶対ダメ
15.0.1 ダメ
15.0.2 スキップ
15.1  できればスキップ
15.1.1 アップデートOK
15.2  アップデートOK
15.2.1 アップデートOK
 :
 以降 アップデートOK
 
 
3番目の作法として挙げた
「バックアップはもしものときの命綱」は
形のない情報・データを扱う
コンピューターの世界では
普遍的に大切な作法です。
 
 
iPhoneではiCloudやPC(iTunes)への
バックアップになります。
 
OSアップデートに限らず
iPhoneの故障や紛失盗難などの
リスクがあります。
 
そんなトラブルが起きたときの
命綱がバックアップです。
 
バックアップさえあれば
仮にiPhoneに何があっても
写真に代表される大事なデータを
失わずに済みます。
 
 
適切なOSアップデートで
iPhoneを最新状態に保って
安心・安全に、
そして何より便利に使ってゆきましょう。
 

◯iPhoneを安全に使うための基本
 
iPhoneを安全に使うための基本は
何でしょう?
 
 
パスコードを設定すること?
 
怪しいサイトを見ないこと?
 
不審なメッセージに応答しないこと?
 
 
うーん、惜しい。
どれも大切なことですが、
もっと大切で基本的なことがあります。
 
今回はiPhoneを安全に使うための
基本を書こうと思います。
 
 
改めて、
iPhoneを安全に使うための基本は
何でしょう?
 
それは、
「最新のOSを使うこと」
です。
 
ハードウェアとして存在する
iPhoneですが、
それをiPhoneとして使えるのは
OS(iOS)というソフトウェアが
入っているから。
 
ざっくり言えば、
iOSが入っているから
画面をタップすれば反応するし
アプリが動くことができて
iPhoneがiPhoneとして使えるのです。
 
もしiPhoneにiOSが入っていなかったら
どうなるか。
 
それは、電源のON、OFFしかできない
「高価な文鎮」
になってしまいます(^_^;)
 
iOSとはそのくらい基本的で
大切なものなのですねー。
 
 
そして、安全を考えたときに
最も大きなポイントが
iPhoneは常時インターネットに
接続しているということ。
 
インターネットは便利ですが、
残念ながら、
その便利さを悪用する
攻撃者の存在があります。
 
金銭窃取などの攻撃への足がかりを始め
あの手この手の攻撃が仕掛けられています。
 
そして、あの手この手の攻撃を
黙々と防いでくれているのが
iOSのセキュリティー機能です。
 
表面的には見えないことですので
なかなかイメージし辛いですが、
私たちがiPhoneを使っている間に起きる
良からぬことを
iOSがあれこれと防御しているのです。
 
 
そんなiOSですが、
人が作ったソフトウェアである以上は
不備や間違いがありますし、
攻撃手法も日々進化しています。
 
それらに対応してiPhoneを
安全に使える状態を保つために
最新のiOS使うことが大切なのです。
 
では、愛用のiPhoneのiOSが
最新になっているか
確認してみましょう。
 
[設定]アプリから
[一般]、
[情報]とタップ
 
2022年1月15日現在のiOSは
「iOS 15.2.1」
が最新です。
 
[情報]ではなく
[ソフトウェアアップデート]をタップすると
ストレートに
[iOSは最新です]
と状態を教えてくれます。
 
[iOSは最新です]にも
注意が必要なのですが、
その話は別な機会に。
 
もし、iOSが旧いようでしたら
バージョンアップをお勧めします。
 
 
iOSのバージョンアップには
GB(ギガバイト)単位の
データ通信が必要になることもありますので
自宅Wi-Fiなど容量制限がなく
高速な回線を使って行いましょう。
 
また、電源に接続することもお忘れなく。
 
そしてもう一つ心得ておきたいのが
「時間に余裕を持って行う」
これ、とても大切です。
 
私が未だに「iPhone 6s」を
愛用していることもありますが、
iOSのバージョンアップに
1時間近く掛かることがあります。
 
iPhone 13ならばサクサクっと
終わるかもしれませんが、
バージョンアップ処理が始まると
一切操作ができなくなりますので、
時間に余裕を持って行いましょう。
 
 
この記事を書くきっかけになったのは
会社でのユーザーからの質問です。
 
ユーザーからいつも通り
「仕事の話じゃないんだけど」と
前置きされて
あるクラウドサービスに
アクセスしようとしているが
ログイン画面が表示されないとの
相談を受けました。
 
以前はログインできていたのに
久しぶりにアクセスしたら
ログイン画面が表示されず
ログインできないとのことでした。
 
そのサイトのURLを教えてもらい
私のiPhone 6sでアクセスすると
何事もなくログイン画面が表示されるので
その人のiPhoneに原因がありそうでした。
 
iPhoneでWebサイトが開かないときの処置を
あれこれ試しても解決せずに
最終的に行き着いたのがiOSが旧いというもの。
(実際にはブラウザのSafariですが)
 
端末はiPhone SE(第2世代)でしたが
iOSのバージョンを確認してみると
恐らく購入時のままの
iOS 13.2でした。
 
この記事で書いたことを伝えて
iOSのバージョンアップをお願いたところ、
後日「ログインできました!」と
喜びの報告がありました。
 
 
クラウドサービスは
機能やセキュリティーを含めて
どんどんアップデートしますので、
アクセスしていない間に
iOS 13のサポートが終了してようです。
 
その人曰く、
「iPhoneが動かなくなると怖いから
アップデートしていなかった」
そうです。
 
私は2世代も旧いiOS 13を使い続ける方が
怖いと思うのですが、
怖さの基準も人それぞれですが
トータルとして
iPhoneを安心・安全に使うためには
最新のiOSに保つことが大切です。