ホテルWi-Fiの進化 | 凄腕ITエージェントの実践型IT活用法

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初めてのコンピューターは1983年に買ってもらったSHARP X1D(CZ-802C)。
ITエンジニアとして会社に勤めながらSE経験で培った問題分析力を生かして仲間の抱える悩み解決。
ITと統計学による人間分析が好きな50代。 おもしろ、おかしく、真剣に。がモットー。

◯ホテルWi-Fiの進化
 
電気、水道、ガスと並んで
インターネット通信は
生活インフラになりました。
 
インターネット通信をする上で、
もはや必須とも言える
「無線LAN」いわゆる「Wi-Fi」も
すっかり定着しましたね。
 
オフィスや家庭は言うに及ばず、
ホテルでも標準装備と言える時代に
なりました。
 
 
北海道旅行のホテル選びの条件は
「温泉付き」でしたが、
札幌、旭川、富良野、小樽の
すべてのホテルで当たり前のように
「無料Wi-Fi」が提供されていました。
 
出張者向けのビジネスホテルではない
いわゆる観光客向けのホテルでも
すっかりWi-Fiが定着していますね。
 
コンピューター好きとしては
単にWi-Fiが使えるだけではなく
その通信品質も気になるところ。
 
ホテルに着くと愛用のMacBook Airを
Wi-Fiにつなぎ回線速度のチェックしました。
 
そこで感じたのが、
いずれのホテルでも当たり前のように
数十Mbpsの速度が出ていることです。
 
そもそもホテル予約もネットですし、
ホテルにチェックインして
レストランや観光地の調べ物だって
スマホで行う時代ですから
快適なネット環境の提供は
ホテルの必須サービスになって
いるのでしょうね。
 
 
その進化の理由を考えると
次の2つではないかと思いました。
 
1.新しいWi-Fiルーター
 
新しいルーターは、
新しいWi-Fi規格に対応しているので
必然的に通信速度がアップします。
 
Wi-Fiが一般に普及し始めたのは
IEEE802.11n(Wi-Fi 4)辺りでしょうか。
 
Wi-Fi 4の「通信規格上の最高速度」は
600Mbpsでしたが、
現在のような一人1台のスマホでは
どうしても通信速度が落ちてしまいました。
 
これに対して、
現在主流のIEEE802.11ac(Wi-Fi 5)は
最高速度が6.9Gbps(6,900Mbps)と
大幅に引き上げられたことで
1台で使うのはもちろん
複数台の端末でも速度が落ちずに
利用できるようになりました。
 
 
2.インターネット回線の高速化
 
インターネット回線の主流は
光ファイバーを使用した光回線です。
 
当初は100Mbpsだった通信速度も
今や1Gbps(1,000Mbps)と
以前の10倍の速度が普及しています。
 
インターネット通信の遅延は
交通渋滞と似ていて、
ある一定レベルを超えた混雑が発生する
急速に遅くなります。
 
回線速度が10倍になれば、
さばける通信量も多くなりますので、
多くの客室を持つホテルでは
速度向上の効果が大きくなることが
想像されますね。
 
 
ホテルWi-Fiの通信速度を見ながら
インターネットの進化を
改めて実感した北海道旅行でした。
 
 
この記事の最後に最近愛用している
USENのスピードテストのリンクを
貼っておきます。
 
日々使っている自宅Wi-Fiの速度を
測ってみてはいかがでしょうか。
 
 
■USENスピードテスト
https://bit.ly/3B3Omwg