「釣りキチ三平」の中で、好きなストーリー、三番目!
8・9巻の「O池の滝太郎」!
イワナでもない、ヤマメでもない、
地元の木地氏がいう、「滝太郎は滝太郎じゃて」という、
幻の魚にチャレンジするストーリー。
その木地氏の協力も得て、原木をくり抜いた丸木舟で、
魚紳さんとともに、チャレンジする三平?!
大物のアタリとともに、ヒットさせる三平!
やり取りをしている中で、突如の天変地異?!
幻の魚を一瞬見ることはできたものの、釣りあげることのできなかった
無力感に覆われる三平と魚紳さん・・・
幻の魚は、天変地異の影響で冷水深く、封印されてしまう・・・
このストーリー構成、矢口先生、上手い!
あえて、目的を達成させるのではなく、幻を、まぼろしで終わらせる、
こんな、思わせぶりなストーリー!?
凄く引き込まれたストーリーでした。
この巻、「滝太郎伝説」は、完全フィクションではなく、
実際のある場所がストーリーになっています。
それは、山形県・朝日岳のふもとにある、大鳥池の滝太郎伝説です。
某・デイリースポーツの記者(同じ三平好きなのかな?)が
調査・釣行して、記事にしていました。
そんな、ストーリーも大好きな「O池の滝太郎」なんですが、
思い入れのあることがもう一つ?!
魚紳さんに、プレゼントされた、ベイトキャスティングリール!
オリンピック「ミリオネア G5」
その当時ではとても買えなかったそのリールを、小遣いを貯めて、
(1年程だと思う、12000~13000円やったかなぁ)
を、買ったんです?!
もう!嬉しくて、うれしくて、早速、投げる練習をしたんですが、
天才的な三平のように行く筈もなく、失敗の連続!?
へこんで、使うことは諦めたんですが、リール自体は大事に保管しています(箱は、処分しちゃったけど???あぁ、残念!?)
そんなこんなの、思い入れがあると共に、大好きなストーリーのひとつです!