久しぶりに金武町の億首川へでかけた
億首川は両岸にマングローブが茂っていて
メヒルギやオヒルギ・ヤエヤマヒルギなどが主な構成種となっている
その川に沿うように水田が広がり ミズイモや稲の輪作が行われ
サギやシギなどの野鳥が多く見られる
車中から野鳥を観察していると時間のたつのも忘れてしまう
六月の頃実っていた稲穂は7月で収穫を終えた
二期作の早苗が行儀良く並びその間をぬって水鳥が
ひょこひょこ餌をついばんで忙しく動きまわるのはユーモラスで飽きない
今年は暑さが厳しいので季節の移ろいを読み取ることは出来ないのだが
ツバメの飛来は秋を告げてくれる
賢いハシブトガラスは口と羽を広げ 暑くてたまらんと カアーカー騒ぎ立てる
貴婦人のセイタカシギはすまし顔で餌探しである
厚着をしたダイサギやアマサギはジーとたたずんで動きを止めた
もっと近づけるモット近付ける
近づきすぎた
浮き草
緑のジュウタンで敷き詰められた水田
フトイの株元に少しよってみた
緑のジュウタンは3種類の浮き草デシタ
大きいものはウキクサ
ウキクサ
Spirodela polyrhiza
ウキクサ科
葉状体の裏は赤紫色で3~5の根がある
中はナンゴクアオウキクサ
ナンゴクアオウキクサ
Lemna aequinoctialis .
ウキクサ科
葉状体から出る根は1本で4cmぐらい
米粒より小さなのは ミジンコウキクサ(6月)
ミジンコウキクサ
Wolffia globosa
ウキクサ科
ミジンコウキクサは種子植物の中で世界一小さい植物
長径が0.6㎜内外 短径は0.3㎜ぐらいで根も無い
アカウキクサ
Azolla imbricata
アカウキクサ科
小さな浮遊性のシダ植物で
ウキクサの仲間に負けないくらいの繁殖力がある(2012 11月)
のどかな田園風景・・・
8機のオスプレイが隊列を組んで北上した