韓国映画 虐待の証明 (2018年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

 

 

NEW昨日 3月15日から公開が始まりましたNEW

 

薄氷の告発

※ シネマート新宿、シネマート心斎橋での公開のようです。

 

ビニールハウス

映画『ビニールハウス』公式サイト

 

MY SHINee WORLD

【公式】映画『MY SHINee WORLD』オフィシャルサイト

 
 
 
 
 
NEW3月29日から公開ですNEW
 

 

BTOB TIME:Be Together THE MOVIE

『BTOB TIME: Be Together THE MOVIE』

 

 

 

 

 

NEW3月30日から公開ですNEW

 

成功したオタク

映画「成功したオタク」公式サイト

 

 

 

 

 

NEW4月5日から公開ですNEW

 

パスト ライブス 再会

映画『パスト ライブス/再会』|2024年4月5日(金)公開

海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

虐待の証明

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

母親から虐待され、捨てられて施設で育ったペク・サンアは、心に傷を抱えたまま生きていた。レイプ事件に巻き込まれた際には、犯人の父親が有力者だったため、逆に彼女が刑に服す形となった。刑事のジャンソプはサンアを常に気に掛けるが、出所後も彼女は荒んだ生活を送り、周囲からは「ミス・ペク」と呼ばれ揶揄されていた。そんなある日の夜、サンアは道路の片隅で震えている少女ジウンと出会う。お腹を空かせたジウンの体は痣だらけで、誰かに虐待を受けているのは明らかだった。目の前の少女と過去の自分とを重ね合わせたサンアは、ジウンに手を差し伸べようとするが―。

 

 

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ありがとうさんです…キスマーク

 

私、観る映画の数は少なくなってますが、でも観れば、観るんですよ。

映画を観ることは私にとっては休憩ではないんですが、リフレッシュではあるようです。

気分が変わることがあるというか。

いい映画を観たあとでは自分も頑張らナ、と思いますからね。

 

3月13日は半日かけて3作、映画を観ました。

 

一つめは2003年のホラー映画、『狐怪談』…カチンコ

もう何度も観てきた、私が韓国映画に熱中するきっかけの作品ですが、ここ数年は観てなかったので、観返していてまた新鮮に感じられました。

『狐怪談』は韓国映画の主流とはまたちょっと違うかもしれませんが、この作品ならではのムードがあって私は何度観ても好きですね~。

 

そして次に2018年の作品、『虐待の証明』を観ました…カチンコ

 

この作品のDVDはシネマート心斎橋さんで映画を観た時に買ったんですね。

それからずっと観ないまま時間が過ぎていて…フッと今の自分の気分に合っているかもしれないと考えて、観たわけです。

 

観終えて私はこの映画について何かを書いておきたくなりました。

誰かに知ってほしかったんですね。

そういった気持ちにさせてくれることが映画の素晴らしさではないですか。

 

そして『虐待の証明』を観たあと、さらに1作、映画を観て、その作品についても感想を書きたくなったんですね。

 

 

生活保護受給者の孤独な女性、チョン・ミョンスクが亡くなっているのが発見された。

死因は肺がんらしく、身寄りのない高齢者の孤独死だった。

第一発見者は彼女のソーシャルワーカーだったが、チョン・ミョンスクは中部署の刑事ジャンソプ(イ・ヒジュン)が探していた女性だった。

 

ジャンソプは洗車場で働くペク・サンア ―― 通称ミス・ぺク(ハン・ジミン)に会いにいく。

チョン・ミョンスクはペク・サンアの母親だったのである。

しかし遺体と対面したサンアは、ただ「この女がどんな死に方をしたのか見たかっただけ」と口にするのだった。

 

ペク・サンアは高校3年生の時に性的暴行を受け、反撃して加害者に怪我を負わせたのだが、加害者の父親はソチャン建設の大株主であり、しかも義理の兄は判事だった。

ペク・サンアは施設育ちで、警察は彼女の正当防衛で相手を起訴することをせず、ペク・サンアは若い境遇で前科者になった。

 

その事件はジョンソプが初めて担当した事件だった。

 

亡くなってからわかったのだが、チョン・ミョンスクには殺人未遂の前科があった。

娘の事件でペク・サンアを暴行しようとした人物をチョン・ミョンスクは殺そうとしたのである。

 

ペク・サンアはただがむしゃらに働き、自分を大事にしていないようだった。

そんなペク・サンアに自分と結婚しないかと言うジョンソプだが、自分は「女房とか母親にはなれない」と冷たく拒絶し続けるペク・サンア。

「あたしなんかといたらあんたがダメになる」

 

ペク・サンアは、酔って自分を殴り、そして自分を捨てた母ミョンスクを決して許すことができなかった。

子ども時代に虐待を受けたことでペク・サンアはどん底の人生を送ってきたのだった。

 

 

その夜、厳寒の中、ペク・サンアは一人の汚れた身なりの少女が凍えて座り込んでいるのを見つける。

 

最初は躊躇したペク・サンアだが、ポチャ(屋台)で少女に食事をさせるのだった。

食事をする間もちょっとしたことに怯え、謝る少女。

「おばさん」「奥さん」と自分のことを呼ぶ少女に、ペク・サンアは自分のことをこう呼ぶように言う ―― 「ミス・ペク」と。

 

少女(キム・シア)はキム・ジウンと名乗った。

9歳なのだと…。

パパだけ家にいるのだと言う。

ジウンの腕には明らかに虐待による傷跡があり、ペク・サンアはそれに気づく。

 

その時、ペク・サンアの働くサロンの客、チュ・ミギョン(クォン・ソヒョン)が現れ、ジウンを連れて帰ろうとした。

ジウンはすがるようにペク・サンアの手を握る。

 

ジウンが誰かの救いを求めていることはわかっていたが、ペク・サンアにはどうすることもできない。

チュ・ミギョンは車でジウンを連れて行った。

 

その夜、ペク・サンアは寝つかれず、握られたあの小さな指先の感触によって自分が子どもだった頃のことを思い出していた。

 

チュ・ミギョンはジウンの父親キム・イルゴン(ペク・スジャンン)の交際相手だが、キム・イルゴンは無職の身の上でゲームに没頭しているような男性だった。

チュ・ミギョンが考えたのでしょう、父親がアルコール依存症の治療で働けないという嘘の理由でジウンのための社会保障給付費を得ていたが、それも打ち切りになるようだった

チュ・ミギョンは教会に通うような女性だが、自分が水商売で働き、ゲームに時間を費やすだけのイルゴンを支えているのである。

 

そしてイルゴンとミギョンにとって少女ジウンは疎ましい存在であり、二人は保護者らしい優しさでジウンの面倒を見ていないどころか、少女を浴室やベランダに監禁し、壮絶な暴力を振るっていたのだ。

 

 

母親が寂しく亡くなったことで、自分の不幸な過去を思い出していたペク・サンアだが、またジウンを見かけ ―― どうしてもそのままほっておけなくなる。

 

 

※ 内容に触れていますのでご注意ください。

 

日本でも人気の高いハン・ジミンの主演映画ですが、私はあまり期待してませんでした。

しかし観初めてすぐ、これは私が観るべき映画だとすぐに気づきました。

 

映画の早い段階で私は作品の世界に浸り、その没頭は最後まで変わりませんでした。

 

小さな人への虐待を題材にした作品なので「面白い」という言葉が適切ではないと考えますが、映画作品としては極めて優れた作品で、私は最後まで様々なことを考えつつ、結末までを観守りました。

観終えたあと、やはりこれは素晴らしい傑作だと確信しました。

 

主人公ペク・サンア=ミス・ぺクは虐げられた少女ジウンと出会い、ジウンと同じ年頃だった頃の自分を彼女に重ね、虐待する保護者たちを憎悪し、対立していくことになりますが、しかし虐待していても親は親なので、警察もすぐに対応してくれたりはしません。

そしてジウンを保護者たちに無断で連れているサンアの方こそ犯罪者ということになりかねません。

そのあたりは実際、日本でも人々が虐待に関わることを躊躇する理由なんだと思うけど、サンアはジウンを助けることができるのか、またジウンの保護者たちとの諍いはどうなるのか、サスペンス的な強い動揺や危惧が最後まで持続します。

 

ジウンという9歳の少女が、映画の中で描かれるような暴力、虐待を受けていたのなら ―― 誰かに助けを求めてほしいと思います。

しかし、映画の中で、ジウンは警察は自分を助けてくれないと考えています。

また家庭という密室で虐待が長時間に及べば、子どもたちはもう助けを求めることすらできなくなるそうです。

これは実際そうなんだと思います。

子どもたちは自分が悪いんだと思ってしまうから。

 

でも映画のジウンはかろうじて「守って」「自分を今いる場所から逃がして」と微かなサインをサンアに示すことができました。

そしておそらく多くの大人たちが気づかなかった、あるいは気づいても関わりたくなかった少女の気持ちをどうしても見過ごせずサンアは彼女を救う行動に出ていきます。

 

またサンア自身が虐待・ネグレクトを受けた女性ですので、それに関する物語上のドラマがあります。

これについては現実に虐待を受けた方々がどうお感じになるか、そこまでの結論は出せないんだけど、映画上の物語として、私は泣きました。

サンアと彼女の母親の物語は、確かに酔っては娘を殴る罪深いお母さんだったけど、それでもお母さんとしての優しさ、良心の咎めのある人だったと思い、哀しいし、また人の心から最後まで消えない何かを信じたくなりました。

 

この映画の優れているところは虐待者たち自身も虐待を受けてきたことがほのめかされていることです。

虐待を受けたからこそ自分も子どもに同じことをするという関係はある意味、当然なのかもしれません。

虐待を親から学んだのですね。

そこに怖さと哀しみを私は感じますが、映画の中でそれを実感した時、とても現実的だと思いました。

 

 

ところでナムウィキさんのこの映画のページの「議論」の項目に、「試写会を見た人々の間で韓国で2018年にリメイクされた日本ドラマ『Mother』を盗作したのではないかという疑惑が提起された。」とあります。

 

私は『Mother』(2010年、日本テレビ)を観ていないので何とも言えません。

また『Mother』は韓国でも2018年にドラマとしてリメイクされ、『マザー~無償の愛~』(tvN、全16回)のタイトルで日本でも放送されたそうですね。

『虐待の証明』の撮影期間は2017年1月30日~3月26日で、『マザー~無償の愛~』の放送前ですが、『虐待の証明』のイ・ジウォン監督が日本の『Mother』を観て何らかの着想を得た可能性は時間的にありうるでしょう。

 

しかし、最も根本的な虐待の事例は国を問わず共通点があるものだと思えますし、それによって虐待を描いた映像作品として重なるものなったとしても盗作だとは決めつけられないかもしれません。

とにかく『Mother』を観ていない私は、『虐待の証明』についての感想だけにさせてもらいます。

 

 

 

主演はハン・ジミンですが、ペク・サンアは私の知ってるハン・ジミンとは全然違うんですよ。

あまりの演技、役への憑依にビックリしました。

どう見ても演技してる女優さんって感じじゃない。

 

過去の苦しみで荒み、自暴自棄な、しかしその攻撃的な怒りが独立心を形作ったような、誰とも打ち解けない…そんなヒロインの虐げられた少女への思いに心打たれました。

 

ある面では非常に「かっこいい」ので、ペク・サンアが闘うアクション映画になってもいいのではないかと思いましたね。

でも、この映画はアクション映画ではなく、そういう見せ場はないですけど、バトルはあります。

いずれにせよ、母への憎悪を絶えず忘れず、誰も愛せない、自分は妻にも母にもなれないと苦悩するペク・サンアというヒロインに心奪われました。

 

第38回韓国映画評論家協会賞・主演女優賞受賞も当然ですね。

 

 

そして、過去にそんなペク・サンアを不本意にも逮捕することになり、サンアの出所後は彼女を気にかける刑事ジャンソプを演じるのがイ・ヒジュンさんなんですが、もうね、あんまりイ・ヒジュンさんがかっこいいので痺れまくりました。

こんなかっこいい刑事…いや、マ・ソクトとか他にもいますけどね~あせる

 

確かにタバコは吸うわ、ガサツだわ、ちょっとガラの悪い刑事さんですが、行動力があってホントに頼もしいんですよ。

あんまりカッコイイのでもう私ゃ、すっかりイ・ヒジュンさんの大ファンになっちまいました(≧∇≦)

 

 

そんな刑事ジャンソプのどじょうのお店をやってるお姉さんをキム・ソニョンさんが演じて、冒頭からサラッと出てきたので、またビックラだったんですね。

なんて豪華なキャスティングだ。

 

お姉さんはジャンソプと延々口ゲンカをやってるんですけどね~、それも仲がいいからでしょ。

そして後半活躍するんですが、大事なところで目を離してしまうのだった汗

 


キム・ジウンを演じるのはキム・シアちゃんですが、また演技が上手い!!

彼女の演技もホントに良かったんです。

 

『白頭山大噴火』(2019年)ではなんとイ・ビョンホンさんの娘だったんですよね。

 

ちなみに幼いペク・サンアを演じたキム・ボミンちゃん…すでに子役として有名ですが、キム・シアの妹ちゃんだそうです。

 

 

キム・ジウンの父親キム・イルゴンを演じるのはペク・スジャンさん…『8番目の男』(2019年)では真面目そうな青年だったのに、なんで韓国の俳優さんってこんなに役になりきれるの~!?

 

父親はゲームに無我夢中なんですけど、それも現実逃避なのかなあ…。

私も何かやる時、それが自分にとっての現実逃避に思えて困ることがあるんですが、ただゲームにうつつを抜かしているだけならまだしも、この映画ではやたら不気味な父親に見えました。

 

 

キム・イルゴンの恋人、パートナーのチュ・ミギョンを演じたのはクォン・ソヒョン。

 

シン・スウォン監督の『マドンナ』(2014年)での女性の苦しみを象徴するキャラクターでも、凄い演技だと思った女優さんなんですよね。

『虐待の証明』は本当に名演技の方ばかり…。

 

チュ・ミギョンは自分が望む理想の生活、暮らしがあると思うんです。

彼女はまず形から入ってる。

でも実際はそれは取り繕ったような虚像なので彼女はきっといつも苛立ってる。

そして他に誰に対しても鬱憤を晴らせないのに、パートナーの娘を怒りをぶつける対象にしている。

実は身近にこういう人がいるので(その人が子どもに虐待をしているわけではないけど、気が弱くおとなしい人を安心していじめるような人なんです)、私にはとても現実的なキャラクターに思えました。

 

 

ちなみにチュ・ミギョンが溺愛するわんこちゃんですが、わんこちゃんに罪はない汗

 

他、キャストについてですが、ペク・サンアが勤めるサロンの店長さんがイ・ジョンウンさんだったり、ホントに演技派の方々が小さな役で出られてて感動なほどでした。

 

 

さらに、ペク・サンアの母親チョン・ミョンスクを演じるのは特別出演のチャン・ヨンナムさん…。

 

 

イ・ジウォン監督は2001年の『バンジージャンプする』の演出部で映画のお仕事を開始されたようです。

2007年に『彼女に 그녀에게』というスリラーの短編映画を監督されて、脚本も書かれた『虐待の証明』で長編監督デビューだそうです。

 

最新作はリュ・スンリョンさん、ハ・ジウォンさんが主演する『雨光 비광』だそうで、もうクランクアップされたとのこと。

キム・シアちゃん、キム・ソニョンさんも引き続き出られてますし、他のキャストはキム・ヘスクさん、キム・ヨンミンさん、ユ・ジェミョンさん、パク・ミョンフンさんとやっぱり豪華。

なんでだ!?

 

でも完成したはずなのに情報がないなあ汗

 

ともかく私は『虐待の証明』1作でイ・ジウォン監督の映画が好きになってるので、今後の監督作も期待しますビックリマーク


 

『虐待の証明』は韓国映画の社会派サスペンスといいますか、このジャンルらしい映像、音楽の作品に思いましたが、それが現時点での完成形に私には思えます。

それが私が韓国映画に惹かれる理由かもしれませんが、フィルムに現実が撮されているというか、最も私が惹きつけられる何かが映画になってるのかもしれない。

 

言葉は正しくないかもしれないけど非常に面白かったし、また登場人物たちの心情を切実に感じて心から感動しました。

すごく好きですね、本当に。

こういう映画を観た時、ああ、映画って凄いなあって思います。

韓国映画にも虐待など社会問題を描いた作品は多いけど、この作品も傑作じゃないですか。

その上で特に後半部のサスペンス感もあり、エンタメ的に完成もしてる映画でしょう。

 

『名もなき復讐』(2015年)を観た2016年、私は性犯罪を扱った映画でこういう映画にできるのかと衝撃を受けたんですが、今年になってもまだ韓国映画に驚かされています。

それが凄いと思ったし、感動しました

 

ただ、日本でのタイトル『虐待の証明』がね~あせる

ちょっと把握できないタイトルだし、『ミス・ペク』のままだったらなあ~、そっちの方が絶対に良かったと思うんですけどね…でも『ミス・ペク』じゃそれはそれでわからへんかあせる

『虐待の証明』の方が観る人が多いかもね…あせる

第31回東京国際映画祭「アジアの未来」部門では「ミス・ペク」のタイトルで上映されたそうですが…。

 

タイトルはともかくオススメですので、観ておられない方は是非、観てください。

日本語吹き替え版あります。

 

今日もおおきに、ありがとうさんです、アンニョン(^.^/)))




虐待の証明
原題:미쓰백 ミス・ペク
英語題:Miss Baek

2018年製作/98分/韓国
韓国封切:2018年10月11日
日本公開:2020年1月3日
配給:「虐待の証明」上映委員会
「のむコレ3」(2019年11月15日~/東京・シネマート新宿、大阪・シネマート心斎橋)上映作品

PD:カン・ガミ
監督・脚本:イ・ジウォン [第1作]
助監督:キム・ユンチョル
撮影:カン・グッキョン(C.G.K)
照明:チョン・ヘジ(ライトハウス)
編集:アン・ヨンギュ(SYNCORD)
音楽:イ・ウンジュ、モグ(イ・ソンヒョン)
美術:プロダクションデザイン:イ・ナギョム(ADE ART COMPANY)
武術:ユン・ソクチン

登場人物

ペク・サンア ⇒ ハン・ジミン 
少女時代のサンア ⇒ キム・ボミン
キム・ジウン ⇒ キム・シア
チャンソプ 中部署 刑事 ⇒ イ・ヒジュン

チュ・ミギョン キム・イルゴンの内縁女 ⇒ クォン・ソヒョン
キム・イルゴン キム・ジウンの父親 ⇒ ペク・スジャン
チョイ(犬) ⇒ プック

チャン・フナム チャン・ソプの姉 ユソン チュオタン(どじょう汁) ⇒ キム・ソニョン
ユ・ジャンミ マッサージショップ同僚 ⇒ イ・ジュヨン
マッサージショップ主人 ⇒ イ・ジョンウン
カン刑事 ⇒ チョ・ミンジュン
ペ刑事 南部署 ⇒ チョン・ソクホ(チョン・ソッコ) 
派出所長 ⇒ チョン・ギョンホ
社会福祉士 第1発見者 ⇒ ユン・ソンア

特別出演
チョン・ミョンスク(正明淑) ペク・サンアの母 ⇒ チャン・ヨンナム