アンニョン(^-^)ノ
いつも、ありがとうさんです~
シム・ダルギ主演の『ローリング・ガール』(2023年)…京都でも上映中なのですが、私は自分のスケジュールを確認するのを怠ったために観に行けないことになってしまいました
私が好きそうな映画だったのに…バカっ
(でも8日から14日まで、1週間の上映だったんですよ~)
まだ上映されるエリアもあるので、観に行ける方々は是非、観に行ってください…ヨロシク(*´o`*)
【映画日記】
9日、土曜日、ふと思いつき、「女校怪談」4作目の『VOICE ヴォイス』(2005年)を観ました…
DVD持ってます。
主演はキム・オクビン、ソ・ジヘ、チャ・イェリョン、キム・ソヒョン。
耽美度では「女校怪談」第3作『狐怪談』(2003年)に負けますが、それにしてもやっぱりいい映画だと思います。
ホラーとしてもですがキム・オクビンとソ・ジヘの親友モノとしても素晴らしいですね。
そこが泣けるんですわ。
また、なにゆえか霊に詳しい霊能少女チョアを演じたチャ・イェリョンのムードも素敵です。
タイプの違う少女たち3人が主人公なのが面白い…。
そして音楽の先生キム・ソヒョンさん…。
この映画は私が韓国映画にハマっていった時の強力なきっかけになった作品なので観ると初心に帰れますなあ。
結局、私はホラーから始まったんですけど、その頃、韓国のSFやファンタジー、歴史モノ、どれを観ても驚きでいっぱいでした。
自分が観たい世界があったと…。
それでまた映画をちゃんと観ようと思って10年を費やしたのですから韓国映画には感謝です、カムサハムニダ。
『VOICE ヴォイス』もこのまま忘れられたら寂しいので(映画の中でも「忘れられてしまう」ことの悲しさがありましたし
…)、また観てない方は観てください。
今でも私のオススメです。
ところで「女校怪談」の第5作(2009年)は韓国でも評価が散々だったそうですが、11年後の6作目『母校』(2021年)は持ち直したそうです。
私はとにかく5作目も6作目も観たいんですけどね…
それで、同じ日、続いてこの作品を観ました…
ブラッディ・ミッション
韓国で劇場公開時の動員数が160万人を超えた超話題作!!!!
「外科医ポン・ダルヒ」「カンナさん大成功です!」などで知られる韓国を代表する演技派俳優イ・ボムスと「花より男子~Boys Over Flowers」でソ・イジョン役を演じ韓国のみならずアジア中の女性を虜にしたキム・ボムが共演!!
イ・ボムスの初ホラーであることに加え、人気ガールズグループSeeYaの元メンバー、ナム・ギュリの演技初挑戦作ということでも注目を集めた。
エリート学生たちが、回答を間違える度に一人ずつ殺されていく恐怖のテストに挑んだミステリーホラー! ラストには自分の目を疑うほどの衝撃的な結末が!?
●あらすじ
韓国の名門チャンイン高校では、海外の学校から生徒を招き、招請授業が行われることになっていた。
そのため、成績上位者による特別クラスが急遽、実施されることに。生徒たちが授業を受けていると、突如、教室のモニターに女子生徒ヘヨンが水槽に閉じ込められている映像が映し出される。
そこに、犯人からのメッセージが届く。「問題を解かないと、彼女は死にます。全ての問題を解けば、最終的な答えが見出せます。」と―。次々と与えられる犯人からの質問に、生徒たちは懸命に答えようとするが、ひとり、そしてまたひとりと死者が続出する。電話も通じず、助けを求めることもできずに校内は大パニックに。
果たして、犯人の目的は何なのか?
『ブラッディ・ミッション』…この作品の感想はうちのブログで書いてませんでしたけど、え~、2017年12月23日、ヤフオクでDVDを落札して…それで最初にいつ観たかですけど、ちょっと記録が見つからなくって(>_<)
とにかくDVDが届いてから、ほどなくして、だと思うんですけどね…今はわかりません
ホントにいろいろガサツなところもある私で、映画の観た記録はちゃんとしておきたかったんですがね
実は観たのに感想を書いてない韓国映画ってかなり多いんですよ。
50本か、60本か、もっとか…。
『10人の泥棒たち』(2012年)や『クライング・フィスト』(2005年)、『ベルリンファイル』(2013年)みたいな有名な作品だってブログで書けてませんしね
だから、もう韓国映画鑑賞1000作突破はできたと思います。
「これが1000本目」というのがどの作品なのかわからないのが本当に悲しいんですけど、観る速度が感想を書く速度を超えたんだから仕方ないですね~。
これから「まだ書けてない韓国映画」を書くことにも頑張ろうと思います。
それで、変な書き出しになっちゃいましたけど、『ブラッディ・ミッション』ですね。
学園ミステリーホラーってことで明らかに私の好きそうな感じってことで、DVDをコレクションに加えたんですよね。
ですが、最初に観た時、眠気を感じたことは覚えてます
もしかすると後半、ホンマに寝てしまったかもしれない
結論から言ってこの作品、私にはそこまでではなかったんですね。
う~ん…学園ホラーはホンマ、好きなはずなんですが…
原題の『고死 : 피의 중간고사』は『試験:血の中間試験』と訳せるようですが、そうなら内容に合ったタイトルですね。
ナムウィキさんのこの映画のページによりますと、企画から公開までの期間が6ヶ月だったそうで、実際の撮影期間は50日で、短かったそうです。
確かにちょっと粗い感じの映画なんですね。
観客からの評価は低かったようなんですが、韓国では『グッド・バッド・ウィアード』(2008年)や『ダークナイト』(2008年)の狭間で公開されたにもかかわらず163万人を動員し、低予算なこともあって制作費の数倍に達する黒字化に成功したそうです。
「完成度とは別に学力至上主義と入試不正を批判するストーリーという点で肯定的に評価した観客がいるようだ。」とも書かれてます。
また、この映画の予想外のヒットにより、夏休みにはB級ホラーで子どもたちのお小遣いを狙おうという変な風潮が韓国映画界に広がり、結果として『40minutes』(2009年)が作られて、ユ・スンホくんやカン・ソラさんの黒歴史となった…との話題もありますが、いや~、『40minutes』は好きなんですけどね~、私は
ともかく、『ブラッディ・ミッション』は低予算にも関わらずヒットしたと。
―― と、いろいろ調べながら書いてたんですが、それに関連してまた面白い話も見つかって…それも書きたいんですけど、キリがないので、とにかく今日は『ブラッディ・ミッション』に集中します(^_^;)
またこれから観られる方もおられるでしょうし、私は詳しいストーリーは書かないで…上にAmazonさんからコピペさせてもらったあらすじを貼らせてもらいましたので、そちらを読んでください。
要するに、チャンイン(昶仁)高校で、中でも1番から20番までの成績優秀な生徒だけの特別エリート授業を開始しようとしたら、予想外のデス・ゲームが開始されてしまう、って恐怖です。
かなり非現実的な状況ですが、ワーッとなってしまうので生徒たちは命がけ、イヤも応もあらしまへん。
主演は元・女性3人組の「SeeYa」、ナム・ギュリさん。
出演された映画は私も観ていましたが、あまり記憶になく…
でも演じたカン・イナは魅力的な主人公だったと思います。
そして帰国子女で英語ができますけど不良なカンヒョンを演じるのはキム・ボム。
こちらも私は詳しくないのですが、韓国ドラマ好きさんはきっとご存知でしょう。
ちょっと不良ですが悪い子じゃないので心配です。
そして何でも大目に見てくれる優しい先生なので生徒たちからの人気No.1、国語のファン・チャンウク先生…を演じるのは『犯罪都市 NO WAY OUT』(2023年)のチャン・テス チーム長、イ・ボムスさん。
16年前の映画ですが、変わらないなあ。
そして厳しめなのでファン・チャンウク先生とは対立気味な英語のチェ・ソヨン先生を演じるのはユン・ジョンヒさん。
けっこう私は知らない方が多いキャストなんですが、生徒に厳しく体罰を振るう背の高い学年主任のイ・チヨン先生をコン・ジョンファンさんが演じてたり、なぜか守衛さん役が故 イ・オルさんだったり、知っている方もおられます。
監督は、チャン監督さんです。
ブラッディ・ミッション 2008年
シドニー・イン・ラブ 2009年 短編映画
ポイントブランク 標的にされた男 2013年
君が描く光 ケチュンばあちゃん 2016年
リセット 決死のカウントダウン 2017年 中国映画
森の中の子供 2017年 短編映画
インベーダー・ジム: フローパス計画 2019年 共同監督?
P1H:新しい世界の始まり 2020年
『ブラッディ・ミッション』を初監督作に、『ポイントブランク』や『君が描く光』もとても良かったし、かなりイケイケで映画を作ってはるんですね、チャン監督。
そんなチャン監督の最新作はAmazon Prime Videoの作品
なんとこの作品でしたか
おうおうおうおう、そうでしたか~∑(゜∀゜)
これ、観ようかなあ~。
こうなるとやっぱりチャン監督って優れた映画監督なんでしょうね。
それでも私は『ブラッディ・ミッション』は合わなかった ―― もっと言えば期待はずれだったのですが、登場人物が把握しにくく、誰が誰かわかりにくかった、またトラップや問題が私には難しかったというのがあるでしょう。
そしてこの映画のホラー的側面については、私の好きな雰囲気じゃなかったんですね。
私はホラー映画では中田秀夫監督の『リング』(1998年)を観たことが大きいんだと思います。
あの怖さが凄かったので、あの作品を観て以後、ああいう怖さを求めているところがありますね。
観終えてもまだ底知れぬ怖さが残るような作品ですね。
『ブラッディ・ミッション』はもっとカッチリと終わってると思います。
でも、今回、観返してみて韓国の超お受験戦争、学歴第一主義に一石を投じる作品だと思いましたし、ホラーというエンタメでそういう作品を発表するのはいいことですよね…。
オチは韓国映画らしいなあ、と思いますが、そのオチのあとのエンドロールの「アレ」がね~、やっぱり凄いですよね。
笑っていいのか何なのか…。
私はちょっと不快に感じましたが、それも監督の狙いかなあ。
凄いことをやってますよね。
映画としてはやっぱり残酷だし、斧が人に振り下ろされる凄惨さも後味悪かったです。
それと2008年公開の作品ですが、今、観ると「きわどい」表現も多いと思う。
そのあたり映画も変化している証拠ですが、この映画はホラー映画なので…表現が規制されすぎると映画がダメになるようにも思えて困ってしまいます。
ご存知だと思いますが、『ブラッディ・ミッション』には続編、『コ死 デスロワイアル』(2010年)がございます。
夏休みの特別授業に参加した名門高校のエリート高校生たちが、無残な殺戮劇に巻き込まれる姿を描いた韓国ホラー。
2作目は監督ユ・ソンドンさん。
出演はキム・スロさん、ファン・ジョンウムさん、ユン・シユンさん、T-ARAのジヨンさん、チ・チャンウクさん、パク・ウンビンさん、ユン・スンアさん、ナム・ボラさん、元T-ARAのボラムさん、キム・ビョンオクさん、キャストはこっちの方が断然、豪華だなあ~。
3人かな…『サニー 永遠の仲間たち』(2011年)組の女優さんたちが出ているなあ。
でも、あんまり評価が高くないようです
困ったナ(>_<)
でも観てみたいなあ。
そんな感じで、短めに書く予定でしたがあれこれいろいろ書いてしまいました。
映画としては残酷で怖いので(10代の生徒たちが殺されるし)、オススメかと言ったら違うんですが、また好きな方は観てみてください。
観たら、あなたには合うかもしれない。
最後に、これからも韓国映画でホラーが作られますように
今日もおおきに、ありがとうさんです…
アンニョン(^.^/)))
原題:고死 : 피의 중간고사 コ死 : 血の中間考査
英語題:Blood Bell/Death Bell
2008年/韓国映画/85分
韓国封切:2008年8月6日
監督・脚本:チャン監督 [第1作]
脚本:キム・ウンギョン、ユン・ホンスン
撮影:ホ・ソンニョン
照明:パク・スノン
音楽:キム・ジュンソン
美術:チョ・ギウォン
武術:リュ・ヒョンサン
出演
イ・ボムス → ファン・チャンウク 国語教師
ユン・ジョンヒ → チェ・ソヨン 英語教師
ナム・ギュリ → カン・イナ 全校5番 3年4組
キム・ボム → カンヒョン 3年4組
ソン・ヨウン → ユン・ミョンヒョ 全校4番 イナの仲良し 3年3組
イ・オル → 守衛
キム・ソヒ → ジウォンの母
コン・ジョンファン → イ・チヨン先生 学年主任
ハム・ウンジョン → キム・ジウォン 1年3組20番
ヤン・ジウォン → ミン・ヘヨン 全校1番 3年4組 水槽
カン・ウォン → ソン・ドンヒョク 全校2番 3年3組 携帯係
イム・ドンジェ → チャ・ジェウク 全校3番 3年4組 失踪
タゴン → ユン・スジン 全校10番 3年2組 洗濯機
ソン・ホジュン → チョ・ボム 全校20番 入院
イ・サンチョル → コ・ミョンチャン 全校11番
キム・ミヌ → コ・ヨハン 全校16番
ムン・バニャ → キム・ギョンジン 全校7番
ノ・ヘンハ → キム・ミジン 全校18番
ムン・ウンギ → キム・ヒョンジン 全校12番
チン・ソン → パク・ウラム 全校6番
シン・ムジン → パク・チョンヨン 全校14番
ユ・シネ → パク・チンギョン 全校17番
イ・ドヒョン → パク・チャンジュ 全校9番
チェ・ベヨン → パク・ヒョンギョン 全校19番
イ・チェウォン → ヨム・ジヒャン 全校8番
ペク・ハナ → ユ・ヨンジュ 全校15番
カン・イスル → チェ・ウンジュ 全校13番
チェ・インスク → ミョンヒョの母
イ・ギュヒョン → 校長先生
ホン・スンチョル → 教頭先生
※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。