グアイウ 地下鉄の怪物 (2023年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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  韓国映画の日本公開

 

 

 

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薄氷の告発

※ シネマート新宿、シネマート心斎橋での公開のようです。

 

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パスト ライブス 再会

映画『パスト ライブス/再会』|2024年4月5日(金)公開

海外移住のため離れ離れになった幼なじみの2人が、24年の時を経てニューヨークで再会する7日間を描いた、アメリカ・韓国合作の大人のラブストーリー。

 

 

 

 

 

いつも、ありがとうさんです…(^-^)ノ

 

公開が始まった韓国映画、私も観に行こうと考えてたんですが…読ませていただいたブロガーさんのレビューで思いがけず内容を知ってしまって…何となしに観に行く気持ちが落ちてます汗

う~ん…映画は「体験」であり「確認」ではないのですが、しかしあらすじを詳しく知ってしまうと、時に観たい気持ちが弱まってしまう…。

私だけでしょうか(´・_・`)

 

お願いとしては公開中の映画について深く書かれる時には「ネタバレ」があることを警告していただければ感謝ですね…汗

 

観たかった映画は『ビニールハウス』ですが…どうしようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ところで韓国映画の話題ですが、〝今年1月28日、フランスの「ジェラルメ国際ファンタスティカ映画祭」で故イ・ソンギュンさん主演の韓国映画「眠り」が大賞に輝いた。韓国映画が同映画祭で大賞に選ばれたのは2004年の「箪笥」(03年)以来で20年ぶりの快挙となる。(日刊ゲンダイ)〟という報道が目に入りました。

 

確かに、イ・ソンギュンさんはもうおられないけど…『眠り』がとても観たいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ってことで今日、書かせてもらう映画はシンガポールの「ちょっと怖めの映画」なのですが、23日にこの作品を観ました…カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グアイウ 地下鉄の怪物

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グアイウ 地下鉄の怪物 Circle Line

怪物(グアイウ)から息子を取り戻せ!
閉鎖された地下空間で繰り広げられるモンスター・サバイバル・アクション!


巨匠マイケル・マンに師事したJ.D.チュアが監督をつとめ、シンガポール初のクリーチャー長編映画として製作された本作。地下鉄構内という閉鎖空間で繰り広げられる緊密なストーリー展開と、ハリウッド仕込みの視覚効果によるクリーチャーデザインが見事に組み合わさり、最後まで観客を釘付けにする。『グエムル 漢江の怪物』と『新感染 ファイナル・エクスプレス』を融合させたモンスター・サバイバル・アクション!


STORY
大都市の生活に欠かすことのできない交通手段である地下鉄。その日も終電で帰宅する多くの通勤客を乗せていつも通り運行していたはずだったが、突如、制御不能となりコースを外れて暴走。現在は使用されていない廃墟と化したトンネルへと突き進んでいく。ようやく停車したその場所は、なんと未知の怪物の巣窟となっていた!幼い息子のルーカスとともに家路を急いでいた母親のイー・リンは、地下鉄車内に侵入してきた怪物と遭遇。必死の抵抗もむなしく、ルーカスは怪物に連れ去られてしまう。果たして、彼女は息子を連れ戻し、怪物が巣食う地下空間から脱出することができるのか?

 

 

 

 

何度も書いてますが、私はだいたい3~10メートルくらいの「ちょうどいい大きさのモンスター(あるいは猛獣)」が襲って来る映画がなかなか好きなので ―― ちょっとここ1年くらい、いい作品にであってない気がするんですが ――  「もしかすると次は正解かもしれない」と期待してまた選んでしまうわけですね。

 

『グアイウ 地下鉄の怪物』 ―― 日本での題名はほとんど恥ずかしげもなくやってくれてるんですが、英語の原題は「Circle Line」で、どうも「地下鉄環状線」らしい。

中国語の題名は「生死环线」で「生と死の環状」…でいいでしょうか。

ともかく、確かに地下鉄が舞台の作品で、「謎の巨大生物の巣窟に迷い込んだ人々の運命を描いたシンガポール発のモンスターパニック」です。

「巨大生物」というにはちょっと小さいし、巣窟に迷い込むのは最後の方なんで、それも二人なんですけど。

 

この作品は、新宿シネマカリテの特集企画「カリコレ2023/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023」(23年7月14日~8月10日、新宿シネマカリテ)上映作品で、日本でも劇場公開されてるんですね。

観に行かれた方はおられますか~!?

 

 

始まりは雑なB級映画って感じではなく、80分の作品ですが、落ち着いた丁寧な雰囲気で、かなり期待させられます。

 

私はキャストに詳しくないのですが、イー・リンとルーカスの母子が、まず主人公の立場なんだと思いました。

イー・リンは悲劇的な過去の記憶がフラッシュバックし、それに苦しんでいるようです。

 

子どものルーカスの背中に火傷、あるいは傷の跡が残ってますが、交通事故により、イー・リンにとってそれはひと時も忘れることができない苦しみの記憶のようです。

 

このところ地下鉄で何度もトラブルが発生していたという伏線があるのですが、そんな母と息子が乗った地下鉄が暴走し、地下鉄の指示を出す人たちもどこへ行ったかわからないような所に行ってしまい…それだけならまだ良かったけど、地下鉄のトンネルに何かが ―― って話です。

 

 

主人公はやはり出演時間の長さから言ってもイー・リンと坊やのルーカスです。

 

この映画、ちょっとありきたりですが、危機に瀕した息子のためイー・リンが過去の悲劇に苦しみつつそれを乗り越えようとする作品です。

 

 

恐ろしい事故を経験したからかルーカスは無口で、そして怖い状況にあっても泣き叫んだりしない男の子です。

 

いや、ホンマ、食い殺しそうな怪物をあの真近で見てたら、どんな心境になるか。

それでも人は何がしかの希望を失わないのか、それともあたかも肉食獣に狩られたケモノのように諦めるのか、それは私もそこまでの経験がないのでわからないけど、極限の恐怖であることは間違いないだろう。

 

 

それで…他に地下鉄に乗り合わせた、高校生だと思いますが、バスケ部ですか、部活のことでも悩んでますが、お父さんとどうも上手くいっていない女の子もいます。

 

 

で、そのお父さんが地下鉄のそのエリアの現場の責任者の立場の人で、なかなかの偶然だと思いますが、シンガポールの実情を私が知らないので何とも言えません。

察するに、パパへの尊敬が薄れていた娘が現場で頑張るお父さんを見て考えを変える…とか。

 

 

地下鉄の操作する室の人たちの中に「かっこいいおにいさん」がいるので活躍するのかと思いきや、あまりなさりません。

でも責任感が強いのはわかります。

 

 

トンネルの中で動かない地下鉄の中でイー・リンたちと出会い、共に危機から逃れようとする「チョイ悪な雰囲気のおにいさん」…タトゥーを入れてたり、悪そうな雰囲気だったけど、実はばあちゃん思いだったり、あとで優しい人だとわかってくるキャラの作り、かなり嫌いじゃないですね、ええ。

 

 

そういった方々が登場人物の皆様です。

 

う~ん汗

いろいろキャラクターの奥行きがあるんだろうけど、今ひとつ描いてくれてへんなあ(>_<)

 

って感じで僭越ながら登場人物の説明をさせていただきましたが、このタイプの映画のエキスパートといえば怒りくまさんビックリマーク

 

やっぱり、書いてはります(*´∀`*)ノ

 

ありがたくリブログさせていただきますひらめき電球

 

ほぼ全部を書かれておられますので、この映画を詳しく知りたい方は怒りくまさんのレビューを是非!!

 

怒りくまさんの書き方は怖くないので、怖い系の映画を観たくない方も大丈夫です。

 

 

怒りくまさん、いつもありがとうございます☆⌒(*^-゜)v

 

 

私の感想ですけど、まず作風といいますか、最初の方はそんなに慌ただしくないジックリした堅実な感じの映画で、ホンマ、これはイケる!!∑(°∀°)と期待したんですね…。

好きそうなリズムだったで。

 

でも…怪物が登場してからはむしろ危機感をあまり感じない、まどろっこしい展開に感じられてしまいましたあせる

 

う~ん…なんか他の有名な映画であったような物語で…これ系の映画が好きな方はそれを思い出すんじゃないかなあ…。

 

かと言って『グエムル 漢江の怪物』(2006年)や『新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)にも似てないんですけどね。

 

襲われ方は地下のトンネルで怪物に襲われるならこんな感じっていう最低限のことしかやってないあせる

 

あんまり予算がなかったのかなあ…。

ズバリ怪物の出があっても、あんまり凄くないんですね、CGもね。

今の時代にこれはちょっと物足りないはてなマーク

 

「喰い殺し描写」…残酷描写も控えめですし、「喰う」のかどうかもハッキリしません。

 

怪物のデザインもなあ~、私の好きな感じではないけど…物語上、実際に存在する生物っぽくなければならないのかなあ。

 

大きさはいいんですけどね。

何メートルくらいかなあ。

5、6メートルくらいじゃないですか。

そして意外と素早い。

 

で、怪我もしますので、人間が武器を使って戦えば深手を負わせて撃退できるのかもしれない。

実際、斧で殴ったら血が出ましたから。

その感じはとてもいいと思うんですけどね。

 

敵が霊的な存在だったり、あるいは100mくらいの巨大さだったら、もうどうしようもないじゃないですか。

でも5、6メートルだったらどうにかなりそうじゃないですか。

 

そういった人間と怪物の攻防をね、ガンガン観たいんですけどね。

 

ただこの映画の、登場人物が助かるのかどうかは最後まで予想できなかったので、そこのハラハラは好きでした。

 

あと、冒頭にモンスターの子ども時代があるので、モンスターの出自やなんで大きくなってトンネルにいるのかなど、最終的に真相が説明されるのかと思いきや、それはなしで…そこも残念。

もしかして続編の予定が!?

 

 

物語的にはそこまでこの作品独自のものを感じなくって残念だったんですが、またシンガポールの作品なんだけど、舞台がずっとトンネルなので…シンガポールの風景も見れないし、それも残念だったかなあ。

 

一瞬、ルーカスを預かってくれてたイー・リンのお母さんの住まいが映りますが、そこは好きだったし、あんなマンションもええなあ。

 

 

J.D. Chua監督(右から2人目の方)はマイケル・マンの会社でインターンとしてアクション監督、スタント、視覚効果を学び、マイケル・マンの『ブラックハット』(2015年)などに携わったそうです。

マイケル・マンといえば確かに激しいアクションと強いドラマのミックスに非常に秀でた映画監督さんの印象ですが、『グアイウ 地下鉄の怪物』にもその兆しがあったと私は思うんですね。

いや、ホンマ、なんか偉そうに言って申し訳ないけどあせる

 

だからこの映画、80分しかないけど、J.D. Chua監督の好きなように作りはったら、もっと深みのあるモンスター・パニック映画になったのかもしれません。

ま~、私には無駄に感じられた場面もあったけど、それだって監督は脚本を書く時に必要だって確信されてたかもしれないので、やっぱりまた次、自分の思うように映画を作って、それで観客たちを怖がらせたり、感動させたりしてほしいです。

 

ってことで、『グアイウ 地下鉄の怪物』も最初、期待を感じた分、最後まで観たらガッカリしてしまったけど、私は観て観てよかったですね。

ただ、よっぽどこれ系の映画がお好きな方々以外の皆様には、オススメはできないですわ~あせる

 

「怖いモンスター映画」ですが、怒りくまさんが24日にレビューを公開されておられる『ホビッツベイ』(2023年)、この作品が観たいわ~ひらめき電球

 

 

 

「恐ろしい秘密が眠る廃墟に足を踏み入れた家族の運命を描いたホラー。」だそうですヾ(・o・)ノ

 

あ、もちろんアカデミー賞に輝いた『ゴジラ-1.0』もやっぱりメチャクチャ観たいんですよビックリマーク

 

そんな感じで…短く書くつもりだったに、いろいろ書いてしまいました。

今日もおおきに、ありがとうさんでした…☆⌒(*^-゜)v

 


グアイウ 地下鉄の怪物


原題:Circle Line

Traditional Chinese 生死環線
Simplified Chinese 生死环线

 

2023年/80分/G/シンガポール

日本公開:2023年7月14日
配給:ツイン

【スタッフ】
監督:J.D.チュア

【キャスト】
イー・リン……ジェセカ・リウ(葉瀬ふみの)
ボ・セン………ピーター・ユー(山本兼平)
カルヴィン……アンディ・チェン(藤田幹彦)
ナム……………パトリック・ペイシュー・リー(大宮健司)


Directed by JD Chua
Produced by Juan Foo Toong, Soo Wei.  Kent Chan

Production companies Taipan Films mm2 Entertainment
Distributed by mm2 Film Distribution


Release date 5 January 2023 (Singapore)
Running time 80 Minutes
Country Singapore
Language Mandarin


Cast
Jesseca Liu as Yi Ling
Peter Yu as Bo Seng
Andie Chen as Calvin
Patrick Pei-hsu Lee as Ah Nam
Alan Tan as Heng
Johnny Ng as Uncle Choo
Nathaniel Ng as Lucas, the son of Yi Ling
Ashley Seow as Janice

 

 

3月に観た映画

 

2日 名もなき復讐(2015年) 親切なクムジャさん(2005年)

4日 犯罪都市 NO WAY OUT(2023年)

6日 アーチ&シパック 世界ウンコ大戦争(2006年) THE WILD 修羅の拳(2023年)

9日 VOICE ヴォイス2005年) ブラッディ・ミッション(2008年)

13日 狐怪談(2003年) 虐待の証明(2018年) 愛の棘(2014年)

16日 火山高(2001年) 純潔なスニ(드라마시티 - 순결한 순이 2007年)

17日 10人の泥棒たち(2012年)

18日 人類滅亡計画書(2012年) 新装開店(1999年) 愛の運命 暴風前夜(2010年 )

20日 新感染半島 ファイナル・ステージ(2020年) ラスト・ブラッド(2009年)

23日 グアイウ 地下鉄の怪物(2023年) ボディガード(2020年) 暗殺(2015年)

25日 テロ, ライブ(2013年) 黒い家(2007年)

27日 はちどり(2019年) 火垂るの墓(1988年) デューン 砂の惑星 PART2(2024年)

30日 ブレードランナー 2049(2017年)~日本語吹き替え音声

 

4月1日 ドレミファソラシド(2008年)