韓国映画 ラブリセット 30日後、離婚します (2023年) 公開中 | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

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アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

 

 

すんません、この映画…あせる

昨日 4月6日から

ドンッNEWドンッ上映が始まってますドンッNEWドンッ

 

毒親 ドクチン

 

キム・スイン監督『毒親<ドクチン>』公式サイト

 

母からの過剰な愛に苦悩する娘の心の闇を描いた韓国発のミステリードラマ。

 

京都では5月からですか…観たいな~あせる

 

 

 

 

 

そしてこちらは4月12日から公開ですNEW

 

貴公子

 

映画『貴公子』公式サイト

 

「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。

 

こちらは私、100パー観に行きますビックリマーク

皆様も是非!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ラブリセット 30日後、離婚します

 

 

映画 『ラブリセット 30日後、離婚します』 公式サイト

 


INTRODUCTION


世界を席巻するエンターテインメント大国の韓国から、人気二大スターを主役にした大ヒット映画がこの春、遂に日本に上陸する。

本作「ラブリセット 30日後、離婚します」(原題:「30일」英題:「LOVE RESET」)は、離婚を30日後に控えた夫婦が、交通事故で二人とも同時に記憶を失ったことで繰り広げられるラブコメディー。韓国で2023年10月3日に公開されると、初日から22日間連続で興行収入1位を獲得。35日間で観客動員数200万人超えの大ヒットを記録し、昨年の韓国映画興行収入ランキングのラブコメディー映画でNo.1となった超話題作だ。

自称知的でイケメンの弁護士だがどんくさいノ・ジョンヨルと名家出身のお嬢様でバリキャリの映画プロデューサーだが破天荒なホン・ナラ。大恋愛の末に親の反対を押し切って結婚するも、お互いの価値観の違いに耐え切れなくなり、二人は遂に離婚を決意する。裁判所の調停で熟慮期間を経た30日後に離婚することが決まるが、その帰り道に交通事故に遭い記憶喪失に!愛した記憶も憎しみ合った記憶も全てがキレイに消え去った二人は、家族や友人を巻き込み記憶を取り戻そうとするが…。果たしてこの夫婦、一体どうなる?

夫のノ・ジョンヨルを演じるのは、2019年放送の「椿の花咲く頃」で韓国のゴールデン・グローブ賞とも呼ばれる「百想芸術大賞」のテレビ部門男性最優秀演技賞を受賞、更に世界中で大ブームを巻き起こしたNetflixオリジナルドラマ「イカゲーム」続編への出演も決定している人気俳優のカン・ハヌル。破天荒な妻、ホン・ナラを演じるのは、ドラマ「イタズラなKiss」、「還魂」などに出演し、キュートな魅力で日本でも多くのファンを持つ実力派俳優のチョン・ソミン。韓国屈指の人気を誇る二人が2015年公開の映画「二十歳」以来、8年ぶりに再び顔を合わせ、テンポの良い掛け合いと今までにない振り切った演技で離婚寸前の夫婦役を好演。また、カン・ハヌルは本作で「第10回韓国映画制作家協会賞」の主演男優賞を受賞するなど、本国で高い評価を得ている。更に、チョ・ミンス、キム・ソニョン、ユン・ギョンホ、ソン・ヘナ、オム・ジユンら著名なバイプレイヤーたちが、一癖も二癖もあるキャラクターで物語にコミカルなテイストを加えていることにも注目だ。メガホンを取ったのは、「偉大な願い」、「色男ホ・セク」を手掛けたナム・デジュン監督。

「離婚」×「記憶喪失」という、2つの強烈なキーワードからどんな物語が繰り広げられるのか、大いに笑って共感して心をときめかせてほしい。

 



STORY

自称知的なイケメン弁護士だがどんくさいノ・ジョンヨル(カン・ハヌル)と、名家出身のお嬢様で仕事はできるが破天荒なホン・ナラ(チョン・ソミン)。二人はドラマチックに出会い、映画のような大恋愛をし、親の反対を押し切って結婚。しかし、生まれ育った環境や価値観の違い、更には嫁姑問題も勃発し、遂に夫婦は離婚を決意する。裁判所の調停で、離婚のために30日の熟慮期間を待つことを言い渡された二人だったが、その帰り道で交通事故に遭い意識不明に。病院で奇跡的に目が覚めたジョンヨルとナラ。しかし、二人それぞれが、家族のことも、結婚していたことも全ての記憶を失っていた。二人を離婚させたい両家の両親は、離婚を決心した当時の記憶を取り戻させるために、かつて夫婦が一緒に住んでいた家で再び共同生活をさせようと計画する。但し、間違っても元のさやに納まることのないように念には念を入れてナラの妹を同居させることに。
家族や友人も巻き込み、記憶を取り戻すために奮闘する二人だったが……。

 

 

アンニョン(^-^)ノ

いつも、ホント、ありがとうさんです…キスマーク

 

先週から公開が始まってる『ラブリセット 30日後、離婚します』を観てきました…カチンコ

 

キャストも観た理由ですが、それよりもまずロマンティック・コメディだからですね。

ロマコメ、ラブコメはきっと楽しい気分にさせてくれますから。

 

結果としてやっぱり非常に楽しい気分にさせてくれた作品です。

 

そういえば5月3日から公開される『マイ・スイート・ハニー』(2023年)の予告編が映されましたけど、こちらも絶対に観たい!!って気分でしたね~。

 

 

いろいろあって土壇場で結婚したノ・ジョンヨルとホン・ナラですが、だんだん我慢できなくなってとうとう離婚することになったんだけど(理由は前半で説明されます)、裁判所の調停で熟慮期間を経た30日、離婚するのを待つことになったんですわ。

 

そしたら事故発生ドンッ

 

って話です。

 

公開中の映画ですのでネタバレなしで書かせてもらいますけど、やっぱり中身を少しでも知りたくない方はご注意ください。

 

ラブコメ、ロマコメには違いないんですが、かなりコメディの比率が高く、めちゃくちゃ笑わせてくれます。

笑いは本当に山盛りです。

延々、笑わせてもらいました。

笑いの質も高く、コメディとしてはもう大傑作でしょう。

 

でも、その上で、ラブコメ、ロマコメとしての恋愛要素もちゃんと押さえてあります。

場面としては多くないけど、そこもなかなかジ~ンときました。

特に、過去を思い出すシーン…だけじゃないんですけど。

 

また「結婚とは」という現実的なテーマも、笑いをまぶしつつ押さえられてるんじゃないですか。

「お互いに我慢ならないから離婚する」はもう離婚の理由として煮詰まってますけど、結婚って我慢が必要ですし、例え離婚の危機に陥ったとしても別の視点で考えてみよう、みたいな。

それがなんだかホント清々しい。

 

といってもやっぱり映画なんですけど。

 

とにかく、明るい気分にさせてくれる作品でしたよ~。

 

韓国でも216万人を動員して、この規模の作品としてはしっかりヒットでしたし、ベトナムでも公開13日目の11月22日、現地のボックスオフィス1位を達成したという話です。

中国でのリメイクも決定したそうですね。

 

 

ノ・ジョンヨルを演じるのはカン・ハヌルくん、1990年生まれ。

 

韓国映画・ドラマのファンの方々には説明不要な俳優さんですね。

私もカン・ハヌルくんの出演した映画、どれも好きなんですけど、グンちゃん主演の『きみはペット』(2011年)にも出てたんですね。

意外でした(また観て確認してみないとひらめき電球)。

 

シリアスな出演作も多いけど、やっぱりコメディな演技も素晴らしく、そんなカン・ハヌルくんを見るのはホンマ楽しいですね。

ただ、前半は時々、本気でイラッときました(;´∀`)

 

 

ホン・ナラ役はチョン・ソミンです。

 

カン・ハヌルくんとは2014年の『二十歳』以来の再共演なんですね。

1989年生まれなのでハヌルくんの一個上ですよね。

 

私はチョン・ソミンは…デビュー作である『赤と黒』(2010年)の次女ホン・モネ役で認識した女優さんだと思いますが、あのドラマのあの役は好きじゃなかったんですよねあせる

シン・ゴヌクにたぶらかされる形で惹かれていってしまい、なかなかうざい女の子だったんですが、その分、結末ではイヤな感じで効いてしまうというあせる

 

それはいいんですけど、なんだかただ危険な女でちょっとだけの出演だった『ゴールデンスランバー』(2018年)はともかく、「中身がおじさんの高校生」なのがホントに面白かった日本の小説の映画化『パパとムスメの7日間』(2017年)でのコメディ演技が好きになったし、『オオカミ狩り』(2022年)でのキリッとした刑事役も印象的でした。

 

ゆえに今はむしろ好きな女優さんでしたが、『ラブリセット』のコミカル演技がホントにホントに素晴らしかった。

こういう映画でこういう演技をしはる女優さん、私はとても好きですね~。

 

性格的にむしろ夫ジョンヨルよりも問題ありかと思いましたが、その分、映画だと楽しい…!!

 

 

助演の方々ではホン・ナラのお母さんを演じたチョ・ミンスさんとノ・ジョンヨルのお母さんを演じたキム・ソニョンさんが強い印象。

二人のお母さん同士の険悪ムードも面白い…。

 

特にチョ・ミンスさんは『嘆きのピエタ』(2012年)をどうしても思い出しますし、『魔女』シリーズ(2018年~)の怖みも出ててそこがまた笑いにつながってると思うんですね。

こういう演技力のある女優さんたちが笑えるラブコメでスパイスを効かせるって形がホンマいいんじゃないですか。

 

ちなみにこの映画、エンドロールが終わるまで席を立ってはなりません。

エンドロールを見終わると、あるキャラが「そうだったのかひらめき電球」と違って見えるでしょう。

 

で、30日後に離婚する姉夫婦をお母さんの指令でナラの妹ナミ(ファン・セイン)が雑に監視してたりして、その妹がまたたまらなく楽しいわけですね。

 

そして、ラブコメの定石ですけど、主人公たちそれぞれの友達が出てきてて、また笑かしてくれるわけです。

特にある人は「そこにいるだけ」なんですが、ああいうキャラクター好きですね~。

 



DIRECTOR

新鮮な設定と予測できない状況。「ラブリセット 30日後、離婚します」は1日を楽しくするコメディー

監督|ナム・デジュン 남대중

独特の味わいが生かされたセリフ、そして適切な箇所にちりばめられたユーモアで、笑いを提供するナム・デジュン監督の映画「ラブリセット 30日後、離婚します」。

本作について「主人公たちが別れの直前に同時に記憶喪失にかかり、記憶が完全にリセットされるという斬新な設定。予測できない関係や状況が面白かった」と述べたナム・デジュン監督。「記憶」というキーワードをコメディーに取り入れて独特な形で生かそうとした。簡単にハッピーエンドに至る展開ではなく、いい記憶と悪い記憶が共存する中で、これらの記憶が全て消えたら二人はどんな関係になるのか、また、どんな記憶が先に戻るのか、戻らない場合はどうなるのか、記憶喪失後に起こる予測不能の状況を積極的に活用した。そこに俳優同士の演技、信頼関係、そしてナム・デジュン監督ならではのコメディーセンスが加わり、一風変わったラブコメディーが完成した。

「キャラクターが生き生きと物語を紡いでいくのが良いコメディー映画」というナム・デジュン監督。カン・ハヌルは「友達と一緒に映画を撮っている感覚」と語る。現場で常に俳優と意見を交わし、俳優の個性が演技に存分に反映されるように導いたナム・デジュン監督の努力の結果、俳優たちは単なる演技を超え、現実味が感じられる史上最高のコミカルな掛け合いを完成させることができた。本作は、「一日中、楽しませてくれるコメディー映画。寝床に入ってからも、もう一度、思い出し笑いをする映画になる」とナム・デジュン監督は自信満々に答えている。

映画監督作品
「偉大な願い」 (16)、「色男ホ・セク」 (19/脚本も)


ナム・デジュン監督の2019年の前作『色男ホ・セク』は、私の印象では、単に時代劇コメディかと思いきや、女性差別など社会の理不尽を描いた深い作品で、いわゆる「野心作」だったんだと思うんですね。

その分、先入観が覆されて、にわかにはやや把握しにくいところもあったように思いますが、結果的にとても優れた作品だったと思います。

興行的には韓国では思わしくなかったようですが。

 

『色男ホ・セク』と『ラブリセット』を比較すると、『ラブリセット』はより作品の流れがスムーズで、バランスのいい作品だと思いました。

『色男ホ・セク』と『ラブリセット』について考えると、ナム・デジュン監督はまだまだ映画で描きたいことがおありだろうし、『ラブリセット』はラブコメでしたけど、次の作品ではまたジャンルを変えてこられるんじゃないかと思います。

だから、これからどんな作品を撮られるんだろうと思いますし、非常に楽しみですよね。

次作に期待できる監督さんですよ。

 

コメディとして『ラブリセット』はとても優れていると思うので、またナム・デジュン監督のコメディ映画も楽しみにしますビックリマーク

 

 

この作品のパンフレット、劇場さんで880円(税込)で売ってましたが、私ゃ~買いませんでした~あせる

 

キャストのインタビューなども載ってるそうなので、またファンの方々は是非…!!

 



いや~、もうホント楽しい映画、やっぱり韓国のこれ系の映画は私、絶対に好きなんですけど、『ラブリセット』はさらに新しかったです。

 

いろいろ予想を上回ってきますのでホント嬉しかったんですよ。

この20年間くらいの韓国のラブコメ作品、たくさん観てきましたけど、また次のステージへ行ってますな~。

であるから、今後のこのジャンルにも期待してしまうわけです。

 

コメディ、ラブコメがお好きなら絶対に観られた方がいいですね。

この作品は超・オススメです!!

 

ってことで今日もありがとうさんです…キスマーク

アンニョン~(^.^/)))



ラブリセット 30日後、離婚します


原題:30일 30日
英語題:Love Reset / 30 Days


2023年製作/119分/G/韓国
韓国封切:2023年10月3日
日本公開:2024年3月29日
配給:松竹

PD:チャン・ソンウク
脚本:パン・ギチョル
脚色:ハン・ガラム
監督:ナム・デジュン [第3作]
助監督:チェ・ソンロク
撮影:シン・テホ (C.G.K)
照明:ユ・ヒョクチュン (YOO LIGHTING)
編集:ホ・ソンミ、チョ・ハヌル (PARAN)
音楽:チョン・サンウ (PEAK STUDIO)
美術:キム・チョヘ、キム・ミンジョン (MODA)
武術:イ・テヨン (BEST STUNT)

出演
カン・ハヌル → ノ・ジョンヨル 弁護士
チョン・ソミン → ホン・ナラ 映画PD
チョ・ミンス → ト・ボベ ナラの母
キム・ソニョン → チュ・ソクチョン チョンヨルの母
ファン・セイン → ホン・ナミ ナラの妹
ユン・ギョンホ → ペ・ギベ
イ・サンジン → オム・グィドン チョンヨルの親友
ウォヌ → チャン・タクホ
ソン・ヘナ → チョン・エオク ナラの親友
オム・ジユン → コ・ヨンギ ナラの親友
イム・チョリョン → ホン・チャングン ナラの父
イム・ジンテク → ノ里長
キム・ジンマン → ナム監督
チャン・ジア → 催眠士
ソ・ハンギョル → リュ・モギョン

特別出演
チョン・ノミン → チョ博士
テ・イノ → 撮影会場 主演
カン・ジヨン → サンア

友情出演
チョン・ヒョンソク → ローファーム 代表
イ・ウォヌク → 野球場 管理人
ハク・チン → 美男医師

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

 

 

 

 

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