韓国映画 江南ゾンビ (2023年) | Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

Asian Film Foundation 聖なる館で逢いましょう

アジア映画に詳しくなかった私がアジア映画を観てます♪
ネタバレはできるだけ避けております…(ㆆᴗㆆ)*✲゚*。⋆

 

 

 

Yahoo!ショッピング(ヤフー ショッピング)

 

 

 

 

 

NEW明日 4月12日から公開ですNEW

 

貴公子

 

映画『貴公子』公式サイト

 

「THE WITCH 魔女」シリーズのパク・フンジョン監督が、巨額の遺産を巡って繰り広げられる攻防戦を予測不能な展開で描いた韓国ノワールアクション。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アンニョンです(^-^)ノ

いつも、ありがとうさんです…キスマーク

 

 

 

日付的には昨日、ホント久しぶりに『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)を観ました…カチンコ

 

 

世界の数多くのアクション映画の名作すらも蹴散らかしてしまうほどの傑作だと思いますが、いや、ホンマに面白い~音譜

今回、観ててこれまでで一番、面白いほどでした。

観てて思いましたけど、この作品の映画界への影響って海外でも小さくなさそうですよね。

 

でも実は私、もちろん原作を読んでないし、『ルパン三世』ってこの『カリオストロの城』と、もう一本、どれかわからない映画作品しかちゃんと観てないかもしれないんですねあせる

だからファンでも何でもないんですが、いわゆる「第1シリーズ」(1971~72年)の音楽がすごく好きで…でも音源が喪失してるらしいのでホント残念なんですね。

子どもの頃、日曜の正午くらいにテレビ版が放送されたのを何となく観てたんですが、特にエピソードは覚えてなく…だからやっぱり私には『カリオストロの城』です。

 

日本の映画界って漫画やアニメの実写化に熱心ですが、『カリオストロの城』はやらないんだろうかはてなマーク

やったらやったで大ブーイングになりそうですけど、今回、観てて、実写だったらどんな感じなんだろうと思いました。

 

そういえば私、ルパンが銭形幸一警部を「とっつぁん」と呼ぶじゃないですか、だからしばらく銭形警部ってルパンのお父さんだと思ってたんですよね…。

あ~、息子が悪事を働いてるので、お父さんが追いかけてはるんや…と(;´∀`)

『カリオストロの城』では本来、敵のはずの銭形のとっつぁんがルパンと実は親しげなのが好きですね。

固そうな銭形警部ですが、柔軟な面もありますね。

 

せっかくだから『ルパン三世』の他の映画、また観てみようかな。

 

 

 

それから続けて10年ぶりにイ・ジェハン監督の『私の頭の中の消しゴム』(2004年)を観ました。

 

 

 

語りだしたらキリがないのでやめときますが、昨日、観てさらにグッときましたね。

泣きました。

さすが『パラサイト 半地下の家族』(2019年)に抜かれるまで日本で最高の韓国映画興行収入の記録を出した作品。

20年を経て観ても感動は色あせません。

 

この映画は認知症の現実を描いた作品ではないかもしれないし、お医者さんや認知症を患う方々のご家族は、現実的ではないとお考えになるかもしれませんが、記憶にまつわる映画なのは間違いないでしょう。

病についての映画としては、やや疑問符も付くけど、ラブストーリーとしてホントに素晴らしいと思います。

昔に観た映画を10年ぶりに観返すって、凄くいいですね。

 

 

 

 

 

本題ですが、6日にこの作品を観ました…カチンコ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

江南ゾンビ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

INTRODUCTION
 

世界的に注目を集める【K-ゾンビ】映画。『新感染 ファイナル・エクスプレス』以来、斬新なゾンビ映画を次々と世に送り出す韓国映画界から新たな話題作が登場!芸能事務所やハイブランドのショップが立ち並ぶ憧れの街・江南(カンナム)がゾンビに占拠されたら—。監督イ・スソンは2010年にゾンビ映画『ミスター・ゾンビ』(原題/日本未公開)を監督した人物。のちに韓国は「新感染 ファイナル・エクスプレス」をはじめとしたゾンビ映画を次々と発表し、韓国のゾンビ映画は【K-ゾンビ】というジャンルを確立した。
ゾンビとの戦いに挑むのは韓国アイドルグループT-ARAのジヨンと、「イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜」等話題のドラマで人気のチ・イルジュ。チ・イルジュは実生活では高IQを持つ国際グループMENSA会員であることが知られ、本作ではテコンドーの高速回し蹴りを習得するためにスクールで猛特訓を受けて挑んだ。


作品ポイント
 

生 き 残 れ
韓国ソウル【江南】で謎のウイルス感染爆発!!
ジヨン(T-ARA)「ドリームハイ2」 × チ・イルジュ「イルタ・スキャンダル」 がゾンビ集団を迎え撃つ!!
韓国国技【テコンドー】超高速回し蹴りが炸裂する【K-ゾンビ】バトルロイヤル!

★134か国でリリース決定!K-ゾンビ映画から新たなゾンビ映画登場!!
『新感染 ファイナル・エクスプレス』以来、斬新なゾンビ映画を次々と世に送り出す韓国映画界から新たな話題作が登場!
芸能事務所やハイブランドのショップが立ち並ぶ憧れの街・江南(カンナム)がゾンビに占拠される!

★トップアイドルT-ARAジヨンがゾンビと対峙!チ・イルジュのテコンドー回し蹴りが炸裂!!




あらすじ


ソウルの中心、華やかな江南地区の動画制作会社で働くヒョンソクは、かつてはテコンドー韓国代表の控えとなるほどの実力の持ち主。密かに同僚のミンジョンに思いを寄せていた。ある日、会社に半狂乱の男が乱入し、人々を襲いだした。噛まれた人々が次々とゾンビ化、爆発的に増えていくゾンビ集団に街は占領されてしまう。周りが次々とゾンビ化していく中、残された数少ない生存者たち。ヒョンソクはテコンドーで習得した超高速回し蹴りを武器に襲い来るゾンビどもをぶちのめしていく!!

キャスト&スタッフ
 

<キャスト>
チ・イルジュ『最も普通の恋愛』「イルタ・スキャンダル 〜恋は特訓コースで〜」
ジヨン(T-ARA)「ドリームハイ2」
チョ・ギョンフン 『ポイントブランク 標的にされた男』
チェ・ソンミン『ありふれた悪事』

<スタッフ>
監督:イ・スソン『イルジン 不良たち』 
脚本:チェ・スンホ 
撮影:キム・ドヨン 
編集:パク・スジン

 

 

え~、去年の忙しない年末のどさくさにまぎれて日本版DVDがリリースされた韓国のゾンビ映画です。

去年の夏にシネマカリテさんの「カリコレ2023」で劇場公開されてます。

韓国映画ですので、私もとにかく観ておこうと思いました。

 

どんな映画かって…え~、ソウル・江南のオフィスビルを舞台にした作品で、江南はPSY様の「オッパンカンナムスタ~イル♫」で有名だと思いますが、「お金持ちが住みそうなエリア」って印象なんですね。

 

で、主人公のイ・ヒョンソクとミンジョンはそんな江南のビルの中にオフィスを賃貸して、動画をバズらせて利益を出そうといういい加減な動画制作会社に勤めてます。

案の定、お給料も出てなかったりするんですが。

 

イ・ヒョンソクはミンジョンのことが好きで、アプローチしてはるんですが、ミンジョンはその気になれず…でも会社内で ―― と言っても全員で社員が4人しかいないんですけど…男子3名の中ではヒョンソクが一番かっこいいんですけどね。

 

それなのに社の社長はミンジョンに下心アリアリでセクハラを続けているわけです。

ヒョンソク的にはたまったもんじゃないですね。

 

 

社にはお金がなく、ビルのオーナーさんが家賃を取りに来ても払えず、逃げの一手です。

 

このオーナーのイ・スンジャさんもものすごいパワハラの人で、ガードマンを苦しめるのが趣味みたいなイヤな人なんですけどね。

 

で、やはりというか、そのビルにゾンビのおっさんが来てしまい、大惨事となってしまうって話です。

 

ゾンビ第一号のアジョシですが、もともと泥棒はんでしてね、どうも猫に噛まれて感染したらしい。

このあたりもあやふやですが、映画の本筋にあんまり関係ないのでまあいいですね。

 

それで、詳しい物語ですが、ありがたいことに怒りくまさんがやっぱりレビューしてくれてはりますので、中身を知りたい方は怒りくまさんのブログを読んでくださいな。

 

もう怒りくまさん、ガッツリ書いてくれてますから。

 

「江南ゾンビ」。。。

 

怒りくまさん、いつもありがとうさんです~☆⌒(*^-゜)v

 

 

最初のゾンビが来てすぐは、まだゾンビのおっさんも噛みつく勢いがなかったので感染も発生してなかったんですが、当然すぐに感染は拡大して、ビル内にいた人たちの多くがアワアワとゾンビ化していきます。

 

観てて、話としてどう来るかと期待してたんですが、ちょっと私の期待した展開ではなかったんですよ。

 

ビルという限られた場所が舞台なんですが、だから私は主人公たちがゾンビを音で上手いこと誘導して部屋に少しずつ閉じ込めていくのかなあ…と思ってたんですが、そうじゃなくって戦いつつビルの外へ逃げ出そうと奮闘する話だったんですね。

 

いや~、なんかゾンビを上手いこと誘導して閉じ込めて数を減らしていく話の方が私は観たかったかなあ~あせる

って思いましたけど。

 

映画としては全然怖くないです。

あんまり切羽詰まった危機感もないですあせる

 

でもその分、ユルユルでなんだか笑ってしまうんですね。

コメディ的な面もあるけど、さすがにコメディ映画じゃないでしょ。

でも、なんだかほんのり笑える映画で、その味は好きでしたね。

 

そのあたりさすがに韓国映画でした。

 

 

イ・ヒョンソクを演じたチ・イルジュさん…「ファン・ジョンミンさんの親戚のチン・グさんに似たおにいさん」って感じの方でした。

時々ソン・ジュンギさんに見えることもあったかな。

またいつか、別の映画でお会いする日が来るでしょう。

 

イ・ヒョンソクはテコンドーの強い人ですので、それでゾンビをやっつけます。

普通の職場なので銃はないし、武器もバットくらいですかね。

 

 

ミンジョン役はT-ARA(티아라)パク・チヨン(ジヨン)さん…。

 

私、韓国の音楽やK-POPのCDもかなり集めましたけど、T-ARAは持ってないな。

チヨンさんが出演している映画も観てなかったです。

むしろドラマを観てられる方々の方がよく知っておられるでしょう。

 

ちょっぴりネタバレですが、この映画、ミンジョンとイ・ヒョンソクがやっぱり中心です。

 

 

あと、ビルのガードマンさんが暇な時にブレイクダンスを踊ってるので、その身体能力を活かしてあとで何かするのかと思ってると、別にそうではない。

 

なんか、「ここ変でははてなマーク」という場面以外に印象深いシーンがないなあ~あせる

 

YouTubeのこの映画の予告編の動画のコメント欄にも、ハングルで「いや、どうしてこんな映画が日本で公開されるの?」ってコメントがありましたが、ちょっとそれはありますね(^_^;)

 

やっぱり低予算の作品で、韓国での観客動員も悲惨なものやし。

でも逆にチャッチャと低予算で作って海外マーケットに売ってしまうと儲けがあるんかもしれませんね。

 

で、私自身の感想ですが、ま、観て良かったんですよ。

退屈したりはしなかったです。

 

もうちょっと殴る蹴るだけじゃなく、機転を利かせて計画的にゾンビを撃退するような感じの方が面白いと思うんだけど、消化器噴射で何となく追い払えてしまうのも悪くないですね、ええ。

 

あと、やっぱり笑いの面で気に入りましたね。

 

イ・スソン監督は輝国山人さんのサイトのプロフィール欄によりますと、2010年からかなりの数の映画を監督されてるようですが、なんとひらめき電球

『恋愛の技術』(2013年)や『於于同(オウドン) 朝鮮宮廷スキャンダル』(2014年)の監督さんなんですねビックリマーク

あの2作はよく覚えてますよ。

 

イ・スソン監督の長編監督デビュー作は2010年の『ミスター・ゾンビ』という韓国初の長編ゾンビ映画だったそうなので、やっぱりゾンビ映画を作りたい方なのかもしれないですね。

また、是非!!

 

 

韓国のゾンビ映画といいますと、まずヨン・サンホ監督関連ですよね。

新感染 ファイナル・エクスプレス』(2016年)は大人気作ですし、その続編『新感染半島 ファイナル・ステージ』(2020年)も素晴らしいです。

そして前日譚『ソウル・ステーション パンデミック』(2016年)は珍しいゾンビのアニメ映画(また観たいです)。

 

ヨン・サンホ氏が原作・脚本を担当された『呪呪呪 死者をあやつるもの』(2021年)は「術で操る」ってことで本来のゾンビ映画かもしれないんですよね。

 

ユ・アインくん主演のネットフリックス映画『#生きている』(2020年)もありますね。

ネットフリックスには『今、私たちの学校は...』(2022年)って作品もあるそうですね。

 

王宮の夜鬼』(2018年)は時代劇ゾンビ映画の傑作でしょう。

 

マイナーなところでは2010年の『隣りのゾンビ』…私は気に入った覚えがあります。

特にお母さんをゾンビとして生かそうとしてる話は悲しかった。

 

 

オムニバス映画『ホラー・ストーリーズ』(2012年)の中の「救急車」も良かったですし、同じオムニバス映画の『人類滅亡計画書』(2012年)の第1話「素晴らしい新世界」もゾンビものでした。

 

コメディ系ではやっぱり『感染家族』(2019年)ですよね~。

あの作品は大好きです。

観ておられなかったら是非、観た方がいいですよ。

 

そういえば『哭声 コクソン』(2016年)にもゾンビっぽい人が出てくる場面がありました。

 

今、思いつけるだけ思い出してみましたけど、私の観てないドラマ関係でもいろいろあるんですよね。

なんだかコンスタントに作られてますよね、韓国のゾンビもの。

 

『江南ゾンビ』はオススメではありませんが、ゾンビものならとにかく観たいという方は観た方がいいと思いますし、そこまで残酷な映画じゃないので、苦手な方も大丈夫かもですよ。

それでも怖いかもしれないけど。

 

割とゆるいゾンビ映画の良さがあったと思いますし、こういった低予算な韓国映画も日本で観れるのはありがたいことですな。

 

そういったわけで今日は『江南ゾンビ』でした(≧∇≦)

 

最後までありがとうさんでした、おおきに…キスマーク

アンニョン~(^.^/)))

 



江南ゾンビ

原題:강남좀비 江南ゾンビ
英語題:Gangnam Zombie


2023年製作/81分/G/韓国
韓国封切:2023年1月5日
日本公開:2023年7月16日
配給:アットエンタテインメント
「カリコレ2023/カリテ・ファンタスティック!シネマコレクション2023」(23年7月14日~8月10日、新宿シネマカリテ)上映作品


PD:イ・ジョンミン
脚本:チェ・スンホ
監督:イ・スソン
助監督:イ・ウォニ
撮影:キム・ドヨン
照明:チェ・ジノ
編集:パク・スジン
音楽:ピョン・イルシク
武術:ユ・シジョン (9 STUNT HOUSE)

出演
チ・イルジュ → イ・ヒョンソク 江南ファミリー 映像クリエイター 元テコンドー国家代表常備軍
パク・チヨン → ミンジョン ヒョンソクの会社 同僚
チョ・ギョンフン → ワンイ コンテナ泥棒 ゾンビ
チェ・ソンミン → カン・テス ヒョンソクの会社 社長
タク・トゥイン → テヨン ヒョンソクの会社 先輩
チョン・イジュ → イ・スンジャ ビルの所有者
ユン・ジュノ → 警備1
イ・ヨンゴン → 警備2
パク・チフン → 警備3
ユ・スンファン → サミル コンテナ泥棒 ゾンビ
ユ・ヨンジュン → ミネラルウォーター 運転手
ユ・ジヨン → 金のさじと箸(はし)1 金持ちの子息
ユン・チャニル → 金のさじと箸(はし)2 金持ちの子息
イ・イプセ → クラブ女1
チェ・ソアン → クラブ女2
ファン・スギョン → 警察1
チェ・ホヨン → 警察2

友情出演
キム・ヨンヒ → ヒョンソクの母(声)

特別出演
イ・イプセ → クラブ女1

 

※ 輝国山人の韓国映画様から転載させていただいてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4月

 

1日 ドレミファソラシド(2008年)

5日 ラブリセット 30日後、離婚します

6日 江南ゾンビ 処刑剣 14BLADES(2010年)

8日 天命の城(2017年)

10日 ルパン三世 カリオストロの城 私の頭の中の消しゴム