ぼくは明日、昨日のきみとデートする ネタバレ・あらすじ・疑問 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

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映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

邦画のご紹介です。

ぼくは明日、昨日のきみとデートする ネタバレ・あらすじ・疑問

ぼくは明日、昨日のきみとデートする 概要



2016年公開の日本映画。
監督:三木孝浩
原作:七月隆文
主演:福士蒼汰
ジャンル:パラレルワールドラブストーリー

異性として惹かれあう男女が人生の年頃の時期にカップルになるが、片方はその後、若返り、もう一人は年老いて行くという部分は『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』とよく似ている。


ぼくは明日、昨日のきみとデートする ネタバレ・あらすじ



美大生の南山高寿(福士蒼汰)は、大学まで向かう電車の中で見掛けた女性に一目惚れする。
そして、勇気を振り絞って声をかけて、その女性、福寿愛美(小松菜奈)と親しくなる。
それから毎日、会うようになった2人は少しずつ距離を縮めて行った。(と高寿は思っていた。)
彼女は時々、ふいに涙を流したり、未来の事を言いあてたり、とてもミステリアスな雰囲気だと高寿は感じていたが、日を追うごとに、愛美の言動の一つ一つに隠された秘密が解き明かされて行くのだった。

「私、癒し系じゃないよ。」と言いながらも、初デートの後の高寿の告白を素直に受け入れ、不器用な自分をフォローしてくれる優しい愛美。
出会って、声を掛け、瞬く間に恋人同士になった二人が、どうしても結ばれない隠された驚愕の真実。
初めてキスをした日、高寿が愛美から聞かされた思いがけないその秘密が、あまりにも辛くて、高寿は愛美に酷い態度を取ってしまう。

それは、愛美は別の世界から、高寿の住むこの世界へ来た旅行者で、彼女の世界は、高寿のこの世界とは逆方向に時間が流れているという事。
だから、高寿の過去は愛美の未来で、高寿の未来は愛美の過去であったのだ。

別の世界から来た愛美と高寿の揺れる2人の関係は、どうなってしまうのだろうか?

ぼくは明日、昨日のきみとデートする 疑問点



以下の2つの疑問点は、作中で一切、触れられていないので、その点に気付いた観客が勝手に自問自答して、その結果でモヤモヤするなり、すっきりするなりするしかないですね。

【疑問1】多次元宇宙ならば自分の次元(高寿の世界)の相手(愛美)もいるんじゃないの?

この物語が、いわゆるパラレルワールド(多次元宇宙)ものであるのならば、高寿の住む世界にもその世界の愛美がいて、愛美の住む世界にも、その世界の高寿がいる筈でしょう?
仮に、そのもう一人の愛美を愛美2、もう一人の高寿を高寿2とします。
だったら、愛美2と高寿2の間にも全く同じ事象が起こってるのかな?
などと想像してしまいますが、そのあたりの部分はまるで語られていない。
まぁ、それを語り出すと話がややこしくなるのですが、
もし、このもう一組のカップルである愛美2と高寿2の組み合わせが存在するならば、
お互いに35歳以降には、高俊は自分の世界の愛美2と結婚し、愛美も自分の世界の高寿2と結婚すれば八方丸く収まるんじゃないのか?…なんて思うのは私だけでしょうか?

【疑問2】箱の中の写真は2枚に増えるのでは?
30歳の愛美が10歳の高寿に預けた鍵の掛かった茶色の小箱。二十歳になった今、同じく二十歳の愛美と再会するまで高寿は、箱の中に写真が入っている事を知らなかったが、今はその写真の存在を目の当たりにして知る。
知った上でやはり、そのシュチェーションで写真を撮影する。
数日中には、そのネガを現像して、写真が出来ているであろうから、一時期、高寿の世界には、全く物質的に同じ新旧の2枚の写真が存在する事になるのでは?
(私のこの写真に関する見解は、──二十歳の愛美が高寿の世界にいて写真撮影してその現像が完成して、その写真(新)を持ったままで、愛美が自分の世界へ戻るまでの数日間だけは、高寿の世界で同じ写真が2枚存在する事になる。──です。だけど写真という物質が愛美世界へ次元移動出来たんなら、高寿の世界の物は人間や動物も含め何でも次元移動出来るだろうさ~って理屈が成り立ってしまいますが、それ言いだすと、ストーリーがせつなく仕上がらないので言っちゃダメ!ですなww)