韓国映画 僕の妻のすべて ネタバレ・あらすじ・感想 | 映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画 ネタバレ・あらすじ・結末 最終回まで~ドラマもね

映画のネタバレ・あらすじ・キャストを最終回までや日本、韓国、中国、米国の映画・ドラマから面白いものを選んでネタバレ・あらすじ・感想を書いています。 

映画ネタバレしちゃってます(^^;韓国映画のご紹介です。

韓国映画 僕の妻のすべて ネタバレ・あらすじ・感想



映画 僕の妻のすべて 概要



2012年公開の韓国映画。
監督:ミン・ギュドン
主演:イム・スジョン
ジャンル:ラブコメ
上映時間:121分

韓国ラブコメディ映画史上、歴代4位の大ヒットを記録。

映画 僕の妻のすべて ネタバレ・あらすじ



琴の音から始まるオープニング。
日本の名古屋にて出会った二人、ドゥヒョン(イ・ソンギュン)とジョンイン(イム・スジョン)。

料理上手で、日本へは料理の勉強のために訪れていたジョンイン。
片や、ドゥヒョンは地震時に備えた耐震設計を学びに日本へ来ていた。

出会い当初、ジョンインは、日本にいる間は日本語しか使わないと決めていたので、口数が少なくいじらしい女性に見えた。
それに美人なので、ドゥヒョンは、ほぼ一目惚れ。
2人は恋に落ち、韓国へ戻って結婚。



だが、それから7年後…。

口が達者でマシンガントークな上に、愚痴っぽく、毎日過干渉で、可愛気のなくなったジョンインに、
うんざりしたドゥヒョンは、次第に離婚願望が募ってゆく。
しかし、完全に尻に敷かれている状況下では怖くて、なかなか話を切り出す事が出来ないでいた。

そんな折り、ドゥヒョンの会社では、1年の任期で、江原道の郡である平昌へ赴任する人材が一人必要となり、
妻から離れたい一心のドゥヒョンは「是非に!」とばかりに立候補するが、もう一人、離婚したばかりの同僚が立候補する。
そこで、必死に頼み込んで同僚を説得し、自分が晴れて平昌への赴任権利を手に入れ、赴任先で自由を満喫出来るかと思えた。

平昌へ到着するとドゥヒョンは、まず、女友達が勤めるラジオ局を訪ねた。
そして女友達と外で夕食を済ませて、晴れ晴れとした気分で赴任先の借家へ帰宅。
すると、妻が先回りして来ていて、料理を作りながら待っていたのでガッカリする。
その上、勤め先の奥様同伴パーティでも、ジョンインの負けず嫌いで、上司の奥様連中と一波乱あり、
家でも外でも、ドゥヒョンの神経をすり減らす日々は続くのだった。

そんな時、近所に、接点を持った女性を片っぱしから虜にする事から、
“伝説のカサノバ”と呼ばれるソンギ(リュ・スンリョン)が住んでいる事を、警官のチクリで知ったドゥヒョン。
警官は「奥さんもくどかれないように気を付けてあげて!」と言う意味で、その事を教えてくれたのだが、
ドゥヒョンはこれを、むしろ好都合な話として聞く。


離婚をジョンインの方から切り出してもらうために「妻を誘惑して欲しい。」とソンギに頼み込むドゥヒョン。
しかし、ソンギに素っ気なく断られると「だったら死にます!」と浜辺から海の中へと走り出して脅したり、泣き落とししてみたりで、
なんとか、これを承諾してもらったドゥヒョン。


ソンギのジョンイン攻略作戦の一環から、ジョンインは、すぐさま、夫の勧めで、ラジオ局のパーソナリティとして就職する。
「指図されたり型に嵌るのは嫌い!」と主張する彼女の言い分をすべて受け入れ、
素のままのジョンインが語るコーナーを設けたところ、上沼恵美子なみの毒舌から繰り出される面白トークが評判となり
たちまち注目されて雑誌でも取り上げられるほどの人気者になっていくジョンイン。

その一方で、ソンギの作戦によるジョンイン攻略が進むにつれて、次第にソンギは、本気でジョンインを好きになり、
ジョンインの方でも次第に心がソンギに傾いてゆく様子が見て取れると、
ドゥヒョンの心には動揺が広がって行った。

あれほど、うんざりしていた妻であった筈なのに、そのドゥヒョンの感情はまさに嫉妬そのものであった。

これは、紆余曲折あり、さんざん遠回りして、ようやく互いを分かり合える夫婦の恋愛感情の再発見の物語である。

映画 僕の妻のすべて 感想



『ごめん愛してる』から8年。
大人になったイム・スジョンが、あの頃の純真無垢な女性とは全く違うキャラを演じている。

素のイム・スジョンがどういう女性なのかなんて全く知らないが、
マシンガントークも、
夫の前で素っ裸になって着替えながらオナラまでしてしまうという図太さも、
煙草を吸う様子も様になっていた。
どのようなキャラクターもこなす…流石に、役者としては一流と言うべきだろう。

元々が、お見事な整形で作り上げていたその完全無欠の可愛い系容姿は『ごめん愛してる』から8年の歳月を経て、
少し綻びも目立ちだした頃だけど、まぁ、それなりに、まだまだ美人。

ストーリーの方はドタバタ喜劇なんだけど
「あぁ…こういう人生の後悔って、誰の身にも結構あるかもしれないな。」と感じさせるリアル感に親しみを覚える。

このように「結婚してから妻が(あるいは夫が)すっかり変わってしまった。」と嘆く人は沢山いると思うが、
このドラマのように波乱万丈・紆余曲折を経て、再びお熱い新婚時代のような元サヤに戻るなんて話はめったに聞かない。
そう言う意味では、結婚を素材にしたファンタジーとも言えるかもしれない。